世持御嶽清掃活動
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昨日、一日の仕事を終えたのちに、
NPOたきどぅん職員、理事、正会員の方々が集い、
種子取祭の舞台となる世持御嶽の除草活動を行いました。
竹富島に来られる観光客は必ず訪れる世持御嶽。
この御嶽には、火の神と農耕の神が祀られています。
種子取祭では、六山、八山の神々がこの御嶽を訪れ、
島人が奉納する芸能をご覧になると云われています。
また、『素足で感じる竹富島』ツアーのルートでもあり、
ツアー観光客のかたがたも集落への入り口として訪れています。
本来なら竹富公民館執行部が清掃活動を行なうのですが、
降雨が続き、なかなか手が付けられない日々が続きました。
実施日を決め、会員に呼びかけた成果もあったのでしょうか。
昨日は時折太陽も顔を出し、ようやく、清掃を実施することが
できました。
清掃は、一人で行なうよりも皆で協力すれば、早く、かつ
丁寧に行なうことができます。
NPOたきどぅんは、こうした活動に垣間見える「うつぐみ」
の精神を持ち続けたいと考えています。
(ta)
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『竹富島・小浜島の昔話』のこと。
第12回星砂の島文化講演会の講師・福田晃氏は1975年・1976年に、立命館大学・大谷女子大学・沖縄国際大学の学生を募り、八重山の島々に伝承されてきたムニンガタイ(民話)の聴き取りを行いました。
その成果が『竹富島・小浜島の昔話』(1984年・同朋舎出版)に結実されています。本書は「南島昔話叢書」第9巻として刊行され、竹富島の昔話46話、小浜島の昔話62話が収録されています。
ここでいう昔話とは、神話・伝説、本格昔話、世間話、笑話、動物昔話などを総括したものを指します。
福田氏は編者代表として「あとがき」に「本書は、立命館大学・大谷女子大学・沖縄国際大学の若い学生たちのエネルギーと、竹富町教育委員会・八重山文化研究会・竹富島小浜島の公民館・老人会など地元の皆さんの協力と、竹富島・小浜島出身の若き学究者の情熱との三つが統合して成ったものである」と述べています。
ちなみに、この竹富島出身の「若き学究者」は、仲筋出身の狩俣恵一氏のことです。
本書最大の特色は、本を開いたとき、上段には語り手が方言で語ったものを忠実に翻字したもの、下段には編者らが共通語訳したものを配して構成したところにあります。テードゥンムニの味わい深さを活かした編集になっています。
一話ごとに、語り手の名前も記録されていますが、残念ながらこれらの先輩方はすでに故人となられています。本書はそれだけに貴重な記録だともいえます。
本書に収録された竹富島の昔話の題名と語り手を、ここに記しておきます。
01 竹富島の島建(上勢頭亨)
02 仲嵩の由来(大山功)
03 御願崎の石上げ(与那国清介)
04 ニーウスビの神(大山功)
05 種子取祭と六人の神(大山功)
06 石垣・幸本御嶽の香炉(東盛弘介)
07 犬の井戸(前野長用)
08 アーパー石(東盛弘介)
09 世果報の神とサン(前野長用)
10 ムカデ旗の由来(大山功)
11 鉄人の根原神殿と与那国島(大山功)
12 花城の神と川平カニーブの船漕ぎ競争(大山功)
13 多良間モーシ(大山貞雄)
14 ハブ聟入(生盛康安)
15 子育て幽霊(与那国清介)
16 継子の井戸掘り(加治工政治)
17 按司の身代わり花嫁(大山功)
18 藁しべ長者(前野長用)
19 産神問答(前野長用)
20 大歳の客(1)(狩俣カマド)
21 大歳の客(2)(与那国清介)
22 ユヒトゥンガナシの恵み(大山功)
23 ある男の仇討ち(加治工政治)
24 首のない影(前野長用)
25 働かずには食えない(大山貞雄)
26 真栄里ギシャーの大力(東盛弘介)
27 竹富武士と屋良部武士の力くらべ(前野長用)
28 人間の腰(大山功)
29 烏に仕返し(東盛弘介)
30 唐の不思議(与那国清介)
31 小さい時計は時間が早い(大山功)
32 玻座間蛙と仲筋蛙(大山功)
33 シジランと南京虫と蚤(与那国清介)
34 白鷺とヨーラとクビラと鳩(東盛弘介)
35 老烏の知恵(生盛康安)
36 十二支の由来(石川明)
37 鷲と海老(大山貞雄)
38 蝙蝠の二心(根原ハツ)
39 猿の生肝(前野長用)
40 竜宮の祝い(1)(与那国清介)
41 竜宮の祝い(2)(石川亀美屋)
42 雀孝行(大山功)
43 雨蛙不孝(前野長用)
44 雲雀と若水(上勢頭亨)
45 犬の脚(石川明)
46 鶏が鳴きだすわけ(大山功)
「解説」によると、竹富島における昔話の伝承の系譜は、家系に沿うところが大きいといいます。
しかし、本書にもっとも多く収録されている、大山功の伝承の系譜は、「血縁関係よりも地縁的結合によるものが、その中心となっている」そうです。
大山功氏は、昔話を祖母や父母から聞くことよりも、「村の古老・先輩・友人から聞き取ったものであり、特に近くの東金城加那や勢頭真牛からのものが多く、夕食後、その家を訪ねては話を聞かせてもらった。あるいは、西表島へ出作りに赴く舟の中で、あるいは、稲作・畑作の仕事のなかで、また山の木伐りの作業の折に、話を聞くこともあったという。しかも、それらの伝承話を自分の自分の子や孫に語ることはなかったが、村の祭りや畑仕事の折、あるいは出作りの赴く舟の中で、村の人々に、これを語っているのであった」とユニークな伝承のあり方です。
この『竹富島・小浜島の昔話』のほか、竹富島の昔話を記録した、『竹富島誌 民話・民俗篇』『蟷螂の斧』、またNPOたきどぅん発行の『テードゥン昔ムヌンガタイ』などを大いに活用し、生き生きとした昔話の継承につとめていきたいものです。 (YI)…
竹富島・ものづくりプログラム(その3)
4日間の竹富島ものづくりプログラムも、とうとう昨日で終了。
短い期間でしたが、とても充実した日々となったのは、
参加者と森林文化アカデミー両者とも同じ気持ちでした。
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竹富島・ものづくりプログラム(その2)
1月14日に引き続き、岐阜県立森林アカデミーの
ものづくりプログラムについてご案内いたします。
14日の講座後半からは、“木のお守りづくり”。
昨晩はお守りの仕上げを行いました。
森林文化アカデミーの先生のコレクション“世界各国のお守り”。
沖縄の玩具である“指ハブ”は、なんとメキシコでは
お守りになっています!
その名も“ラブ・キャッチャー”
しかし、ネーミングが・・・。
参加者それぞれが生み出したオリジナルのお守り。
作りたいという意欲と若干の道具があれば、
竹富島の樹木を用いて色々な形に出来ることを教えてもらいました。
この道具で、カタチにします。
「鷹の風旗つくり」では、オリジナルの風旗を作ります。
ものづくりプログラムは今夜が最終日。
「竹富島オリジナルものづくりプログラムを作ろう!」がテーマです。
(ta)
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竹富島・ものづくりプログラム(その1)
1月14日(月)に竹富島まちなみ館において、
竹富島ものづくりプログラムが開催されました。
この試みは岐阜県立森林文化アカデミー主催で
行なわれ、NPOたきどぅんは協力といった形をとって
います。プロジェクトは17日(木)まで3コマの
プログラムを消化し、ご来島いただける方々に
「竹富島が一番伝えたい、
目には見えない、手にふれる事のできない深遠なる世界」
こうした伝統文化を、島内に群生している“樹木”を
用い、形にして伝えることを目的としています。
昨晩の講義の前半は、日本や世界で見ることができる
樹木についてや、世界中の文化と竹富島の文化を比較したのち、
参加者それぞれ、自らで考え出した「木のお守り」を実際に
製作してみました。
前半の講義でとてもユニークであったのが、
世界30ヶ国の一般家庭の持ち物を撮影した
-ピーター・メンツェル『地球家族 世界30か国のふつうの暮らし』-
を題材にして、日本、アメリカ、ブータンを比較し、
今の竹富島を内側から眺めてみようといった試みでした。
物質的、精神的に見ても満たされている竹富島を
再認識することができました。
勿論、こうした満たされた世界は、島の先達者が育んで
きたことを、私たちは決して忘れてはなりません。
岐阜県立森林文化アカデミーの方々、素晴らしい講義を
有難うございました。また、17日まで宜しくお願いいたします。
(ta)
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竹富島ものづくりプログラム
今晩から4日間の日程で開催の
“竹富島ものづくりプログラム”。
プログラムの体験を通して意見交換し、
竹富島ならではプログラムを作ろうというのが目的です。
2007年3月、授業の実習で竹富島に訪れた岐阜県立森林文化アカデミーご一行。
竹富島の自然や伝統文化に触れ、その土地の木材を利用してお土産品を作ろうというのが授業のテーマ。
上勢頭芳徳さんの紹介で、NPOたきどぅんの職員も授業に参加しました。
これが縁となり、竹富島ならではのものづくりプログラムを作る現地実習として
今回のプログラム開催に至りました。
4日間で行なう講座下記の内容です。
●座学 ものづくり講座
ものづくり講座を企画運営するためのノウハウの講義。
■ものづくり体験1
出かける家族の無事を祈って…「鷹の風旗づくり」
「旅に出る人が、良い風に恵まれて平穏無事に、また帰って来られますように…」。
竹富島では昔から、島から旅立つ家族の安全を願って、
屋敷の南にある「フクギ」の梢に高く、様々な形の《風旗》を掲げる習慣がありますよね。
秋には北から南へ、春には南から北へと、
遠路遥々と旅する鳥たち「鷹」の風旗を作って、
出かける家族の無事を祈るお守りを作ってみませんか?
■ものづくり体験2
あなたの祈りを形にしよう…「木のお守りづくり」
竹富島には沢山の聖地があり、生活の中に祈りがありますね。
種子取祭のミルク神にあやかり「福が沢山竹富島に来ますように…」と願い、
アカギで白いミミタブをつくってみました。
皆さんには、どんな願いがありますか?あなたの願いを木に託した、
お守りをつくってみませんか?
☆ワークショップ
竹富島オリジナルのものづくりプログラムを作ろう!
ものづくり体験を通して感じたこと、気づいたことを生かし、
竹富島で実施可能なオリジナルのプログラムのリニューアルを作ってみよう。
聞いて、体験して、考える。
体験通して学んだことはより深い理解ができます。
この一連の講座を通して、竹富島ならではのものづくりプログラムを開発したいと思います。
また、このものづくりを通して、竹富島オリジナルの“もの”も生みだせるのではないでしょうか。
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