台湾からの視察団最終日
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台湾花宅集落古厝保存協会・古都保存再生文教基金会の視察団の一行最終日の日程は、
午前9時からまちなみ館にて、
NPOたきどぅん事務局長・阿佐伊孫良氏の講和。
タイトルは「集落景観の保存における行政・公民館の役割」。
4日間、花宅のみなさんの研修を通じて、
わたしたちも竹富島を見直すよい機会となりました。
ありがとうございました。
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台湾からの視察団
今日から4日間、
台湾火宅集落古厝保存協会・古都保存再生文教基金会の視察団の一行
14名が来島し、竹富島を視察します。
桟橋で「トンチャーマ」でにぎやかに迎え、一行をゆがふ館へ案内。
ゆがふ館では、NPOたきどぅん事務局長・阿佐伊孫良氏が
NPOの設立の経緯や活動の概略をお話しました。
視察の日程は、竹富島のまちなみをはじめ、蒐集館や民芸館、
改修中の家屋の見学や座談会などなど、
もりだくさんの内容です。
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第15回島立て学校
平成18年度に文化庁の「文化ボランティア推進モデル事業」として、
NPOたきどぅんが助成を受けて開講した「島立て学校」。
今回の島立て学校は、その成果物である『竹富島のてびき』を手にとり、
昨年度を振り返り、今後のあり方をさぐっていこうというのが目的です。
竹富島の文化遺産の発するメッセージを正しく伝える技術をインタープリテーションとし、それを学ぶ講座を「島立て学校」と銘打って、計14回開催しました。
1回ごとの充実した内容から、島の良さをさまざまな角度から学んだこと
をみんなで確認しました。
『竹富島のてびき』が今後、竹富島のインタープリターをめざす人、
観光業に従事する人の、よき参考書として活用していただければ幸いです。
また、島立て学校は、今年度もひきつづき継続いきますので、
ひきつづき、大勢の方の参加をお待ちしております。
“最多出席者表彰!準皆勤賞”
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NPOたきどぅん第6回通常総会
毎年行われる通常総会。
平成18年度におけるNPOたきどぅんの1年の締めくくりと、
平成19年度に向けて、気持ち新たにスタートする時でもあります。
今年は、5月27日にゆがふ館での開催。
総会では、平成18年度に行なった活動と決算の報告をし、
平成19年度の議案事項に対して決議を行ないました。
昨年度は助成事業を活発に行い、
「島立て学校」の開講(インタープリター養成講座)、
『竹富島古謡集』や絵本『テードゥン昔ムヌンガタイ』を発行しました。
さらに駐輪場の設置、交通システムの実験など島内において幅広い活動を行なってきました。
今年度の活動内容としては、
●交通システムの更なる実験、テストを行なう。
●現在ご好評いただいている「素足で感じる竹富島」ツアーの新ルートの開発
●史跡の環境整備(アーラカーの再活用)
●インタープリターの養成
などが挙げられます。
また、島内での祭事行事に積極的に参加し、竹富公民館と連携して
活動を行なっていきます。
総会が閉会した後は、理事と職員との懇親会を開きました。
平成18年度の反省と、平成19年度の活動について話合い、
今年度の活動に向けて親睦を深めました。
今年度もよろしくお願い致します!
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“平成19年度春の清掃検査”に向けて!
5月18日の“平成19年度春の清掃検査”にむけて、
島ではいつも以上、清掃に力が入ります、
そして、NPOたきどぅんも、“春の清掃検査”にむけ、理事を始めとする会員に呼びかけて、
かりゆし館周辺の草取り・植栽の剪定作業を行いました。
NPOたきどぅんの理事をはじめ会員の方々のご協力により、
元気いっぱいにのびている雑草とりや植栽の剪定、
また、落ち葉の掃き出しを行い、すっきりと、とてもきれいになりました。
みなさま、お忙しい中ご協力いただきありがとうございました!
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「観光ルネサンス助成事業」成果発表会
17年度に、国交省の助成を受けて行なった「観光ルネサンス助成事業」。
この度、成果発表会として、3月27日に、東京は三田共用会議所の講堂において、
300人ほどを集めて開催されました。
私たちは全国から選ばれた14地域のうちの一つ。
発表者は、商工会や観光協会などを主体とした団体がほとんどで、
公共の予算を持たない地域のNPOとして、今回のこの大事業を成し得たということは、
ほんとうに素晴らしいことだったということを会場で実感しました。
旧与那国家住宅の修復とその周辺に整備事業を行なうことができたということは、
これまで、長い時間をかけたNPOたきどぅんの理事を始めとする島の人々の協力と
地道な活動や公民館の島内での取り組みに対して、竹富町役場と住民が一体となった官民協働を実現したとして、審査員の方からも評価の言葉をいただきました。
そして、あらためて石積み作業等に参加していただいた皆様、
ありがとうございました。
これからも竹富島が竹富島であり続けることができるよう、
永続的に維持されるような方策を模索し実施していこうと思います。
今後ともよろしくお願いします。
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特定非営利活動法人 市民活動情報センターとの交流会
3月19日(月)に内盛荘にて特定非営利活動法人代表理事 今瀬政司様と交流会を行い、親睦を深めました。
今瀬さんはりそな銀行シンクタンクを勤める傍ら、NPOを支援する活動を行い、2003年にはりそな銀行を辞し、自らが代表理事を務める特定非営利活動法人市民活動情報センターを立ち上げ、NPOと行政の橋渡し的な役割を務められています。
全国のNPOの現況を俯瞰すると、行政の事業制限による行動範囲の縮小、こうした中での予算確保の難しさを憂いており、今後は、制限範囲が国の事業のみならず、県、区市町村単位で厳しくなると予測されていました。
竹富島のNPO(NPOたきどぅん)の活動においては、“竹富ブランド”に一層の磨きをかけ、観光事業だけにとどまらず、新たな産業の育成に乗り出す必要性を説かれていました。例えば、“竹富島~”や“たきどぅん”といった言葉の登録商標化。島内でしか購入できない商品の多種多様化。観光事業とリンクし、島が主体となるプログラムの開発。(粟、黍などの栽培やテリハボク等樹木の植樹を観光客に案内し共に行う事業。)竹富小中学校の素晴らしさをHP等で紹介し、子供たちの受入態勢をさらに促進させ、島外に離れた島出身者の家族を呼び戻せる環境づくりを行うなどを提言されていました。
竹富島は、町並みや御嶽などの文化遺産、カイジ浜、コンドイ浜などの自然遺産、これら祖先から受け継いだ様々な遺産を管理するために国や自治体から資金を受けています。
さらに古くから互助制度(うつぐみ)よるボランティア精神の醸造という点においては、これらが大問題となっている本土とは異なり、現時点では障害とはなってはいません。ただし、
�他者依存による「観光」という産業。
�国、県並びに町からの事業支援がいつまで続くか分からない。
�住民の高齢化。
といった今後起こりうるこれらの問題が、島民の生活を圧迫してしまうということが十分に考えられます。
今回の交流会においては、NPOたきどぅんの理念を再認識し、さらに竹富公民館はじめ島の方々との結束を深め、島をさらに豊かにし、苦しいながらも島を守り盛り立ててきた祖先に対し伝統や文化を守り続ける制度を確実なものとしたいと改めて思いました。
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交通システム実験
2007年2月24日 晴天 バス実験&お散歩日和
フィリップモリスジャパンの助成により、竹富島「どぅゆくい観光」の推進をすすめていますが、いよいよその核心である、バスの交通システム実験を行いました。
以前行ったプロジェクト会議での話し合いに基づき、
ターゲットを観光客のみに絞り、既にあるがんじゅ道沿いの番号札をバス停として周回バス運行を行いました。
今回がもちろん初めての試み。
特に今回は実験性が高かったので、より多くのお客様の反応を知りたかったため料金はフリー。
船の出発からきっかり15分後の出発とあって、かりゆし館での趣旨説明の時間もばっちり取れて、多くの迷えるお客様に参加頂くことができました。
この実験のアンケート結果やスタッフの意見などを元に、またバス実験を行う予定です。
今度の問題は、「住民の足としてのバスをどうするか。」に焦点が当たりそうです。
難問は山積みですが、成功と言っていい今回の実験を足がかりに、挑戦し続けます!!
↑運転手のあつしさん
↑かりゆし館での案内は丁寧に!
↑いつもの案内板にバスポスター
↑どこに行こうかなあ
↑降りてもきもちいい~
↑港からのお客さんだけじゃなかったんです!
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フィリップモリス・プロジェクト会議
フィリップモリスジャパンから助成をいただきながら行っている、
文化遺産を管理、活用した観光スタイルの確立の中で、
今期最大の課題なのが、交通システムの実験です。
それをいざ実行に移すべく、2月13日にプロジェクトチームで具体的な話合いを行いました。
町並みの保護、住民の利便性、観光客への配慮、現状での実現性などを兼ね備えた案がなかなか浮かばず、皆一様に、うんうんと唸り、あーでもないこーでもないと頭をひねりながら、考えました。以下が決定内容です。
・従来の集落・ビーチ行きバスはそのままに、もう一台実験用バスを使用する。
・港からの出発時間は、しっかり決める。
・停車ポイントを決める。(バス停)
・集落へは入らず、がんじゅ道を使う。
・港←→がんじゅ道を30分で一周する。
具体的な日付はまだ決定しておりませんが、今月中に実行する予定です。
また近々報告いたします。
この実験の結果を踏まえて、フリー客の増える夏にもまた実験を行います。
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