今年もデイゴが咲きますように!!!

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 昨年、竹富島のデイゴは竹富の人や竹富島を愛する方々のおかげで、 デイゴヒメコバチの被害をどうにか抑制し、 真っ赤な花を咲かせることができました。 あんなに真っ赤に咲いた花を見たのは 何年ぶりだったでしょうか・・・。 さて、今年もまた開花の季節が近づいてきました。 残念なことに昨年の開花は薬の力を借りての開花にすぎません。 ヒメコバチを完全に撃退することは難しいでしょう。 竹富島では、今後薬剤の注入継続して行い、 デイゴ自身が自分の力で花を咲かせるようになれば・・と考えます。 薬剤を購入するために、どうか力をかしてください。 募金箱はかりゆし館にはもちろん、民宿や水牛車乗り場、 食堂や、レンタサイクルショップなど、 あらゆるところに設置されています。 かりゆし館では、昨年拾ったデイゴの実で こんなものを作ってみました。 ●ブー(芋麻)と糸をよってつくった「ひも」です。  ブーは、私たちが植物の状態から原糸にしたもの。 ●赤い糸は、織物の最後にどうしても余ってしまい、  捨てられるところだったものを頂いてきたものです。  絡まった糸をひとつひとつスタッフの手でほどき、  使えるまでにしました。 ●赤い豆はデイゴの種です。 今、種を植えて幼い木を  増やしてしまうと、デイゴヒメコバチを 呼び寄せてしまうことになります。  もう少しの我慢です・・・。 50㎝ほどのこの「ひも」ですが、 紅白なのでお祝いなどのラッピングのアクセントにしたり、 また、手や首にまいてアクセサリーとしても楽しめます。 デイゴの実も少しほどけば取り出せますので、 他にアレンジしてつかうこともできます。 ~~どうぞ お好きに使用してください~~ ☆このデイゴの実を使った商品は、一つお買い上げごとに 100円がデイゴ募金へ寄付させていただきます。 …

第118回民具づくり教室 開催

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 久々の晴れ間を利用して、前庭での開催です。今日はユッキ(ススキ)の箒を作ります。縛るところがポイント!見えにくいですが、木に紐をくくり、少しずつ前に進みながら縛ります。そして、穂先がまっすぐに並べながらくくっていきます。ここが、なかなか難しいということです。みなさん完成しました。さて、どこを掃除しましょうか。ご参加ありがとうございました。 …

インタープリター技能向上支援事業意見交換会

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タイトルを見ると一見ややこしい事業で、 ??と思わる方も居られるかと思われますが、 NPOたきどぅんでは、 環境省から助成を受け、竹富島の自然解説プログラムの 作成ならびに技能を向上させる事業を行っています。 今回は、 石垣島野底集落在住のインタープリター(自然解説員) の大堀健司さんとともに、NPOたきどぅんの理事の方々 と島の青年たちと一緒に竹富島北端のミシャシ浜から 西桟橋の海岸線を歩きながら、 竹富島の成り立ちについての意見交換会を行いました。 (ta) 四方を海に囲まれた竹富島の海岸線は、 東西南北どころか、わずか数mで表情が変わります。 顕著なのがミシャシ浜から西桟橋までの海岸線で、 それを演出しているのが、 富崎層と呼ばれるチャート石と、 “サンゴの化石”ともいえる琉球石灰岩、 そして海の生き物で構成された白い砂です。 竹富島には、 島づくりの神の伝承がのこされており、 今もなお生きつづけていますが、 実は、 伝承通りの世界がこの海岸線には残されています。 今回の意見交換会で練られたプログラムは、 2月中に島民向けに開催する「島立て学校」で 発表する予定です。 お楽しみに! …

庭の日終了

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 庭の日終了いたしたました。ありがとうございました。冬の人出はあまりないものの、場所柄かツアーのお客様にご覧いただくことができました。しかし、ツアーの来館のない時間の館内は『しーん』と音がするほど。それでも、いろいろと手仕事をしながら、人を待ちます。こういうときの作業は、ほんとうに寒候期の民具作業の一つのようで、しみじみしてしまいました。来月は沢山のご参加お待ちしております。(毎月そう願っています・・・) …

庭の日

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  第29回庭の日を開催します。島の恵みを使った民具をはじめ、焼き物や気まぐれ島野菜が出展します。手しごとワークショップは、月桃の敷物、縄の携帯入れ、シーサー作り、草玩具などです。月桃の敷物ワークショップは要予約。そのほかは随時参加可能です。 なかなか体験できないものがほとんどですので、ぜひたくさんのご参加お待ちしております。   ■庭の日 日時:1月20日(金)10時~15時 場所:ゆがふ館 前庭 *雨天決行   ■要予約ワークショップ ・月桃の敷物 午前1名 2500円 材料の準備のため1/19までにご予約ください。   ■随時ワークショップ ・シーサー作り 1000円 ・縄の携帯ケースづくり 1500円 …

第117回竹富島民具づくり教室

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本日は、 今年初めての竹富島民具づくり教室を開講しました! 本来なら1月7日に参加者で凧揚げの予定でしたが、 降雨のため延期。 今日、改めて凧揚げを企画ましたが、 またもやあいにくの天気。 結局、凧揚げは各自で行うこととし、 今後の制作活動について話し合いました。 来週(21日)は庭の日翌日の開講のため休講とし、 28日はユッキ(ススキ)を材料としたホウキづくり。 2月4日からは三たびクバ笠の制作に入ります。 (ta) …

新春プチ書き初め大会!!

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  2012年、今年も書き初め大会を開催いたしました!! 今年は、準備が遅くなってしまった為、 1月3日からの開催となってしまいました。 まごまごしている間に、お客様から嬉しい声が!! 「今年は、書き初めしないんですか?」 なんと、毎年こちらで書き初めをするのを 楽しみにしていたとのこと。 今年で3回目を数える、書き初め大会ですが こんな反応があるとは!新年早々嬉しい出来事でした。 さて。今年の書は、どうでしょうか? 「美しい海」「竹富島」「石垣島」「星の砂」と、 旅の思い出を書いてくださる方、 美味しかったのでしょう、「石垣牛」っていうのもありました。 「人に優しく」「心にゆとりを」「素直になる」「挑戦」「元気で!」 など、今年の目標がやはり多かったように思えます。 子供たちは、 「さかあがり100回」「受験勉強がんばる」「中学がんばる」など、 新しい年、また新しい学年へ向けてのがんばる気持ちを 小さな紙に思いっきり大きな字で書いていました。 また、「頑張ろうニッポン」や「生命の尊重」など 復興を願っての言葉もみられました。 新年の幕開けに、このように希望に満ちた言葉で いっぱいにしてくださった皆様に感謝いたします。 ありがとうございました。 今年も竹富島の玄関として、 スタッフ一同笑顔で皆様をお迎えできるよう、 一生懸命頑張ります!! …

平成24年 新年明けましておめでとうございます。

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新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 NPOたきどぅんは 平成14年10月25日に設立し、 今年の10月25日には満10年を迎えます。 時代は流れども、NPOの理念である 「竹富島の自然環境や文化遺産の管理保全、 研究を行うことで、文化遺産の継承やコミュニティ の発展に寄与する」の精神を忘れることなく、 「てぇどぅん・かりゆし館」と「竹富島ゆがふ館」、 さらには竹富島という素晴らしいフィールドで 活動を展開していきます。 本年も引き続き、 竹富島の手わざを継承する ・竹富島民具づくり教室の開講 ・庭の日の開催 島人ガイドの語り口を通じて竹富島を深く知る ・体験プログラム「素足で感じる竹富島」の催行 さらには、 ・島の自然環境のインタープリテーション技術の向上 ・「聞き書き」を通じて知る竹富島の生活記録の蓄積 ・坊主墓の周辺整備 等の事業を継続していきます。 今年も引き続きNPOたきどぅんの活動に、 ご支援ご賛同をよろしくお願い申し上げます。 特定非営利活動法人たきどぅん 理事長 上勢頭 保 理事ならびに職員一同 …