十五夜祭

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 台風17号が去り、カラッと秋晴れの竹富島です。風は少し強いですが、暑さはなく、さわやかさ100%の天候です。さて、そんな竹富島、本日、午後4時より竹富小中学校校庭にて“十五夜祭”が行われます。十五夜祭は、旧暦8月15日にとり行われる、豊作祈願祭りであり、男の祭りです。学校の校庭に旗頭を立て、棒の演舞を行い、福の神から穀物の種子を拝受し、綱引きをします。夜は各集落で十五夜の餅やススキを供えて月見をします。お時間のある方は、ぜひ、学校へ足をお運びくださいね。 …

第134回竹富島民具づくり教室

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 台風16号の接近が危ぶまれた八重山地方。定期船は午後から運休との情報も流れましたが、本日は終日運航とのこと。八重山地方にとっては幸いなことに、針路を東に変えた台風16号の影響は少なさそうです。さて、今日は毎週土曜日恒例の民具づくり教室ですが、台風の影響もあってか、食料品の買い出しなどで参加者も少なく、小ぢんまりと開講しています。今日のプログラムは、縄を使ったペットボトル入れ。サミ(月桃)やブー(苧麻)などの天然素材ではなく、以前購入したポリロープで制作します。本来なら材料を収穫し縄を綯いて制作しますが、9月の竹富島は祭事行事が集中する大変忙しい月。ポリロープとは言えども作り方は一緒。参加者は楽しそうにペットボトル入れを制作していました。(ta) …

9月20日庭の日

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 今月の庭の日はお休みいたします。10月に向けて、準備も含め遅い夏休みです。楽しみにされていた方すみません。来月をお楽しみに!! …

第133回竹富島民具づくり教室

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祭事行事が集中する9月を迎え、慌ただしさが肌で感じられるようになった竹富島。こうしたなか、竹富島民具づくり教室はゆがふ館にて久しぶりに開講しています。残念ながら、諸行事のため参加者は5名と少数でしたが、要らない布地を持参し、布ぞうりの制作に没頭していました。以前、アダンの葉でぞうりを制作しましたが、材料の準備で難儀したため、ぞうりには“アレルギー”すら感じられる民具づくり教室のメンバーでしたが、今回は布地を材料に用いているので手間も掛らず、楽しそうに編み上げていました。(ta) …

島のお盆

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9月1日はお盆の送り日でした。ご先祖様と夕飯をともにして、アンガマを迎え、そしてご先祖様送ります。 ●お茶を4杯(無縁仏用)●お吸い物2膳●お供え●お酒●うちかび(あの世のお金)を用意して、再び晩餐をします。晩餐を終え、お別れのご挨拶をします。家族の健康や、島の行く末を見守ってくれますように。また会えるようにと・・・。その時にお線香をあげますが、こちらは必ず四角の香。島ではユイコウといいます。6本が一本になっている平たく四角いお線香。6本を二つ割って、一人が3本をあげます。これは、天と地と自分をさします。そして、さらに2枚(12本)をあげます。これは12ヶ月をさしています。そして、お供えもの、お酒、うちかびを燃やし一緒に持って帰ってもらいます。お茶は外へまいて無縁仏にも帰るように促します。門下で最後のお別れをして、集落の入口(スンマシャー)まで燃やしたものを持っていき埋めます。日が変わろうとする直前の島では、スンマシャまで祖先を送る姿を見ることができます。賑やかなお盆が終わり、“祭りのあと”を実感する瞬間です。翌日早朝は、男衆はスードーリを行います。集落内の道を履き清め、残っている無縁仏へお盆の終了を告げます。これが島のお盆です。みなさんの、お盆はどのような過ごし方をされますか?撮影協力:大山栄一・ミツ子ご夫妻ご協力ありがとうございました。 …

ショーロ(旧盆)

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8月30日~9月1日は沖縄ではショーロ(お盆)です。竹富島でもショーロ一色です。島外に出てある方も帰省され、賑やかです。夜はアンガマーが家を回ります。青年会もエイサーです。東集落はプラスして男性はシンシノボウが披露されます。今日は送りの日。短いですが、ご先祖様とのお別れです。 …