デイゴ再生への願い(5/28付八重山毎日新聞)
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竹富島のデイゴを救おう実行員会の活動も、
繁茂する葉の姿を見ると成果が着実に現れています。
今後も継続して事業を進め、
7月4日には「でいごチャリティ音楽祭」の開催、
来年1月には2度目の樹幹注入を計画しています。
こうしたなか、5月28日付八重山毎日新聞には、
デイゴ再生に関する記事が多く見られました。
石垣島でのNPO花と緑の石垣島(前津栄信会長)
を中心としたデイゴ再生活動の記事や竹富ぶなる会(婦人会)
のデイゴ再生に向けたバックアップ活動など、
八重山におけるデイゴを守る意識の高さがうかがえます。
その中で、コラム「不連続線」には、竹富島民の
デイゴに対する想いが掲載されています。
竹富島のひとりひとりの想いがひとつになった時、
私たちの努力が実を結ぶに違いありません。
また、竹富島はこうしたひとりひとりの想いが、
島を支え続けているのです。
(ta)
石垣島や竹富島で始まったNPOや住民による
デイゴのヒメコバチ対策が徐々に功を奏しつつある。
その先駆けとなった竹富島では、今年1月に発足した
デイゴを救おう実行委員会が目に見える成果を上げているという。
実行委員長を務める公民館長の上勢頭芳徳さんによると、
島内にある123本のデイゴのうち、実証実験として枝をカットし、
樹幹に薬剤注入した5本のデイゴが青葉を茂らせ、木陰ができる
くらい回復状態にあるらしい。
害虫駆除の薬剤にかかる資金は全国へ募金を呼びかけているが、
それを待っていると手遅れになる。このため、公民館基金から
210万円を立て替えてもらい、防除活動を開始したという。
デイゴの被害対策に公民館予算から捻出するのはなかなかできないが、
デイゴ復活にかける住民の思いがそれだけ大きいという証左だろう。
資金確保へのアイディアがまた面白い。デイゴの花をプリントした
Tシャツ販売もその一つ。あすの竹富小中学校の運動会では、
婦人部がTシャツを着け、デイゴの造花を持って踊り、デイゴ再生を
アピールするという。
7月には島出身のミュージシャン・日出克らがチャリティコンサート
を開く。「来年の卒業式ではデイゴの花を飾ってあげたい」という
実行委の願いは、きっと叶うかもしれない。(南風原英和)
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NPOたきどぅん第9回通常総会
昨晩は、竹富島まちなみ館において、
特定非営利活動法人たきどぅん第9回通常総会
を開催しました。
出席者は例年に比べ少なかったものの、
今年度のNPOたきどぅんの活動を、
委任を含め41名で協議しました。
景気の落ち込みにより八重山地方の入域観光客数も
減少し、経済的に見ると苦しい昨年度でした。
しかし、
●トヨタ環境助成プログラム「竹富島の生活環境」
●コンドイ浜緑地帯の整備事業
●竹富島を素材とした商品開発
●竹富島民具づくり教室で制作した民具類や島人のてしごとの品を、
毎月開催する庭の日で紹介
など、
ソフト・ハード両面において、
竹富島の遺産をバックアップ出来たのではないかと
思います。
今年度は、
●竹富島の素材を活かした商品の開発や企画
●竹富島で育った商品のPR
●竹富島のデイゴを救おう実行委員会の活動のバックアップ
●こぼし文庫を運営する竹富小中学校PTAのサポート
などに取り組んで行きます。
今年度も竹富島ならびにNPOたきどぅんの活動を
お見守りくださるよう、よろしくお願い申し上げます。
(ta)
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庭の日 おはなし会終了しました
本日、30℃の気温の中の庭の日開催でした。
出展者は、少なかったのですが、それでも久々の前庭での開催。
「気持ちいいね」との声を聞けてよかったです。
そして、ワークショップもお二人が月桃のムショーとサミのペットボトル入れを作成。
講師も驚くほどの手の器用さだったようです。
そして、おはなし会。
JTAから3名が足を運んでいただき、手作りの実験道具をご用意してくださいました。
「子供たちに聞かせてあげたかった」という声と、「おもしろいねぇ」という声をいただきました。またJTAの方たちからも「たのしかった」とおっしゃっていました。
今日は、晴天の一日でしたが暑さにも負けず、夕刻まで庭の日を開催できたことに感謝いたします。
出展、ご来館の皆様に感謝いたします。
ありがとうございました。
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庭の日 そして おはなし会 開催します!
第9回 庭の日 竹富島の手わざ、手づくりの庭とおはなし会を開催いたします。
■日にち:2010年5月20日(木)
時 間:10時~16時
会 場:竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館
入場料:無料
*雨天決行(雨天の場合はゆがふ館内で開催します。)
島内でつくられた暮らしの道具や布小物、島野菜など島の恵みが並びます。
そして、ワークショップも是非、楽しんでいただきたいと思います。
ワークショップの内容を一部ご紹介します。
『月桃の円座(鍋敷きタイプ)』講師は富本ヒデさん。
大変丁寧な教え方で、必ず完成して欲しいと付きっきりで教えてくださいます。仕上がりは月桃の香り高い一品に満足いくはずです。
『月桃のムッショー(敷物)』講師は富本衛さん。
民具職人のプロです。ムッショー造りの道具もご用意しております。これからの時期、月桃の香り高いマイ敷物で暑い夏を乗り越えてください。
『ペットボトル・携帯電話入れ』講師は松竹昇助さん。
昔ながらの民具づくりを行う方ですが、現在の生活の中で取り入れられる民具を作り出す発想はピカイチです。
この他にも昔ながらの草玩具なども出展します。
人数は限られますが、その分完成度の高い一品を目指すことができます。
ぜひ、楽しみながら真剣になる一時を過ごしてみませんか。
なお、予約が必要なワークショップがございますので、期日までにご連絡ください。
今回の「おはなし会」は、飛行機についてのお話しです。
現在お子様や、かつてお子様だった大人の方も一度は疑問に思われたことがあるかもしれません。
『飛行機はどーして飛ぶの?』『どーして鉄の塊が空に浮くの?』
この疑問を解決したいと思います!
大人になっても知らないことは沢山あるのです。何気ない素朴な疑問をこの機会に解決しませんか。
この日は、日本トランスオーシャン航空さんのご協力をいただき、実際に飛行機を飛ばしている整備士の方をお迎えします。
ざっくばらんに胡坐をかきながらフムフムしましょう。
竹富島ゆがふ館前庭でお待ちしております。
■要予約ワークショップ(有料)
・サミのムショー(月桃の敷物)午前1名・午後1名
・月桃の円座(鍋敷きタイプ)午前1名
・ペットボトル・携帯電話入れ 午前1名・午後1名
詳細・ご予約は5/19(水)までにお電話ください。
■おはなし会「飛行機はなぜ?どーやって飛ぶの?」
話し手:島仲武氏(JTA石垣空港所副整備長)
会 場:竹富島ビジターセンター竹富島ゆがふ館
時 間:11時~12時
入場料:無料
■お問い合わせ
主催:NPOたきどぅん 電話0980-85-2488
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世持御嶽の清掃
NPOたきどぅんでは、
5月10日に竹富公民館が実施する春期清掃検査を前に、
大勢の方が訪れる世持御嶽の清掃を実施しました。
ゴールデンウィークが終わった現在の竹富島では、
自宅は勿論のこと、いたるところで清掃作業を行う
島人の姿が見られます。
竹富島が美しいのは、島人の常日頃清掃を行う努力と、
春と秋に行われる清掃検査のお陰でもあります。
(ta)
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