第205回竹富島民具づくり教室

島最大の祭、種子取祭も盛大に執り行われた竹富島。 2週間お休みさせていただきましたが、 昨日から民具づくり教室は開講しています。 今回は新たなプログラムとして道具作りにチャレンジです。 作るのは「木槌」。 サミなどの材料を叩くためには必須のアイテム。 キャーギ(イヌマキ)やヤラボ(テリハボク)など、 硬い木が上等なのですがなかなか調達できませんので、 今回は使われなくなった街路樹の支柱で作りました。         掴みやすいように、取っ手を削っていきます。           次の教室(12月2日)からは、カヤを使った小物入れの制作です。 まずは、 島内に自生するカヤ探しから始まります。 (ta)…

平成26年度種子取祭奉納芸能

11月9日のトゥルッキの儀式より始まった今年の種子取祭。 奉納芸能が行われた2日間(15・16日)が土日に重なったため、 例年以上の来島者が世持御嶽に足を運び、 島民をはじめ島出身者が奉納する庭の芸能・舞台の芸能を楽しんでいました。 …

お知らせ

11/15、11/16の二日間 種子取祭のため、かりゆ…

種子取祭@2014

平成26年度 竹富島 種子取祭の日程について まずは、種子取祭は奉納芸能の二日間だけではありません。 農耕の祭りであるため、種子を神様からいただくことから始まります。 そこから見ていくと種子取祭の本来の意味がわかります。 ・ユーンカイ (世迎い) 09月01日 (旧暦8月8日) 竹富島にニライカナイの国から神々によって、種もみがもたらされる神事が行われる。 ・シチマツリ (節祭)   09月25日 (つちのと ゐ) 古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、 作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。 古来より節祭から49日目の「つちのえね」の日を祭日とするし種子取祭に入るとされている。 本年は、11月13日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。 それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。 1. 種子取祭初日    11月9日 (きのえ…

第204回竹富島民具づくり教室

本日は、 毎週恒例の民具づくり教室の日。 今回も前回に引き続き 完成していない製作物を持参しての各自講習となりました。 二人の参加者はアンク(月桃のカバン)を完成させました!           昨年のタナドゥイあとからの実習ですから、足掛け一年。 もちろんその間様々な製作物を仕上げていますので、 喜びもひとしおのことと思います。 11月11日、18日はタナドゥイのためお休み。 次回の教室は11月25日からスタートします。 次は、鍛冶屋狂言のセリフにある「道具肝要」というほど 民具づくりにも欠かせない“道具”づくりです。 (ta)  …