夏の竹富東港にて

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年間40万人の観光客が訪れる竹富島。   しかし、夕方になると、島はゆっくりとした時間 を取り戻します。 暑さも落ち着く18時から日没(20時頃)までは、 島の人とっては憩いの時間です。 ジョギング・サイクリング・犬の散歩・港での釣りなど。 それぞれがのんびりした時間を過ごします。 …

『八重山毎日新聞』2007.07.15 掲載記事

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『八重山毎日新聞』1面で連載中の 「八重山の針路と選択」の第46回(第3部・まちづくり5)で、 竹富島の景観形成マニュアルについて、とりあげられています。 …

台風一過

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本日は台風4号の通過中につき定期船全便が欠航です。 そのため、かりゆし館は閉館、 ゆがふ館は午前9時より様子を見ながら開館することになりました。 今後、大型で非常に強い、台風は速い速度で北上する見込み。 十分な警戒を要します。 ところで、以前から「台風」を方言で何というのだろうと 気になっていました。 竹富村事務所の明治37年の記録(「村日記」)には、 月日につづいて、干支、天気、風向き、曜日が記されています。 そのなかでも、天気と風向きについての詳細な記述が際立っていますが、 台風に相当する言葉を見つけることができませんでした。 時期的に台風に相当する記事にも、「天候風波激烈ナリ」とあるばかり。 唯一、明治39年7月25日に「晩方ヨリ益風波烈ナリテ、 殆ト大風吹起ノ模様ナリキ」とあり、 解説者は「大風」を「台風」と意訳しています。 そこで、辻弘氏の『竹富島方言集』(1991年・八島印刷)をめくって、 台風に関する方言を拾ってみました。 すると、台風を「かじふき」といい、 また台風及び低気圧のことを「かじくん」、 台風対策のことを「かじんがい」、 台風時の海鳴りを「いんない」ということがわかりました。 面白いことに、台風のときに飛ぶツバメのことを 「かじくんぬすばたらー」というそうです。 ほかにも台風に関する方言があればご教示くださいませ。 …

ミーナライ・シキナライの会

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ミーナライ(見習い)・シキナライ(聞習い)しながら、 竹富島のことを学ぶ、有志の会「ミーナライ・シキナライの会」。 毎週火曜日に開催され、今年の6月でちょうど1年。 NPOたきどぅんの職員も積極的に参加しています。 テキストは「竹富島喜宝院蒐集館文書」(『竹富町史第10巻 資料編』、以下『町史』)。 『町史』に収録されている「村日記」を、 仲間といっしょに1年かけて読破しました。 現在は「間切島会ニ関スル書類」(これも『町史』に収録)を 読んでいるところです。 これは、明治時代の竹富島にあった竹富村事務所と八重山島庁・ 間切役場との往復文書のつづりが主なるもので、 諸事全般にわたる内容は、当時の生活を伝えるうえで、 貴重な資料です。 これまで読んできた「村日記」や、当時の新聞資料などと つきあわせながらみていくと、 意外な事実が浮き上がってきたりすることもあります。 事実は小説より奇なり! 7月10日の出席者は8名。 会が始まるまでに、話がはずみ、結局 読んだのは通し番号41、42の書類のみ。 しかし、ユンタクのなかにも学ぶことが多く、 それがミーナライ・シキナライの会の醍醐味にもなっています。 みなさんのご参加もお待ちしております。 …

『八重山毎日新聞』2007.07.08 掲載記事

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毎週日曜日、『八重山毎日新聞』の第一面に連載中の 「八重山の針路と選択」は、変わりゆく八重山の自然・文化・暮らしに、 取材班がスポットをあてたもので、7月8日で45回を重ね、 現在の八重山を考えるときの話題を提供しています。 第3部の「まちづくり」に入ってからは、まちづくりの先進地として、 毎回竹富島がとりあげられ、現状と課題をレポートしています。 第45回(第3部・まちづくり(4)、7月8日掲載)には、 「家屋は『赤瓦、茶色の板壁』が基準」「保存物件の修理・復元」 「建材の確保」「職人の後継者育成」 「昔ながらの建物保存に費用や建材などで課題も」などの 見出しを拾うことができます。 …

キオビエダシャクの交尾

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キオビエダシャク チョウ目 シャクガ科 幼虫がイヌマキの葉を食べるため害虫とされています。 九州南部から台湾にかけて分布しており、成虫は花に集まり 吸蜜します。一般的には昼間に活動するそうですが、夜間の 交尾行動を撮影しました。 …

新交通システム導入に向けての交通実験 (夏季)

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今年2月に実施をした『交通システム実験』を、 竹富島交通のご協力を受け、7月10日(火)に再度行ないます。 この実験の目的は、現在利用されている巡回バスを集落内 に入れず、集落外を周回する環状線(がんじゅ道)上にて運行 することにより、集落内の白砂の道を保護し、景観を保全するものです。   現在、島内には  56台の乗用車  75台の貨物車  23台のマイクロバス (2007年5月 竹富公民館調べ) が登録されています。 自家用車は原則的に最寄りのがんじゅ道を利用するよう 取り決められていますが、観光バス並びに巡回バスおいては 取り決めの対象外となってしまい、ある程度の規制が必要では との議論がなされてきました。 今回も冬期と同様(2月25日ブログをご参照下さい。)に実験の 対象者は観光客になりますが、結果によっては、現在の巡回バスと の併用も含めて検討されるのではないでしょうか。   明日“てぇどぅん かりゆし館”にて『実験中』の看板を ご覧になりましたら、是非ご協力をお願いいたします! …

懇親会は星空の下で

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今回、「インタビュー訪問」で来島されたのは、  ・「NPOひろしまね」の理事長 安藤周治氏  ・ フィリップモリスジャパン 水越 徹氏  ・「NPO市民社会創造ファンド」 坂本憲治氏 の御三方。 是非みなさんに竹富島の星空を楽しんでいただきたく、 夕食後、アサイヤ(阿佐伊屋)にお招きし、 NPOたきどぅんの理事・職員との懇親会を開きました。 庭に設けた食卓にはずらりと島の料理が並びました。 そのなかには種子取祭で出される 例のイーヤチ、ニンニク、タコの3点セットもあり、 種子取祭への関心を誘っていました。 星空の下、島料理に舌鼓を打ち、…

収穫の季節!

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八重山地域では粟の収穫を終え、 これから稲の収穫時季を迎えます。 旧暦6月になると各地で豊年祭がありますが、 竹富島では7月27日がオンプイ(御嶽で行われる豊年祭)、 28日がトゥヌイプイ(トゥヌイムトゥで行われる豊年祭)の 日程で執り行われます。 さて、フィリップモリスジャパン(以下、PMJ)から助成を受けて 展開中の事業「『どぅゆくい観光』による文化遺産の掘り起こし」も、 助成期間の終了に向けてラストスパート。 いよいよ収穫の時季を迎えようとしています。 それに先立って、7月6日の午後、PMJから3名の方が 「インタビュー訪問」で来島されました。 これは「これまでの活動全体をより深く理解し」、 「今後の展開予定の確認」をするための訪問です。 これまでの活動実績(収穫物)として、 わたしたちは次の6つの項目を立て、 その内容について具体的に報告しました。   ・「素足で感じる竹富島」ツアーの定着と参加者の増加   ・新ツアープログラムの企画・試行   ・ガイド養成講座「島立て学校」の企画・運営   ・空き屋敷の整備と活用   ・新たきどぅんマップの作成   ・新交通システム導入に伴う交通実験 これらの項目はそれぞれが独立したものでなく、 相互に関連しながら、島づくりに大きく波及したことが確認できました。 助成期間の終了後には、あらためて収穫祭ができるよう、 事業の追い上げに努める次第です。 …

『八重山毎日新聞』2007.07.05 掲載記事

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竹富島ふるさと探訪ツアー、うつぐみの心伝えよう(竹富通信員)  遠く離れてもふるさとの文化や歴史を学んできずなを強めるとともに、二世三世に竹富の「うつぐみの心」を伝えようと、第2回ふるさと探訪ツアーが6月30日と7月1日の両日行われた。  4年前の沖縄竹富郷友会で始まったことが今回再び実現した。東京、沖縄からの郷友ら70人は那覇から洋上学習をしながら石垣港着。石垣の郷友ら73人も合流して、昼前に竹富港に着くと、各種団体の役員らが「お帰りなさい」の横断幕を掲げてトンチャーマで出迎えた。港では、久しぶりに会う郷友同志抱き合って喜ぶ姿も見られた。  昼食後は花城・久間原村跡を阿佐伊孫良さんらの説明を聞きながら探索した。ジャングルみたいなやぶに覆われた500年前の先祖の居住地に分け入って、「よくもこんな石積みの集落をつくったものだ」という声が上がった。集落跡の3御嶽に参拝したあとは、まちなみ館で、竹富島由来の「安里屋ゆんた」「まさかい」「仲筋ぬヌベーマ」などを前本隆一さんが解説した。  夕方はコンドイ浜で、島の住民らも参加して、総勢350人の竹富人大会となった。  開会あいさつで上間穀実行委員長(公民館長)は「天の時、地の利、人の輪という言葉があるが、島の神様もそれを認めて、今それが実現した。住んでいるところは違っても子々孫々に「うつぐみの心」を伝えてほしい」と開会宣言した。  新盛勇・沖縄竹富郷友会長、富野芳江・東京竹富郷友会長、大山剛石垣竹富郷友会長の連帯のあいさつに続いて、竹富小中学校の児童生徒によるエイサーのオンパレード。また、各集落と郷友会が踊りを披露し合った。青年会が「満月太鼓ばやし」を演じるころに満月が上がるなど、絶妙な雰囲気で盛り上がった。  2日目は、本島からの参加者が子どもたちと一緒に玩具づくりと県内第1号の登録有形民俗文化財に指定された蒐集館の資料を見学して、昼の便で帰路についた。  島にとっても郷友会にとっても熱い24時間だったが、ふるさと探訪ツアーのプロデューサーを務めた狩俣恵一沖国大教授は「島に目を向けてと100万言を費やすよりもはるかに効果があった」と話していた。 …