交通システム実験
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2007年2月24日 晴天 バス実験&お散歩日和
フィリップモリスジャパンの助成により、竹富島「どぅゆくい観光」の推進をすすめていますが、いよいよその核心である、バスの交通システム実験を行いました。
以前行ったプロジェクト会議での話し合いに基づき、
ターゲットを観光客のみに絞り、既にあるがんじゅ道沿いの番号札をバス停として周回バス運行を行いました。
今回がもちろん初めての試み。
特に今回は実験性が高かったので、より多くのお客様の反応を知りたかったため料金はフリー。
船の出発からきっかり15分後の出発とあって、かりゆし館での趣旨説明の時間もばっちり取れて、多くの迷えるお客様に参加頂くことができました。
この実験のアンケート結果やスタッフの意見などを元に、またバス実験を行う予定です。
今度の問題は、「住民の足としてのバスをどうするか。」に焦点が当たりそうです。
難問は山積みですが、成功と言っていい今回の実験を足がかりに、挑戦し続けます!!
↑運転手のあつしさん
↑かりゆし館での案内は丁寧に!
↑いつもの案内板にバスポスター
↑どこに行こうかなあ
↑降りてもきもちいい~
↑港からのお客さんだけじゃなかったんです!
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フィリップモリス・プロジェクト会議
フィリップモリスジャパンから助成をいただきながら行っている、
文化遺産を管理、活用した観光スタイルの確立の中で、
今期最大の課題なのが、交通システムの実験です。
それをいざ実行に移すべく、2月13日にプロジェクトチームで具体的な話合いを行いました。
町並みの保護、住民の利便性、観光客への配慮、現状での実現性などを兼ね備えた案がなかなか浮かばず、皆一様に、うんうんと唸り、あーでもないこーでもないと頭をひねりながら、考えました。以下が決定内容です。
・従来の集落・ビーチ行きバスはそのままに、もう一台実験用バスを使用する。
・港からの出発時間は、しっかり決める。
・停車ポイントを決める。(バス停)
・集落へは入らず、がんじゅ道を使う。
・港←→がんじゅ道を30分で一周する。
具体的な日付はまだ決定しておりませんが、今月中に実行する予定です。
また近々報告いたします。
この実験の結果を踏まえて、フリー客の増える夏にもまた実験を行います。
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島立て学校・課外授業「グック積み」
去年、旧与那国家の整備と共に建設した公衆トイレ。
その石積み(グック積み)を行っていますが、この機会を利用して島立て学校、グック積みの課外講座を設けました。
竹富島の石垣(グック)は、野面積みという手法でおこなわれます。
これは、石の本来の形を生かしてそのでこぼこを上手く組み合わせていくものです。
形が良くても悪くても、小さくても大きくても、
ひとつひとつの石にはそれぞれの役割があります。
グック積みには、石の役割を見極める力が必要なのです。
その見極めは、経験がものをいう一種の職人技。
頭で分かっていても、実際やってみないとわからないものです。
ということで、グック積みの未来を担う、若人のみなさんを集めてLet's…
みちくさをくうかい
2月7日、晴天。23℃の小春日和。
この日、竹富一の人気ガイド、まっちゃんおばあを講師に迎えて、小学校1年生4名が「みちくさをくうかい」と題した授業を受けました。
道ばたに生えている草はほとんど薬草だと言われるとおり、まっちゃんおばあの手にかかれば、ただの雑草だと思っていた草が薬草に変身!
気づくと服についている嫌~なムチャラー(シロバナセンダンソウ)やアキノノゲシもおいしい和え物に。
ゆがふ館にも生えているオオタニワタリや、島胡椒で有名なピーヤシの葉っぱ、ウイキョウは揚げ物に早変わりしました。
これらの薬草は、ンブフル丘周辺などから採取。
皆さんも竹富島に来たら、是非薬草さがしにチャレンジを!
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