庭の日終了

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昨夜9時半過ぎに、庭の日{夕涼み会}を終了いたしました。 ありがとうございました。 普段は昼間に開催していますが、今回は夜。 昼間は仕事でなかなか参加できない方々にきていただきました。 楽しまれたでしょうか? 夕方から日が沈む間にワークショップを行い、癒される映像を見ました。 のんびりと時間が流れているのがわかります。 西桟橋や島内からの夕刻もいいですが、ゆがふ館で迎える夕刻もなかなかなものですよ。 お時間がある際にはご自由に前庭でおくつろぎください。 今回の庭の日も沢山のご協力、ご参加ありがとうございました。 スタッフ一同 …

本日、庭の日 {島の夕涼み} 開催します

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第11回 庭の日{島の夕涼み}を開催いたします。 今回は夜の開催です。昼間の暑さから逃れ、島の夕暮れから夜の訪れを体感してもらおうと企画しました。 昼間は人の往来が激しい港周りですが、船の最終便が出港した後の静けさと、 石垣島の街並みにぽつぽつと灯がともり始める風景、空気感は島に滞在している者にしか味わうことができません。 今回はこの雰囲気を楽しんでもらおうと、夕刻の明るいうちに島の団扇クバオウニとクロツグで作る座布団のワークショップを実施します。 スタッフも猛特訓中です! そして、自然の暗闇とともに野外上映会を行います。 上映作品は「ヒーリングアイランド 竹富島・石垣島」です。 時間があればNPOたきどぅん所蔵の映像も公開したいと考えております。 自作のクバオウニで風にあたり、青い香りのする座布団に座り、自然の暗闇で映像を鑑賞し、非日常の時間を楽しみましょう。 ぜひ、島の夕涼みへおいでください。 *ゆがふ館周りには街灯はございません。懐中電灯を持参されることをお勧めします。 ■日にち:2010年7月20日(火)  時 間:19時~21時30分  会 場:竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館   入場料:無料  *雨天決行(雨天の場合はゆがふ館内で開催します。) ■ワークショップ 各300円 各先着30名 ・クバオウニ作り ・クロツグの座布団作り ■「ヒーリングアイランド 竹富島・石垣島」の上映 ■お問い合わせ   主催:NPOたきどぅん 電話0980-85-2488 …

竹富島のデイゴを救う活動の反響

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 約1,000名の参加者で大成功を収めた 「でいごチャリティ音楽祭」から一週間が経ちます。 竹富島も落ち着きを取り戻し、ひと夏のバカンスを 過ごす大勢の観光客が訪れ、海や集落を散策しながら、 竹富島を満喫されています。   竹富島のデイゴを救おう!実行委員会の活動の反響は 徐々に広がり、八重山毎日新聞社、八重山日報社の 地域紙は勿論のこと、琉球新報社、朝日新聞社からも 取材に訪れています。 竹富島のデイゴを救おうと、 チャリティ音楽祭にご協力いただいた アーティストの皆さま。 一緒に楽しんで頂いた参加者のみなさま。 実行委員会の活動にご賛同いただき、 あたたかいお志をお送りいただいた多くの皆さま。 手づくりの募金箱を快くご寄贈下さった 栗原文雄、ミヤ子さま。 そして、細やかな心配りをしていただいた 大野悦子さま。 映画『星砂の島の小さな天使』の 前売り券1枚売上につき50円のご寄付を お約束していただいた 星砂の島の小さな天使制作委員うつぐみの会のみなさま。 その他マスコミ等関係者のみなさま。 そして、竹富島のデイゴを救おうとボランティアで 頑張る竹富島のみなさま。 シカイト ミーハイユー 今回は、 多くの皆さまの想いが込められた 実行委員会の活動を後押しし、元気を授けてくれる、 7月3日付朝日新聞夕刊の記事をご紹介いたします。 http://www.asahi.com/eco/TKY201007030130.html (ta) …

7/3付八重山毎日新聞

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 本日の八重山毎日新聞には、第9面の1/3を割いて、 竹富島における 竹富島のデイゴを救おう実行委員会の活動の経過、 そしていよいよ明日開催される 「でいごチャリティ音楽祭」 のご案内が掲載されています。 竹富島のデイゴを救おう実行委員会の活動に、 島内外から参加でき、さらに楽しむことができる 一大イベントです。 実行委員長を務める竹富公民館長の 上勢頭芳徳氏の活動にかける想いが伝わってきます。 (ta) デイゴを救おう 竹富島のデイゴを救おう実行委員会委員長 上勢頭芳徳  活動経過  2005年5月に八重山で始めて見つかった“デイゴヒメコバチ”は、文字通り デイゴに寄生する1ミリほどの小さな虫です。コバチの種類は本来、虫に寄生する天敵なのに、デイゴヒメコバチは植物に寄生するという珍しいタイプだそうです。沖縄に生息していなかったそんな虫がシンガポール、台湾、ハワイと次第に北上して、とうとう八重山に上陸したのが5年前ということです。  思い返せば確かに何となくおかしいな、花も小さくなってきたとは気づいていましたが、そのうちに元気になるだろうと思っているうちに、見るも無残な立ち枯れが目立つようになりました。  昨年、種子取祭のころから世持御嶽のデイゴの立ち枯れが目立つようになり、何とかしなければという気になって明けて1月16日には最初の調査を行い、123本の基礎データを作成しました。その後の調査でさらに増えて160本を確認しています。それらのデータをもとに28日に準備委員会を立ち上げました。  島をあげて取り組もうと役職員32人での構成(全人口の1割)全員が出席しました、会則、HP、シンボルマークの案が出され「卒業式、入学式には大きな枝ごと生花として飾り、子どもたちを見守った花だ」「ただ手をこまねいて座視するわけにはいかない」「県花を救おうと小さな竹富島から発信をと」と熱気あふれるものでした。  2月27日には正式に第一回の実行委員会を開催し、実行委員会メンバーの確認、会則決定、予算の承認、今後の事業計画を承認しました。空気環境、土壌環境に影響を及ぼさない樹幹注入の薬剤は開発されたようですが、いかんせん非常に高価なものなので慎重に検討しました。  5月には注入しないと効果は薄い。虫は待ってくれない。公民館基金から借用しよう。島民からの寄付、全国に募金を呼びかけよう、Tシャツなどのグッズ販売、チャリティー音楽祭を開催しようと話は進んでいきました。  議論をして、良いことだと納得して、方向性が決まれば熱意をもって進めていく。それが竹富島の誇りとする“うつぐみ”です。  その後も研究者らの支援を取り付け、3月14日には森林総合研究所の 福山研二研究コーディネーター、喜友名朝次沖縄県森林総合研究センター主任研究員の講演会を持ちました。ヒメコバチの実態、対処法について学びました。製薬会社の実証実験の約束も取り付けました。  3月17日の卒業式には、小さいけれどやっと咲いていたデイゴの花を飾って、中学校卒業生3人の門出を祝いました。来年はもっと大きな花を飾ってあげたいと誓って、デイゴの木を記念植樹しました。これがすでに青々と若葉を広げています。卒業生の成長に重ね合わせて見ています。  竹富ぶなる会は、5月29日の小中学校運動会で、デイゴTシャツを着け手づくりのデイゴ造花を持って、創作歌詞の「あかゆらぬ花」を全員で踊り、終了後に記念植樹しました。  6月20日には竹富町史編集室の飯田泰彦氏が「文献から見た竹富島のデイゴ」について講話をしてもらいました。その中でお年寄りからも、元あった巨木を再現することなどが提案されました。  募金活動  4月13日の公民館議会で、薬剤購入費用として基金より210万円の立て替えが承認されました。活動のめどはつきました。募金活動にもいっそう力が入ります。公民館からは30万円拠出しましたし、老人会と青年会はさっそくそれぞれ10万円ずつの寄付がありました。  25日の沖縄竹富郷友会の運動会に公民館長として参加し交流を深め、募金のお願い、Tシャツ購入にも多くの協力がありました。5月5日には東京竹富郷友会総会に出席し、館長祝辞でデイゴ救済を呼びかけました。昨今、竹富島の“うつぐみ”はうんぬんと言われたりしていますが、うつぐみの心で深紅の花を咲かせましょう、というのは多くの人々の共感を呼ぶものがあります。こちらでも多くの募金、Tシャツの購入がありました。 姉妹町・北海道斜里町からはこれまで3次にわたって、多くの寄付が寄せられています。北海道滝川市職員でFM放送にもかかわっている吉住晴美さんは、竹富のことといったら何をさておいても動いてくれます。ほかにも全国から募金箱を置いて協力したいという声が、次々に寄せられています。  救済活動  公民館からの立て替え金で薬剤を購入し、専門家の指導で4月24日、25日には実行委員会を中心にボランティア参加者も多数あって、160本のうちほとんどに薬剤注入を行いました。どうしても救済したいという熱意があるから作業の飲み込みも早く、資材のやりくりが間に合わないほどでした。それでも巨木には樹幹よりも上部の枝に注入した方が効果的だと、5・6メートルも登った木もあり、それなりの難儀がありました。なにせ美しい花を咲かせる木には、とげがあります。  八重山農林高校の生徒10人が研修を兼ねて参加してくれたことは、これから他島での救済活動に力を発揮してくれることだと思いますでだけの活動ですから、他の島でも徹底して駆除活動を行わないと、また飛来被害を受けることになります。竹富島では先がけて実行委員会を立ち上げて活動を始めたので支援もありましたし、何よりもこれが“うつぐみ”の心を回復することになるという、大方の共通認識が突き動かされているのかも知れません。  4月下旬に薬剤を注入して、効果がありました。今年は葉が青々としています。ヒメコバチ特有のこぶも少量でした。港への行き帰りにこれを見て心が和む、暇さえあればこれを見に行くという人もいます。見てあげるのも肥料と言います。デイゴにも気持ちが通じるのでしょうか。夏になってますます葉を茂らせています。歩く人は樹影を伝って歩いています。竹富島で唯一のアスファルト道路に潤いが出てきました。  6月8日には竹富港から集落への63本の植生ますの清掃を行いました。  島内放送を2回しただけで40人がざっと集まりました。みんな集まって、デイゴが元気になって良かったねと話がしたいのです。オーナー制度で木ごとに管理責任も持つことも考えられます。まさか意地悪する人はいないでしょう。  でいごチャリティ音楽祭への誘い  さてそんな風に活動の成果もあがってきています。募金もおかげさまで予想以上のペースです。だが注入も1回だけでは済みません。次回の分も積み立てておかねばなりません。県花なのだからこんなことは行政がやるべきだ、とかいう意見もありませんが、目の前の大事なものをむざむざ放置できません。なにより花を咲かせる(咲いてもらう)という楽しみがあるではないですか。心にも花が咲くでしょうから。  そこで、デイゴ救済のチャリティー音楽祭を行います。7月4日(日)です。実は昨年の種子取祭でばったり日出克に会って、「コンドイ浜でデビューコンサートやって」と話していたのがこんな形で実現しました。もちろん琉球国祭り太鼓も一緒です。  新良幸人と下地勇、やちむん、ノーズウォーターズも出演してくれます。東里明斗は日程調整できなかった「やなわらばぁ」の妹の代わりに。竹富ぶなる会は当然という顔で出演します。チャリティーなのに、やはりみんな花を咲かせることには気持ちよく賛同してくれるのですね。ありがたいことです。  竹富島の六山八山の神々の力をいただいて、音楽祭は次のように開催します。 ◆日時 7月4日(日)    …