島だて学校第9回 「種子取祭のキョンギンを楽しく鑑賞する」
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第9回になりました島立て学校。
8月17日の島立て学校のテーマは「種子取祭のキョンギンを楽しく鑑賞する」です。
竹富島出身で、沖縄国際大学教授でもある狩俣恵一先生の講座でした。
竹富島はもちろん、名護、小浜島、黒島、古見などのキョンギンの映像も織り交ぜ、比較しながら鑑賞しました。
てーどぅんむにで演じられる狂言は、今や継承が容易ではありません。
普段の言葉はほとんど標準語、聞き取りはなんとかできても話すことはできない若い世代が多くなっています。
しかしそれも、時代が流れるごとく当たり前で仕方の無いことです。
それよりも大切なことは、キョンギンの根底にある精神性の継承なのです。
自らの状況に置き換えながら、心をこめて演じることが人の胸を打つのではないでしょうか。
うわべだけではない、「うつぐみの心」で演じられたキョンギンこそ、伝統文化という名にふさわしいのです。
そして…
真の伝統が生きているところにはとても人間らしく美しい「心」も生きているのです。
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新商品ぞくぞく
NPOたきどぅんでは、竹富島オリジナルの商品開発にも力を入れています。
通信販売のページでも紹介している竹富島文庫やCDの他、てぇどぅんかりゆし館内の売店では赤瓦やシーサーのミニチュアやミンサー柄の携帯ストラップ、サバニ型の星砂付きお香立て、オリジナルラベルのぐし(泡盛)、竹富島醤油、古民家の木片で作った来島記念、マップなど、竹富島の特徴を生かした商品を日夜考えているのです。
最近の新商品は、島のおじい手作りの月桃の敷物と魚や水牛、アカショウビンなどのガラスの置物、ゆがふ館のシアター内で展示している金斗鉉さんのポストカードです。
↑「サミぬムッショー」(月桃の敷物という意味)
↑金さんのポストカード
今後発売に向けて企画中なのは、ガイドブック、Tシャツ、エコバックなどなど。
ガイドブックは島内でつくるということで、他にはないコンテンツをもりこめたら…と一生懸命頭をひねっています。
エコバックにおいては、行く先々のお買い物でたまるビニール袋の無駄を省き、島内のお買い物品を入れられて、しかもスタンプラリーのように楽しめるものを模索中です。
今後力を入れたいのは、やっぱり島内の手作り商品です。
おじいやおばあがのんびり作るカゴバックや布製品、民芸品、おやつなど、昔から作られて親しまれてきたモノたちが復活できたらいいなあ~と思います。
↑クバオウニとサミのアンツク…
井戸めぐり
8月11日は、NPOたきどぅんが竹富島ビジターセンター運営協議会との共催で行う自然観察会「竹富島の井戸めぐり」が行われました。
島内の54個もあるといわれる井戸のうち、代表的な17カ所を1日かけてめぐりました。
小さな竹富島にこれだけの井戸があるということ、それでも海底送水が始まるまでは大変な水の苦労があったこと、そして遠い昔には祖先が井戸のそばで集落を形成してきた歴史の変遷がありました。井戸をひとつひとつ巡りながら、島の起源、昔の生活、水のありがたみを噛みしめた学習会となりました。
【詳しい学習会の様子はゆがふ館HPをご覧ください】
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ショーロ
8月6、7、8日はショーロが行われました。
ショーロとはお盆のこと。本土より一足早く、旧暦で行われます。
クバ笠と手ぬぐいで顔を隠したアンガマ姿で、盆踊りの原型ともいわれる念仏踊りを踊って祖先の霊を供養します。
詳しくは、ゆがふ館HPをご覧ください。
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