仮設営業所の早期移転を(八重山日報10/23付記事)

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 今日の八重山日報には、竹富島内の水牛車営業所 の影響で、竹富保育所の保育環境が悪化しているとの 報道が紙面のトップに掲載されています。  昨年からの懸案である有限会社竹富観光センターの 水牛車営業所移転問題ですが、竹富島の一番の宝である、 小さな子どもたちの心を痛めないことを切に願います。 (た) ―仮設営業所の早期移転を― 「保育環境悪化」と保護者 川満町長「居座らせる訳いかない」  竹富島で水牛車観光を展開している有限会社竹富観光センター (小底朝吉代表取締役)の仮設営業所が昨年6月、竹富保育所の 近くに設置されたことで、保育環境が悪化したとして、同保育所 保護者会の内盛正聖会長らは22日、竹富町役場を訪れ、川満栄長 町長に営業所の早期移転に向けた取り組みを要請した。川満町長 は「居座らせる訳にはいかないという決意だ。何とか移転させる ことで問題解決を図りたい」と応じた。同社は移転について、 「熟慮に熟慮を重ねる必要があり、検討中」(小底代表取締役) としている。  竹富観光センター 「営業優先…

7/18付八重山毎日新聞社説

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7月18日の八重山毎日新聞の社説には、 去る6月28日に国立劇場おきなわにて上演された 「竹富島の種子取祭・玻座間村の芸能」について の論評が掲載されています。 まさに“的を得た”内容で、竹富島における 種子取祭のあり方について述べられています。 昭和51年の東京国立劇場における 「竹富島の種子取祭」は、現在とは異なり東京へ 赴く事の大変だった時代、奉納芸能を初めて島外にて 行うことの喧々諤々の論議、そして公演の大成功と同時に 出演者、観客ともども多くの人々の心を掴んだこと。 今だに東京の国立劇場公演は、多くの島民に語り継がれています。 今回の国立劇場おきなわでの公演は、東京公演ほどの 大きな衝撃はないとは思われますが、出演された方々は、 所用で公演に出演できなかった方々の想いを背負って立ち、 “島を代表して舞台に立った” という大きな誇りを授かったに違いありません。 (た) 地に足の着いた継承 ― 国立劇場おきなわで竹富島の種子取祭 ―  五穀豊穣を祈る竹富島の祭  去る6月28日(日)に、国立劇場おきなわ大ホールで、 民俗芸能公演「竹富島の種子取祭 玻座間村の芸能」が 上演され、多くの観客に感動を与えたことは、本紙7月5日 の「勇壮な舞台公演で観客魅了」で読報の通りだ。  これまで、国立劇場で行われた八重山関係の民俗芸能公演 は、2004年11月の「石垣市登野城の芸能」、2007年2月の 「与那国島の祭事の芸能」、2008年5月の「小浜島の芸能」が あり、いずれも内容、観客数とも充実した公演であった。  今回の国立劇場おきなわ公演は、玻座間村民俗芸能保存会の あいのた会、いんのた会が出演し、第1部「庭の芸能」、第2部 「舞台の芸能」、第3部「世乞い」の三部構成で演じられた。  主な演目は、棒、「ジッチュ」「馬乗者」などの庭の芸能、 狂言「ホンジャー」「鍛冶工」、舞踊「しきた盆」「安里屋」 「故蝶の舞」などの舞台芸能および「道歌、巻歌、ガーリ」 など17演目である。幕間には、竹富島出身で沖縄国際大学の 狩俣恵一教授による軽妙洒脱(しゃだつ)な解説が観客を沸かせた。  2日間にわたって70あまりの演目を演じる本場の種子取祭には 及ぶべくもないが、沖縄本島ではなかなか観ることのできない躍動感 溢れた素朴な芸能の数々に盛んな拍手が送られ、八重山芸能の奥深さ を強く印象づけた。  竹富島の種子取祭は旧暦9月か10月の甲申(きのえさる)の日から 甲午(きのえうま)の日まで10日間の行われる島最大の祭事である。 本来、神々への畏敬の念、今年の五穀豊饒に感謝し、来夏世 (くなつゆ)の稔りを祈願することが祭りの大きな意義であるため、 祭事の一部とはいえ、島外でしかも劇場の舞台上で演じることに 大きなためらいがあったことを、公演パンフレット解説の中で 狩俣教授が率直に述べておられる。  島の外で公演することの意義  島々村々の祭りや芸能を観るために、関心のある全ての人々が 現地へおもむくことは不可能である。沖縄本島や東京など島外に 住む数多くの出身者、愛好者、研究者にとって島の土や潮の香り、 そよぐ風を運んでくれる芸能がどれほど喜びをもたらすことか、 会場の生き生きとした雰囲気が伝えてくれた。  地に足着いた継承を  竹富島の種子取祭は、1976年6月に東京の国立劇場小ホールで 上演され大きな反響を呼び、翌77年には国指定重要無形民俗文化財 に指定され今日に至っている。  人口350人余の小さな島で、これほどスケールが大きく質の高い 伝統芸能が育まれ継承されていることは誠に不思議であるし、 驚嘆すべきことである。  踊り手や地方(じかた)の技量の高さ、演目の内容の濃さに、 感銘を受けたとの声が多く寄せられたのも当然のことであろう。 関係者の熱意ある取り組みに敬意を表するとともに、今後とも 地に足の着いた継承に努力していただきたい。  竹富島は、県内有数の観光地であり、600年の伝統を誇る 種子取祭も、観光資源として巧みに活用している。そのことは 決して悪いことではなく、むしろ意識的に観光資源としても 伝統行事を活用しつつ、しっかりと伝承して島の活性化につなげて いけば良いのではないか。八重山の他の地域に加え、沖縄本島 の芸能や本土系列の芸能を弾力的に取り入れながら長い間受け継が れてきた種子取祭である。  無論、私たちの先達が人頭税の苦難の歴史の中で、神々への畏敬 の念を抱き、五穀の豊穣と世果報の到来を切に願って歌や踊りを 捧げてきた精神を忘れてはいけない。種子取祭が、今後も伝統を 守るかたくなさを失わず、かつ時代に応じた柔軟さをあわせ持つ 祭事として継承されることを期待する。 …

勇壮な舞台公演で観客魅了(八重山毎日新聞)

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 本日の八重山毎日新聞には、 6月28日に開催された 『竹富島の種子取祭玻座間村の芸能』公演の 記事が掲載されています。  公演は昼・夜と2回にわたって行われ、 国立劇場おきなわの自主公演は65%の入場者で成功と されていますが、今回の公演は大勢のお客さまがお見えになり、 公演は大成功であったとのことです。  沖縄本島在住の竹富島ご出身の皆様や、舞踊研究所の師匠 クラスの皆さま、種子取祭に関心をお持ちの大勢の方々が、 竹富島玻座間村の芸能を堪能されていました。 (た) 竹富島の種子取祭・玻座間村の芸能 勇壮な舞台公演で観客魅了  国立劇場おきなわ主催の民俗芸能公演 「竹富島の種子取祭・玻座間村の芸能」が6月28日、同劇場で 開催された。昼夜2回の公演には、本島各地から大勢の観客が 詰めかけ、国の重要無形民俗文化財に指定された600年余の 伝統を誇る竹富島の種子取祭・玻座間村の芸能を舞台で観賞した。  公演は、第1部庭の芸能、第2部舞台の芸能、第3部世乞いを 玻座間民俗芸能保存会、あいのた会、いんのた会のメンバーが総勢 80人余が出演して繰り広げた。第1部では棒(三番棒、五番棒) 舞踊「ジッチュ」「真栄」「馬乗者」が力強く演じられ、観客の視線 をくぎ付けにした。  第2部は、狂言「ホンジャー」で開幕。舞踊「シーザブドゥイ」 「しきた盆」「八重山上り口説」狂言「鍛冶工」「世曳き」など 前12演目が次々と披露された。  第3部は舞台で世乞いを再現。「道歌」「巻歌」に続き、 「ガーリー」を踊ったあと、出演者が「道歌」を歌いながら退場し フィナーレを飾った。観客からは、活力ある村踊りやユニークな狂言 など玻座間村の独特な芸能に盛大な拍手が送られた。公演の合間には 竹富島出身の狩俣恵一沖縄国際大学教授が、種子取祭の歴史など 公演演目を解説した。 …

竹富島ゆがふ館5周年記念に関する記事

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 本日の八重山毎日新聞には、6月24日に開催された 竹富島ゆがふ館開館5周年記念イベントの記事が掲載されて います。  国立劇場おきなわの芸能公演を28日に控え、開催出来るか スタッフのなかで意見を交わした末、「民藝の島竹富島」らしく 手づくりの品々を発表する場としようということで昼間に開催 しました。  “手づくり”にこだわり、ワークショップを中心に据えた 『手づくりの庭』では、織物、民具、玩具、陶器のつくり手 を触発し、“民藝の島”らしさを醸し出していました。 (た) ゆがふ館が5周年 記念市開く 環境省竹富島ビジターセンターゆがふ館が6月24日で開館 5周年を迎えた。先月末、NPO法人としては全国で2番目、 県内では初めての国立公園公園管理団体に指定された 「NPOたきどぅん」(上勢頭保理事長)は記念事業として、 織物事業協同組合、民具クラブ、焼き物などの島の手仕事の 展示即売会を同館前庭で開いた。  再び民藝の島といわれるように活動している人たちにはいい 発表の機会にになった。訪れる観光客は少なかったが、住民ら がお互いの仕事を改めて見つめ直す場になった。  一方、映写室では所蔵のアーカイブビデオが上映され、島の 祭事や1974年の種子取祭、76年の東京国立劇場公演の模様 など貴重な映像が紹介された。 …

竹富島に不発弾!(3/24 八重山毎日新聞)

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 昨晩からのニュース報道(沖縄県)でご存知の方も いらっしゃるとは思われますが、今朝の八重山毎日新聞 には、「リュックに入れ、竹富へ」との見出しで、竹富島 に不発弾(手りゅう弾)が持ちこまれたとの記事が掲載されて います。  現在(14時)の状況によると、自衛隊不発弾処理隊の手によって 島内の安全な所に移動された不発弾ですが、今後は西表島まで搬送 し処理されるそうです。  竹富島でもちょっとした騒ぎになったこのニュースを、  ブログを見る皆さまにご紹介します。 (た) 手りゅう弾?「読谷海岸で拾った」 リュックに入れ、竹富へ 航空機の荷物検査も通過  八重山警察署は、22日午後9時27分、竹富町字竹富で、 不発弾(手りゅう弾)らしきものを確認した。横浜市に住む 観光客の男子大学生(20)が本島中部の読谷村から持ち込み、 宿泊先の経営者が気づいて同署へ連絡した。  同署によると、不発弾のようなものは、パイナップル型で長さ 10cm、最大径6cm。腐食がひどく、海藻などが付着している。  所持していた男子大学生は、観光目的で5日沖縄本島を訪れ、 16日午後3時30分ごろ、宿泊先の読谷村にある高志保海岸の 潮だまり内でこれを発見した。  その後、リュックサックに不発弾のようなものを入れ、21日 午後2時に日本トランスオーシャン航空(JTA)の空路で預け 荷物として石垣島に到着、同時に竹富島入りした。  23日午前には、同署署員と竹富町役場職員が現物を確認。 現在は、宿泊先付近の畑地で保管され、地域消防団が巡回しながら 管理している。  竹富町は陸上自衛隊那覇第一混成団第101不発弾処理隊に確認 を要請したが、その作業は24日以降になるという。  不発弾らしきものが機内に持ち込まれた事態を受け、男子大学生 が利用したJTAは「今は具体的な事実確認が取れていない。もし 事実であれば、極めて遺憾で、同じようなことが二度と起こらない よう、注意喚起していきたい」と話している。 …

八重山病院独立行政法人化に反対(3/8 八重山毎日新聞)

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 今日の八重山毎日新聞には、県立八重山病院の 独立行政法人化に反対する八重山郡民決起大会の 記事が1面トップで掲載されています。  400名が足を運んだ郡民決起大会には、 「離島・へき地医療の崩壊につながる」 「離島振興のためにも県立の存続を」と訴えています。  八重山郡民に対しての行政サービスと捉えられている 県立八重山病院の独法化問題ですが、八重山ではこうした 現状があります。   昨年の八重山の入域観光客数は78万2,749人。 平成17年3月31日現在の八重山の住民数は51,454人。 人口の約15倍の観光客が訪れるこの八重山で、唯一の 総合病院のサービスを維持することは、観光に訪れる 皆さまに対しても安心を提供し、心おきなく訪れること ができる環境づくりであると考えられます。  採算を重視することも大切ですが、観光立県を目指す 沖縄県が、行政サービスを放棄するとともに、自らの首 を締めぬようじっくりと論議する必要があります。 (た) 八重山病院独法化に断固反対 郡民決起大会に400人  11日県に直訴  県立八重山病院の独立行政法人化に反対する八重山郡民総決起大 会(主催・八重山市町会、八重山市町議長会、共催・3市町婦人連 合会など60団体)は7日夕、石垣市健康福祉センターで開かれた。 400人余の郡民が参加し、「離島・へき地医療の崩壊につながる」 「離島振興のためにも県立の存続を」と訴え、「八重山郡民の医療 提供体制の確保と地域医療を守るため、独法化は到底容認できるも のではない」とする大会宣言を決議した。大浜長照市長ら要請団が 11日、県に直訴する。  大会は、県医療審議会「県立病院のあり方検討部会」が3月末に 独法化を盛り込んだ基本構想を知事に答申するのを前に、独法化に 反対する意思を内外に訴え、郡民行動を起こそうと開催した。  市町会会長の大浜市長は独法化の背後に国・県の財政難があると 指摘した上で「医術を算術にしようとしているのが今のやり方だ」 と批判、「県立の形を維持することが県民に対する責任だ。県の 財政力、組織力で運営されてこそ、安心して暮らすことができる。 反対する運動をずっと続けていかなければならない」と呼びかけた。  議長会長の入嵩西整市議会議長は「独法化は国の行財政改革の 一環として進められており、国の壁を破るのは簡単ではない。我々 も八重山病院の経営について考え、医師確保や未収金問題について も我々が支え、経営を安定させることが独法化を避ける道だ」と 強調した。  数多くの離島を抱える竹富町の川満栄長町長は「八重山病院は 郡民の命を守る最後のとりで」と訴え、与那国町の外間守吉町長は、 「与那国では現在でさえ産婦人科の巡回診療が2か月も行われていな い。県の考え(独法化)にはどうしても採算性に合わせたやり方だ と離島医療の崩壊につながる」と指摘した。  医師会、3市町民、老人クラブ、母親の各代表が壇上で意見発表 を行ったあと、このあと大会宣言とスローガンを満場一致で採択した。 …

港湾内の景観が悪化(2/24 八重山毎日新聞)

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 本日の八重山毎日新聞には、 「港湾内の景観が悪化」との見出しで、竹富町内港湾施設 周辺に放置されているパレットなどの問題が掲載されています。  竹富東港湾待合所「てぇどぅんかりゆし館」を管理する NPOたきどぅんは、一昨年に竹富公民館を通じて竹富町 に対し、パレット等の撤去を要請しています。  その後、パレットを縄で固定させ、周辺に散乱させないように 手配していただいたものの、撤去までには至っておりません。 つまり、廃棄パレット撤去の問題は現在も残されています。  竹富町が対策会議を開き、真剣にこの問題を取り上げてくれた ことについて、非常に心強く思います。  あとは、台風襲来前に撤去が完了することを強く望みます。 (た)   港湾内の景観が悪化 放置パレット問題 竹富町が対策会議開く  町内港湾施設内への放置パレットなどが問題化しているのを受け、 竹富町(川満栄長町長)は23日午前、町役場に離島への貨物船を運航 している船会社やJAなどの関係者を集めて「竹富町管内港湾放置物 に関する連絡会議」を開き、放置物の処理方法や、再発防止策などに ついて意見を交換した。  町によると、竹富東港や小浜港、仲間港を中心とする町内の各港湾 で、飼・肥料やブロックなどを乗せて運搬した木製パレットやビニール などが多数放置され、施設の利便性や景観を悪化させているという。  会議の冒頭、川満町長は「竹富町にとって港は玄関口であり、港湾 施設内への放置物は、湊の景観を悪化させる。住民や議会からも撤去 が強く要望されている」と話し、対策の必要性を強調した。  意見交換では、船会社から「梱包されたビニールやパレットなどは 荷受け側がかたづけるべきだ。すべて船会社の責任で行うとなると別に 処分費用を徴収するしかない」との意見が出された。  また、「農家など荷受け側に、パレットが荷物という認識がない」と の指摘もあり、荷受け側の意識を高める必要性も示された。  船会社から「パレットを場所を決めて置いてくれれば持ち帰ることは 可能」と輸送面での協力には理解を示したものの、石垣市内での処理 費用については「負担は厳しい」との見解が示された。  今回の会議では、処理費用負担については結論を持ち越し、現在ある 放置物について、石垣市内での保管場所を確保した上で、船会社が 運び、処理費用については後日、再協議することにした。 …

島をあげて10年連続受賞祝う(2/17 八重山毎日新聞)

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 本日の八重山毎日新聞には、15日に催された 「ソニー子ども科学教育プログラム」を10年連続で受賞した 竹富小中学校の受賞祝賀会の記事が掲載されています。 小さな島の大きな快挙に島も沸き立ちました。 (た) 島をあげて10年連続受賞祝う 竹富小中学校のソニー教育賞で  「ソニー子ども科学教育プログラム」を10年連続受賞した 竹富小中学校(石垣安志校長)の受賞祝賀会が15日午後、 竹富島まちなみ館で開かれ島民をはじめ、過去10年間に竹富校 で勤務した教諭も参加し、受賞を盛大に祝った。  式典で実行委員会長の上間学PTA会長は「地域はもちろん 先生方の熱意で、いまやソニー賞といえば竹富校といわれるま でになった」とあいさつ。石垣校長は「10年連続はプレッシャー だったが、たすきをつなぐことが出来た。校長は4人替わったが、 見通しを持った充実した研究で成果を挙げることが出来た。 子どもは本来科学する心をもっている。それを引き出せたのも 竹富のうつぐみの心だった」と報告。  川満栄長竹富町長(代読)、大浜慶功八重山教育事務局長、 慶田城久竹富町教育長がそれぞれ祝辞、祝宴は島村玲子元校長 が乾杯の音頭を取り、山盛淳子元校長と富村龍男元校長が 「竹富校で得た科学する心を転勤先で広めている」「連続受賞 に地域からのプレッシャーをいかにして教諭らと共有していった か」という裏話を披露し会場を沸かせた。  またソニー教育財団の桐原保法専務理事は、「大人は科学を 教えるのではなく、一緒に楽しみながら感動を寄り添うこと。 竹富島ではそれを何百年と実践しているし、これからも素晴らしい 島を築いてほしい」と激励。  理系離れと言われるなか、竹富校卒業生はソニー賞の影響か、 最近は化学や農学、海洋学、環境デザインと言った理系へ進学する ケースが増えている。  休暇で帰省中の上勢頭巧さん(岡山大学農学部)は、「9年前に 海鳥調査などで野鳥を守る看板などを活動した。島に戻って農業 と観光が共存できる仕事をしたい」と話していた。 …

竹富島の医療事情(1/24付八重山毎日新聞)

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 1月24日付八重山毎日新聞には、 「医師が全く休めない」の見出しについて、 竹富島の医療事情が浮き彫りにされている記事が 掲載されています。 竹富島民の意思を汲んだ竹富公民館長ならびに住民の会 役員は、現在、竹富町立竹富診療所に勤務する 外山久太郎先生のバックアップや、今後の離島診療を考える 上で重要な要請を行っています。  記事からは、345人の住民と、約44万人の観光客を守る 現在の竹富町立竹富診療所の状況が伺えます。 (た) 「医師が全く休めない」 交代要員確保などを町に訴え  竹富公民館(宇根勝末館長)と竹富診療所を支援する会 (大山栄一代表)は23日午後、町役場を訪れ、 川満栄長町長に竹富島の成人87%にあたる229人分の署名を添え、 連名で町立竹富診療所の改善を要請した。  同診療所では、07年4月から外山久太郎医師が(65)が、24時間 365日体制で診療に当たっている。だが、交代医師がいないため、 長期間診療所を空けることも出来ず、医師は持病で体調面の悪化が 心配されている。  また、施設の老朽化と十分な診療活動を行うための施設面の不備 が指摘されている。  今回の要請では、 ▽外山医師が、自らの体調管理を含めて十分な診療が出来るよう ▽老朽化している診療所の建て替え ▽内部施設の充実 ▽町立診療所から県立への移管 ▽(医師の)交代要員の確保 の4項目を要請した。  川満町長は、医師の交代要員の確保については、「県に(臨時的に) 医師を派遣する制度がある。県に働きかけ、この制度を使い外山医師 の勤務状態を緩和したい」と述べた。  内部施設充実については「外山医師が必要としている器材をできる 限りそろえたい」。診療所の建て替えについては「耐用年数が後、 5-10年残っている。看護師住宅を新年度で造るつもりだが、医師住宅 も別に造れないか検討したい」との考えを示した。  県立への移管については県が県立病院の民間移行をを進めているこ とを示し「(石垣での)説明会の場で竹富町の現状を訴えたい」と 述べるにとどめた。  また同支援する会では、外山医師に、島の診療所で長く診療活動を 続けてもらえるよう全住民を対象に署名活動を行なっており、これを もって外山医師に診療の継続をお願いすることにしている。 …

竹富うつぐみチームは・・・。(八重山毎日駅伝)

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 今日の八重山毎日新聞には、昨日行われた 「第34回八重山毎日駅伝」の結果が一面で掲載されています。 石垣島をほぼ一周する76.1キロを16区に分けて19チームが 優勝を目指して襷をつなぎます。 今年は、優勝候補筆頭の与那国が最終区間で途中棄権の 大波乱があり、新栄町(石垣市)が初優勝を遂げました。  わが竹富うつぐみチームは、一昨年、昨年と準優勝。 小さな島が大きな地区にスポーツで挑戦し続ける 姿に島は大いに盛り上がりました。 メンバーの選出には島民はもちろんのこと、 石垣、沖縄、東京の郷友会の協力があります。 今年も優勝を目指して16名が健脚を披露しましたが、 結果は5位入賞となっています。 来年も竹富島民、出身者一丸となって優勝を目指して頑張ります! (た) 第34回八重山毎日駅伝結果 平成21年1月18日(日) 天候 快晴 気温 20.7度 湿度 60% 総合順位  1 新栄町 4時間42分28秒  2 白 保 4時間42分37秒  3 波照間 4時間44分26秒  4 川 平 4時間51分12秒  5 竹 富 4時間52分15秒  6 新 川 4時間57分30秒  7 大 浜 5時間02分25秒  8 平 得 5時間04分48秒  9 石 垣 5時間05分10秒 10 北 部 5時間05分10秒 11 小 浜 5時間05分59秒 12 西 表 5時間07分42秒 13 登野城 5時間08分12秒 13 大 川 5時間08分12秒 15 双 葉 5時間08分35秒 16 真栄里 5時間19分48秒 17 宮 良 5時間25分29秒 18 黒 島 5時間28分04秒 棄権 与那国 …