庭の日
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3月20日 庭の日開催いたしました。今回はお天気もよく、心地良い風がふいていたので、久しぶりに前庭での開催です。久々おはなし会は「ユヌクムチ」づくり。石臼も登場しました!詳細はこちら。
ワークショップは、ご予約の電話を早めにいただきやる気満々でのご参加。和気あいあいと手を動かしていました。今月のお話会は「石臼を挽いてユヌクムチづくり」。講師に内盛スミばあちゃんをお呼びして行いました。このユヌクムチづくりは石臼を挽くことが最大の目的。石臼を見たことも触ったこともない子供たちから、昔を懐かしんで来られた方まで、大勢参加していただきました。もち米を石臼でごろごろまわして挽くと、周りから少しずつ粉になって出てきます。ぜひ子供たちに体験してほしいと一人ずつまわしてもらいました。「重いな~」とか「こんなに細かくなるんだ」などなど、感想はさまざま。粉をふるいにかけ、残った大きい粒はまた石臼にかけ、粉にしていく。この作業を何度も繰り返し、行っていきます。昔はてんぷらをするのにも、豆腐をつくるにもまず石臼を挽いてから。なんでもコンビニやスーパーで買ってこられる現代からは想像もつかない手間と苦労です。石臼を挽きながら、さまざまな思い出が頭をよぎるらしく、三月サニチのごちそうが本当に美味しかったということや、夜中まで、石臼をまわしてお祝いの準備をした話などさまざまな話をしてくださいました。出来上がったユヌクモチはこちら。今回、玄米を用意できませんでしたので、白米でつくりましたが、玄米だともっと香ばしく、もっと美味しいとのこと!みんなで少しずつ分けてたべました!!一人の子は「もったいない」と言って小さく小さくちぎってたべていました。苦労して作った食べものを「もったいない」と思える良い機会だったのかもしれませんね。
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第21回 島立て学校 (昼の部編)
昨日は、約2年半ぶりの「島立て学校」を開校いたしました!「島立て学校」とは、竹富島のインタープリター(解説員)を養成する講座で、今回で21回を数えます。実は、竹富島には沢山のインタープリターがいます。それは、大勢のおじぃやおばぁ。みなさんは、竹富島の生活で育まれた“ずんぶん”(智恵)をお持ちです。こうした島の大先輩方に少しでも近づけるように、「竹富島」を学んでいきます。(ta)
今回の島立て学校は2部に分けて、
竹富島の自然環境と潮間帯の生き物を学んでいきます。
講師には、
石垣島で環境教育を中心に活躍している
エコツアーふくみみ代表 大堀健司さんと、
同じく石垣島で環境調査や保全活動を行う
㈲海游代表 吉田稔さん
をお招きしています。
昼の部にご参加いただいたメンバーは4名。
全員島民とあり、和やかな雰囲気でスタートです。
11時31分に干潮を迎える海岸線をじっくりと歩いてみると、不思議な生き物がいっぱいです。カメノテ(食べられます)
イソアワモチ(食べられます)
吉田さんが怪しい液体が入った漂着物を発見!臭いを嗅ぎます。
フサキ層と呼ばれる古生層と琉球石灰岩との分かれ目を解説する大堀さん
クヤマの浜に到着したのが12時30分。ここでタイムアップ!じっくりと海岸線を観察することができました。
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第21回島立て学校「神々の足あとを探る」のお知らせ
今回の「島立て学校」は特別編として、西表石垣国立公園パーク
ボランティアの吉田稔氏と大堀健司氏をお招きし、竹富島で伝承されている「島づくりの神の話」をベースに竹富島の自然環境を学んでいきます。講座は昼と夜の2部構成とし島外からの参加者も募ります。ぜひともご参加いただき、竹富島の深淵なる世界に触れていただきたいと存じます。
① 昼の部 (要予約・先着15名)
● 日 時 平成24年3月19日(月) 午前10時30分~午後12時30分
● 場 所 竹富島ゆがふ館に午前10時20分までに集合
(石垣島10時発の定期便にご乗船ください)
● 散策先 竹富島ゆがふ館から北西部の海岸線を散策し、 西桟橋で終了します。
● 特 記 マリンブーツを貸し出しますので、 予約時に足のサイズをお知らせください
● 持ち物 飲み物、筆記具、タオル、帽子、レインコートなど、野外活動に適した服装でご参加ください。
● その他 悪天候時は中止とし、午前7時の天候で判断し、8時までに参加者にご連絡いたします。
② 夜の部 (自由に参加できます)
● 日 時 平成24年3月19日(月) 午後7時30分~午後9時頃
● 場 所 竹富島まちなみ館
● 内 容 島の伝承と自然環境の結びつきに触れてみましょう。
● その他 屋内につき悪天候時でも開催します。
● 料 金 ①②いずれも参加料無料
● 講 師 吉田稔氏、大堀健司氏(西表石垣国立公園パークボランティア)
● 連絡先 特定非営利活動法人たきどぅん☎85-2488 (竹富島ゆがふ館気付)
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八重山の自然と暮らしの合同写真・ポスター展参加団体懇親会
石垣島サンゴウィークは10日で閉幕しましたが、
八重山の自然保護活動団体ならびに個人による、
「八重山の自然と暮らしの合同写真・ポスター展」は、
WWFジャパン サンゴ礁保護研究センター
「しらほサンゴ村」にて引き続き開催しております。
こうしたなか、八重山の自然と暮らしの合同写真・ポスター展実行委員会の発起人である12団体および1個人の参加者のうち、7団体と1個人が集い、
今後のポスター展の各島への巡回方法や協同活動について協議をしました。
八重山には豊かな自然と多様な生態系を見ることができますが、
それぞれの島で、
独特の自然環境を保全する活動が行われています。
・日本最大の蛾で国の天然記念物である「ヨナグニサン」を紹介する与那国島からは
アヤミハビル館さま
・産卵のためウミガメが訪れる黒島からは
日本ウミガメ研究会附属黒島研究所さま
八重山の主島である石垣島からは、
・ラムサール条約登録地の名蔵アンパルの保護活動 を中心に活動する
アンパルの自然を守る会さま
・白保の海における自然・文化遺産の継承活動を行う白保魚湧く海保全協議会さま
・石西礁湖サンゴ礁の保全活動を推進する
石西礁湖サンゴ礁基金さま
・海と農業との繋がり通じて自然環境の保全を行う美ら島農業推進協議会さま
・日本トンボ学会会員で、八重山のトンボの調査を行う
渡辺賢一さま
白保のアオサンゴの保全を中心にサンゴ礁の研究や保護活動を行う
・WWFしらほサンゴ村さま
残念ながら、
小浜島のNPO細崎まーる新鮮隊さま、
西表島のNPO西表島エコツーリズム協会さま
石垣島の石垣島沿岸安全レジャー協議会さま
石垣島の辻環境文化研究所さまは所用のためご出席できませんでしたが、
19時からの懇親会も兼ねた協議は、和やかな雰囲気で時には熱く語り合い、
気が付いたら23時頃になっていたというほどの盛り上がりでした。ところ変われど、悩みや喜びはどの地域でも同じ。各々の活動を支えているのは、活動に携わる人々の心意気と、活動をあたたく見守りながら、時には大きな力を与えてくれる地域の人々であると、つくづく実感しました。八重山では、「活動」と「地域」の両輪の軸がしっかりとかみ合っています。今回の懇親会がきっかけで「活動」の小さな輪が広がり、さらなる大きな活動ができたらいいな・・。と考えました。シカイト ミーハイユー(ta)
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3月20日 庭の日予告
第31回庭の日を開催します。島の恵みを使った民具をはじめ、気まぐれ島野菜、気まぐれ島の海産物が出展します。手しごとワークショップは…・縄の携帯ケース、ペットボトル入れ・月桃の敷物、鍋敷・小皿の線彫り体験、シーサー作り・草玩具・ミニ箒づくり
おはなし会は、ユヌクムチ(ゆぬく餅)作りワークショップです。黒糖を使った昔ながらのお菓子を作ります。今回はもち米を石臼で挽いて材料から手作りします。
子供から大人まで楽しめますので、ぜひご参加お待ちしております。
■庭の日
日時:3月20日(祝)10時~15時
場所:ゆがふ館 前庭 *雨天決行
■要予約ワークショップ
・月桃の敷物 午前1名 2500円
・月桃の鍋敷 午前1名 1500円
材料の準備のため3/19までにご予約ください。
■随時ワークショップ
・縄の携帯ケースづくり 1500円 …
八重山の自然と暮らしの合同写真・ポスター展
3月5日はサン・ゴの日・・・珊瑚の日!ということで、石垣島では3月3日からサンゴウィークが始まりました。今年は石垣島サンゴウィーク企画展でNPOたきどぅんも参加します。“八重山の自然と暮らしの合同写真・ポスター展”WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」にて竹富島の自然を紹介させていただきます。第一期は3/3~4/1まで開催です。またサンゴウィーク期間中、石垣島全島でさまざまな企画が開催されています。企画を通して八重山の自然の豊かさと保全を呼びかけます。この機会に、あたりまえにある自然の偉大さに触れてみませんか?ぜひ、ご参加お待ちしております。石垣島サンゴウィークHPhttp://sango-ishigaki.jp/WWFサンゴ礁保護研究センターしらほサンゴ村HPhttp://www.wwf.or.jp/shiraho/
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