第128回竹富島民具づくり教室

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今日は、毎週恒例の竹富島民具づくり教室の開講日。今回は先週に引き続きタコノキの葉を使った小物入れの制作。先週の教室に参加できなかったメンバーが制作に取り組みます。ほかのメンバーは、来る16日に開催される竹富町婦人連合会研修会にて使用する材料、カヤとクージ(トウヅルモドキ)の準備に余念がありません。そのため、16日は休講。23日は慰霊の日。30日は竹富小学校創立120周年記念祝賀会。行事が立て続けに入り6月の教室はこれで終了。次回は7月7日(土)を予定していますが、また何らかの行事が入るかもしれません…。(ta) …

JICA研修員の来島

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台風3号が東に逸れた影響で、厳しい日差しと蒸し暑い天気となった竹富島ですが、 昨日は、毎年恒例のNPOおきなわ環境クラブの引率による、JICA研修員を竹富島にて受け入れました。 (ta) 今回の研修員はインドネシア・ラオス・スリランカ・サモアなど赤道周辺の国々からお越しの7名と、おきなわ環境クラブのスタッフ3名の合計10名。午前は古堅節さんのガイドによる「素足で感じる竹富島」を体験しました。 研修員に大好評だった喜宝院蒐集館。上勢頭芳徳館長の解説にも熱が入ります。午後からはゆがふ館にて、竹富島民具づくり教室のメンバーによる実習会「島の手仕事」を行い、サミヌムッショー(月桃のござ)づくりを体験しました。 研修員の出来栄えを民具づくり教室のメンバーに 尋ねたところ、「見事な出来栄えで、しかも作業が速い!」とのことでした。 16時15分の定期便で島を離れる前には、素足ツアー関係者、民具づくり教室メンバーとのちょっとした交流も行われ、かりゆし館前でガーリの練習を行うなど、研修員のみなさんは、十二分に竹富島を体験されていました。 …

第127回竹富島民具づくり教室

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約1か月ぶりの開講となった竹富島民具づくり教室。今回は前回の講座で採取したタコノキの葉を使って、小物入れを制作しました。底面は網代編みで編み上げていきます。さらに、6月5日に来島されるJICA研修員の受け入れについて打ち合わせを行いました。昨年から、「島の手仕事」と称して、民具づくり体験講座を開催しており、今回もサミのムッショー(月桃のござ)の制作を予定しています。ただ、気になるのが台風3号の動き。無事に開催できるかどうか気がかりです・・・。(ta) …

平成23年度 第11回NPOたきどぅん総会

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去った5月29日、 竹富島まちなみ館において、 第11回特定非営利活動法人たきどぅん通常総会を開催いたしました! (ta) 今年で設立満10年を迎えるNPOたきどぅんですが、(2002年10月25日設立)竹富島民をはじめ、多くの竹富島出身者や竹富島ファンの皆さまに支えられて10年目の節目を迎えることができます。心より感謝申し上げます。現在、NPOたきどぅんの会員は82名。そのうち正会員と賛助会員の二つに分かれています。正会員57名、賛助会員25名の方々が様々なカタチでわたしたちの活動をサポートしています。・正会員 NPOたきどぅんの活動に直接参画できる皆さまで、総会の議決権を有しています。竹富島民、島外の有識者が会員です。・賛助会員島外からNPOたきどぅんの活動をバックアップして頂いている方々で、竹富島ファンの皆さまにご協力いただいています。総会は正会員57名のうち委任者を含む39名が出席し、昨年度(第10期)の活動報告や決算報告の承認、今年度(第11期)の活動計画の承認、執行役員の選出などを審議いたしました。新執行役員は、新田長男氏(新田観光代表)が副理事長を辞し、理事会の出席を認められる正会員(理事待遇)となり、阿佐伊孫良氏(竹富老人クラブ会長)が副理事長に復職し、他の執行役員は留任することが全会一致で承認されています。新田長男氏にかわる新理事は、大浜信一郎氏(丸八レンタサイクル代表)が選出されています。また、NPOの会計をチェックする監査役には、高嶺滝好氏(高嶺滝好建築設計事務所代表)、飯田泰彦氏(竹富町教育委員会町史編纂係)が就任いたしました。昨年度は、竹富島のデイゴを救おう実行委員会や竹富島ビジターセンター運営協議会(竹富島ゆがふ館)の活動のサポート役に回り、竹富島を支える組織の裏方役に徹してきました。今年度も、NPOたきどぅん設立の理念のもと、竹富島の自然・文化遺産を保存継承する仕組みづくりをはじめとするアイディアの提供や、竹富島の諸団体と連携して、島を盛り上げて行きます。引き続き、多くのみなさまのご指導、ご鞭撻を宜しくお願いいたします。 …

産業まつり

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 5月12,13日で産業まつりへ参加してきました。出展者は早々たる方々で、ただただ私たちはゆるりとブースをもちました。 初日は天気も非常によく、客足もよかったようです。民具を中心とした島のものも珍しく、大変好評でした。二日目はしとしとと雨。さすがに初日の盛り上がりはありませんでしたが、庭の日に興味をもっていただけたようで、翌日はお電話で庭の日の問い合わせがありました。庭の日が少しでも周知でき、なおかつそれをきっかけに隣島へ遊びにいこうと八重山の方が興味を持っていただければ幸いです。ご参加の皆様お疲れ様でした。*5月の庭の日はお休みします。次回は6月20日開催です。 …

庭の日→産業祭りへGO!!

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 今月の庭の日は郷友会の運動会とかさなり、 出展者がほぼいない状況。 お休みにしようと思いましたが、この時期は 石垣島で『産業まつり』があるではないですか!! 意気揚々と参加宣言です。 ぜひぜひ出張『庭の日』へ遊びに来てください。 日 程:5月12日(土) 9:00~18:00        13日(日) 9:00~17:00  ※天候や会場の都合により開催日程に変更がある場合があります。 場 所:石垣市中央運動公園…

第126回竹富島民具づくり教室

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新年度に入り初めての民具づくり教室を 本日開講いたしました! 年度始めに様々な集まりが重なったことや、 天候不順が災いして延び延びになっていましたが、 ようやく第126回目の教室を設けることができました。 ゆがふ館に植樹した「タコノキ」 (ta) 今回からの教室で使う材料はタコノキ。 観賞植物で知られるタコノキですが、 実は、 民具づくりの材料としても利用することもできます。 今日は、 タコノキが植えてある島内の2店舗にお邪魔し、 (ヴィラたけとみさん、アイランドさん)タコノキの葉の剪定も兼ねて頂いてきました。 アダンと似た葉をもつタコノキですが、 アダンの葉に比べると肉厚で棘も少なく、 葉の端には紅色の模様があり、 籠や小物入れをつくる材料には最適なのです。 頂いた葉は二つに裂き、 さらに“サンビキ”と呼ばれる道具を用いて 葉を裂いていきます。 サンビキの作業を終了して本日の教室は終了。材料は各々で持ち帰り、1日日干しをしたあと、数日間日陰干しをして完成です。 ようやく開講できた民具づくり教室ですが、 第2週(12日)は石垣島で開催する産業まつり出展、 第3週(19日)はNPOたきどぅん監査、 第4週(26日)は竹富小中学校の運動会 行事が盛りだくさんということで、 次回は6月2日(土)の開講です。 …

駐輪場の整備

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多くの方にご利用いただいている 集落内の駐輪場。 昨日、陽もやがて暮れる5時30分頃から、 NPOたきどぅんの理事ならびに有志で 駐輪場に植栽したバナナとガジュマルを剪定しました。 これで、台風襲来時も一安心。ひきつづき、…

庭の日開催 4月20日金曜日

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  第32回庭の日を開催します。島の恵みを使った民具をはじめ、気まぐれ島野菜、気まぐれ島の海産物が出展します。手しごとワークショップは縄の携帯ケースやペットボトル入れ、月桃の敷物や鍋敷、焼き物やシーサー作り、草玩具、ミニ箒づくりです。 子供から大人まで楽しめますのでぜひご参加お待ちしております。   ■庭の日 日時:4月20日(金)10時~15時 場所:ゆがふ館 前庭 *雨天決行   ■要予約ワークショップ ・月桃の敷物 午前1名 2500円 ・月桃の鍋敷 午前2名 1500円 材料の準備のため4/19までにご予約ください。   ■随時ワークショップ ・縄の携帯ケースづくり 1500円    …

庭の日

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 3月20日 庭の日開催いたしました。今回はお天気もよく、心地良い風がふいていたので、久しぶりに前庭での開催です。久々おはなし会は「ユヌクムチ」づくり。石臼も登場しました!詳細はこちら。 ワークショップは、ご予約の電話を早めにいただきやる気満々でのご参加。和気あいあいと手を動かしていました。今月のお話会は「石臼を挽いてユヌクムチづくり」。講師に内盛スミばあちゃんをお呼びして行いました。このユヌクムチづくりは石臼を挽くことが最大の目的。石臼を見たことも触ったこともない子供たちから、昔を懐かしんで来られた方まで、大勢参加していただきました。もち米を石臼でごろごろまわして挽くと、周りから少しずつ粉になって出てきます。ぜひ子供たちに体験してほしいと一人ずつまわしてもらいました。「重いな~」とか「こんなに細かくなるんだ」などなど、感想はさまざま。粉をふるいにかけ、残った大きい粒はまた石臼にかけ、粉にしていく。この作業を何度も繰り返し、行っていきます。昔はてんぷらをするのにも、豆腐をつくるにもまず石臼を挽いてから。なんでもコンビニやスーパーで買ってこられる現代からは想像もつかない手間と苦労です。石臼を挽きながら、さまざまな思い出が頭をよぎるらしく、三月サニチのごちそうが本当に美味しかったということや、夜中まで、石臼をまわしてお祝いの準備をした話などさまざまな話をしてくださいました。出来上がったユヌクモチはこちら。今回、玄米を用意できませんでしたので、白米でつくりましたが、玄米だともっと香ばしく、もっと美味しいとのこと!みんなで少しずつ分けてたべました!!一人の子は「もったいない」と言って小さく小さくちぎってたべていました。苦労して作った食べものを「もったいない」と思える良い機会だったのかもしれませんね。  …