スライド&トークイベントを開催しました。

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3月27・28日、スライド&トークイベントを開催しました。 国際サンゴ礁年全国巡回写真展の開催を記念し、 海人写真家の古谷千佳子さんと環境省石垣自然保護官事務所の佐藤崇範さんをお招きし、お二人に共通する「沖縄の海」を軸に、古谷千佳子さんの写真を見ながら、サンゴ礁の魅力や現状、海とともに暮らす人について…など、お話を聞いてみよう、というイベントです。 古谷さんが「海人写真家」呼ばれる所以は、 海の仕事に携わっていたことがあるからなのか、 海人を撮影しているからなのか、そう呼ばれるそうです。 佐藤さんは、東北の生まれで小さい頃より海の側で育ち、 暮らしと海の関わりが深かったそうです。 住んでる場所の自然環境違いに対してどう思うかという問いかけには、 「東京と石垣島、生まれ故郷、それぞれ環境は違えども、 自分が自然とどう関わるかさえはっきりしていれば、本質は変わらないと思う。」と、 力強いことばです。 古谷さんが撮影を通して感じたことに、 沖縄本島、宮古、八重山と大まかなくくりで考えると、 海の環境によって、人の気質に違いがあるということ。 例えば、宮古島周辺の深く切り立った海では、強く鋭く激しい…など、 環境の景観が仕事や人の気質をかたちづくるんだなあと感じたそうです。 漁の最中、その瞬間の指示を出す言葉は、何と言ったのかわからない時もあるけれど言葉を超え感覚としての理解なのでは…、と。 よく耳にする「サンゴの白化」ということについても、わかりやすく教えてくれました。 サンゴには褐虫藻が共生しており、海水温の上昇など何らかのストレスが原因で、サンゴからこの褐虫藻が逃げ出た状態が、白化という状態になるそうです。 サンゴの白化は、またサンゴのが住みやすい状態になれば、また元に戻るそうですが、現在ではそのまま進行してしまっている所もあるそうです。 ただ、2007年夏に白保の海で大規模な白化現象があったということも事実。 状況は、よくはないようです。 サンゴ礁の海を守るために、私たちが生活の中で出来ること。 「自分が食べているもの、捨てているもの、それが海に自然に直結しているということを意識して暮らす」ということ。つながりを知るいうことが大事なのです。 古谷さんは、写真を通して、こういった大切さと、なぜ景観が重要なのかということを伝えていきたいとおっしゃっていました。 とても充実したイベントになり、お二人に感謝!いたします。…

第13回星砂の島文化協会講演会の開催について

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 NPOたきどぅんと姉妹団体にあたる全国竹富島文化協会 の「第13回星砂の島文化講演会―竹富島の歴史を探る―」が、 2月21日および22日に開催されます。  今回の講師は、琉球大学名誉教授の小島櫻禮氏。  小島氏は國學院大大学院文学研究科博士課程日本文学専攻 で、琉球大学教育学部教授を2001年に退官後、現在は同大学 名誉教授を務められています。2000年には、民俗学 において最高の名誉とされる柳田国男賞を受賞されています。  テーマは『竹富島の歴史をさぐる』。  小島氏は竹富島という島を、琉球諸島でも特別な意味のある 島と感じ、琉球諸島の住民の歩みの手がかりとなるのが竹富島 であるとの考え方をお持ちです。  六山、八山の伝承、そして蔵元の創設など、竹富島の歴史 を探りながら、琉球諸島を俯瞰していきます。 ●那覇会場  日時:平成21年2月21日(土) 午後2時30分~  場所:教育福祉会館大ホール(那覇市古島) ●竹富会場  日時:平成21年2月22日(日) 午後6時30分~  場所:竹富島まちなみ館  備考:午後9時30分にチャーター便があります。 ●問い合わせ先:  竹富島ゆがふ館内  全国竹富島文化協会事務局  電話 0980-85-2488(担当 阿佐伊 拓 宛)   …

竹富公民館発行:「竹富島重大ニュース」

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 毎年末に竹富公民館が発行する 「竹富島重大ニュース」 昨年に引き続きブログにて掲載いたします。 小さな島に起こった数多の出来事。 ぜひご覧下さいませ。 (た) 竹富公民館が選ぶ2008(平成20)年 竹富島重大ニュース (2008年12月) 1.…

種子取祭の日程について

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 今年も種子取祭(10月11日~10月19日)が執り行われる 季節が近づいてまいりました。  毎年、多くの方々がご来島いただく種子取祭ですが、 今年の日程を皆さまにご案内いたします。  17日、18日の奉納芸能は、種子取祭のハイライトとも いえます。是非ともご覧下さるよう、お願い申し上げます。 (ta)  平成20年度(2008年) 竹富島の種子取祭 1. 9月7日(旧暦8月8日)、世迎い(ユーンカイ)。 竹富島にニライカナイの国から神々によって、 種もみがもたらされるという神事が行われる。 2. 8月27日(つちのととり)、節祭(昔の正月) 新しい季節を迎えたことを神々に祈り、 作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。 3. 古来より節祭から49日目のつちのえねの日を祭日とする 種子取祭に入るとされている。 4. 本年は、10月15日がつちのえねの日にあたり、その日に種を蒔く。 昔から、それより4日前のきのえさるの日から種子取祭の日程に 入るとされている。 5. 10月11日(きのえさる)種子取祭初日。 初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行い、 玻座間、仲筋の両地区の長者(ホンジャー)の前で無事に 奉納芸能が尽くせるようにとの祈願を行なう。 6. 10月12,13,14日 種子取祭の諸準備。踊り、狂言の稽古を行う。 7. 10月15日(つちのえね) 男生産人(16歳~65歳迄)は、早朝から幕舎張りなどの 奉納芸能の舞台つくりを行う。 出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。 各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。 公民館役員や神司は、揃って玻座間御嶽、世持御嶽、清明御嶽、 根原家などを廻り種子取祭の願いを行なう。 神司は、その後それぞれの御嶽で祈願して案内をかける。 8. 10月16日(つちのとうし) ンガソウジといって、前日に蒔かれた種がしっかりと 土につくように、精進を尽くす日とされる。 家の主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること) を招いてイイヤチ戴きの儀式などもある。 芸能の稽古の総仕上げの日。午後8時から公民館役員、三郷友会 会長などがブドゥイドゥン、狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励する。 9. 10月17日(かのえとら) バルヒル願いの日、奉納芸能初日。 午前6時、彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが 弥勒興しの祈願。玻座間御嶽では神司たちの祈願。 その後、両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、 イバン取りの儀式がある。場所を奉納芸能の舞台に移して、 干鯛の儀式が行われる。 そして、8時前、仲筋地区の主事宅へ参詣。 9時頃、世持御嶽へもどる。 午前8時頃から全国竹富島文化協会主催の種子取祭に関する講話が まちなみ館で行われる。 9時30分頃から、庭の芸能を奉納。 棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、 腕棒、馬乗者の順で行われる。 10時30分頃から玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。 その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。 別途演目あり。曽我の夜襲で初日の芸能は終了する。 (玻座間村の舞踊は、東と西の両地区が一年ごとに担当し、担当しない 地区は数点を提供することになっており、本年は西地区の担当)。 17時30分頃、イバン戴みの儀式がある。 それから世乞い(ユークイ)が始まる。 世乞い(ユークイ)は、種子取祭を根原カンドゥをまつる 根原家から始まり、その後、三地区に別れてユークイが深夜まで 行なわれる。 西地区は、神司の家、玻座間長者宅、主事宅それから各家々を回り 最後は高嶺家。東地区は宇根家、与那国家、神司家、 その後に各家々を回り最後は宇根家。 仲筋村は、仲筋長者家、神司家、主事宅、その後に各家々を回る。 22時30分頃石垣への船の臨時便あり 10. 10月18日(かのとう) 午前5時、三地区に別れていたユークイの一団は、 根原家で一つになってユークイの留めを行なう。 5時30分頃、世持御嶽へ。イバン返上を行ない、ユークイは総て終了。 二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、 それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納される。 その後、前日同様の干鯛の儀式がありその後、 玻座間村西地区の主事宅へ参詣。9時頃世持御嶽へもどる。 9時30分頃から、庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。 10時30分頃から、仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。 別途奉納芸能演目がある。 仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種蒔い狂言、天人狂言などがあり、 最後は鬼捕りで奉納芸能は終了。 17時30分頃、芸能の奉納はすべて終了し、 18時30分頃、石垣行臨時船便あり。 種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。 11. 10月19日(みずのえたつ) 男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。 午前10時頃から竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会 (石垣・沖縄・東京)幹部との懇談会がある。 支払い議会を開催して種子取祭の精算を終える。 夜は全国竹富島文化協会の総会が開催される。 12. 10月20日(みずのとみ) 種子取祭物忌(むぬん)。現在は省略している。 特定非営利活動法人たきどぅん 事務局長 阿佐伊 孫良 …

4/24NHKの報道ならびに4/25八重山毎日新聞記事について

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 当団体が主導で行った「地域活動振興事業(観光ルネサンス)」において、不正受給がなされたとの報道に対して、当団体の見解を述べるとともに、NHK沖縄放送局での報道内容と、4月25日付八重山毎日新聞の記事をあわせて掲示いたします。     NPOたきどぅん会員ならびに竹富島を愛する方々へ 謹啓  平素はNPOたきどぅんの活動に心からご支援、ご賛同いただき誠に有難うございます。  この度、平成20年4月24日付日本放送協会(NHK)18時10分からの沖縄県内放送にて、国土交通省による「地域観光振興事業(観光ルネサンス)」において、当団体が約480万円の不正受給を行い、国土交通省が当団体の銀行口座を差し押さえる手続きに入った旨の報道がなされました。  この問題は、平成17年12月2日付府運企画第38号文書「平成17年度地域観光振興事業費補助金交付決定通知書」(以降当事業とする)に基づき、国土交通大臣から助成された10,000,000円のうち、島民のボランティアなどを不当に金額換算して4,814,792円を不当に受給したとされる平成19年2月19日から始まった会計検査院の監査での指摘に起因しています。  当事業は、補助率40%であり助成団体には大変な資本力が求められます。当初、当事業は国土交通省の出先機関である沖縄総合事務局運輸部から当団体に「チャレンジしてみないか?」と持ちかけられた助成事業でありますが、とてもハードルの高い助成事業は、資本力のないNPOにはとても難しいとお断りをしてきました。こうしたなか、竹富島のうつぐみの精神で、竹富島の観光の核となる「旧与那国家住宅」の周辺整備を行えないかとの意見が島内から相次ぐことにより、沖縄総合事務局にボランティア及び無償提供工事を金額換算することは可能か確認を求めたところ、同局より金額換算可能との回答をいただくことによって行われた経緯があります。その結果、当事業は平成18年3月31日までに無事に完了し、「旧与那国家住宅」周辺整備は、平成19年12月4日に文部科学大臣より母屋とともに重要文化財の指定を受けています。  平成19年9月7日付会計検査院文書「実地検査の結果について」のなかで、監査員は「ボランティア及び無償提供工事は換算できない」と指摘をしていますが、そのなかで、監査時に立ち会った沖縄総合事務局職員の対応について、「沖縄総合事務局において、補助対象経費に現物提供分を計上する場合の取り扱いについての認識が十分でなく、交付応募書に貴法人が記載した『補助金以外の資金の調達方法と見通し』欄中『負担額』については、『実務経験者や学識経験者によるボランティア』による作業を時給・日給等で金額に換算した上での数字であることについて貴法人から説明を受けていたにもかかわらず、その後適切な指導を行っていなかったこと」や「国土交通省において、補助対象経費に現物提供分を計上する場合の取り扱いについて手引きを明確にしていなかったり、交付応募書、交付申請書及び完了実績報告書の確認が十分でなかったりしていたこと、また沖縄総合事務局において、交付申請書および完了実績報告書の審査が十分でなかったこと」と言及し、沖縄総合事務局および国土交通省に対しても責任の所在を明確にしています。  そこで当団体は、内閣府沖縄総合事務局ならびに国土交通省、当団体の三者による話し合いの場を設け、お互いの責任を認めるよう再三要請を行なってきましたが、国土交通省から拒否されたのち、一方的に3月21日に国土交通省文書(国総観振第145号)「地域観光振興事業費補助金の交付決定の一部取消し及び返還命令書」を交付しています。  一連の行為に対し、当団体は4月7日に行政不服審査法に基づき異議申立を行ない、法的措置を講じるべき手続きを行ってきたさなか、国土交通省は不自然な報道発表を行うとともに、さらに事実とは異なる内容で報道関係者に情報を提供しています。まず、「旧与那国家住宅」を当団体が維持管理をしているという点であること。現在、「旧与那国家住宅」は竹富町が管理規定を作成中であり、当団体が管理を行っているものではありません。さらに、「地元のボランティアの手で無償に行ったにもかかわらず工事費として偽の領収書を提出したということです。」とありますが、当団体は沖縄総合事務局の指導の下に諸々領収書を発行せざるを得ませんでしたが、地元による石垣積みの無償提供工事においては、領収書は発行していません。多くの住民が参加する石垣積みにおいては、発行することが物理的に不可能であると考えても良いでしょう。  全くもって理不尽極まりないのは、沖縄総合事務局財務部理財課から当事業の4月28日提出期限の予算執行調査依頼が届いているにもかかわらず、また、4月22日に配達証明で届けられた国土交通大臣の決定書(異議申立書を棄却する内容の文書)の僅か2日後に、皆様からお預かりしている会費も含まれている当団体の銀行口座を、当団体に一切の連絡も無く差し押さえると報道機関に発表する行為です。異常とも思える今回の国土交通省の対応は、残念ながら蛮行と言わざるを得ません。  当団体としては、決定書に明記されている「この決定に不服があるときは、当該異議申し立てをした者は、管轄裁判所に対して、決定の取消しの訴え(以下「取消訴訟」という。)を提起することができる。この場合、決定に係る取消訴訟の被告とすべき者は国(代表者 法務大臣)となる。但し、決定に係る取消訴訟は、決定があったことを知った日から6箇月を経過したとき、または決定の日から1年を経過したときは、提起することができない。」の内容に基づき、 金城共同法律事務所(金城 睦代表)を代理人とし、当事業の責任の所在を明確にしたいと考えています。  竹富島を愛する皆さま、素晴らしい景観や美しい海とは無縁の人間の愚行を皆さまに披露するのは、大変心苦しく思いますが、当団体は、NPO本来の意味を明らかにするためにも、これらの行為に受けて立つことといたします。何とぞ、当団体の今後の行動をお見守りいただくとともに、この問題の早期解決によりよきアドバイスをくださるよう、心よりお願い申し上げます。 謹白                     特定非営利活動法人たきどぅん                     理事長 上勢頭 保 1.4月24日付NHK沖縄放送局による報道内容について  沖縄県竹富島に残る国の重要文化財、「旧与那国家住宅」を管理するNPO法人が、国の補助金を不適正に受給していたとして、国土交通省は、このNPO法人の資産480万円を差し押さえる手続きに入りました。  問題となったのは、「旧与那国家」が国の重要文化財に指定される前のおととし、建物を維持・管理する地元のNPO法人、「たきどぅん」が行った観光地化に向けた周辺整備事業です。  国土交通省によりますと、このNPO法人は、事業に関して1,000万円の補助金を受けとりましたが、このうち、石垣積みの工事費として受給した480万円については、地元のボランティアの手で無償で行ったにも関わらず、工事費として偽の領収書を提出していたということです。  国土交通省では補助金適正化法に違反するとして不適正に受給した480万円を返還するように命令しましたが、NPO法人が応じなかったため、25日、銀行口座を差し押さえる手続きに入りました。 国によりますと、補助金の不正受給をめぐってNPO法人の資産の差し押さえに発展するのは異例のことだということです。  NPO法人「たきどぅん」は「国の担当者とは事前に相談した上で行ったことだ」と話しています。 2.八重山毎日新聞4月25日付記事  預金差し押さえへ  たきどぅんの補助金不正受給  旧与那国家の補修 虚偽の領収書作成  竹富島の特定非営利活動法人(NPO)「たきどぅん」(上勢頭保理事長)が2005年度に旧与那国家の修復などのための補助金480万円を不正に受給していたとして、国土交通省は24日までに同法人の預金の差し押さえなどを含む徴収手続きに入った。国交省によると、NPOは、無償のボランティアで行われた石積みの修復作業などについて虚偽の領収書を作成するなどして補助金を不正に受給していた。  国交省によると、不正受給があったのは、観光ルネサンス補助制度による補助金1,000万円の一部。  国交省は、NPOが、敷地の整地や機械使用料、補足石の購入などの名目で額面合わせて574万円分、支払い実態のない石積みのボランティア作業について額面あわせて655万円の虚偽の領収書を作成するとともに、NPOが発注した工事請負業者から工事代金の一部270万円がNPOに返金されていたなどとして、これらの金額のうち、補助率の32%に相当する480万円を不正受給と判断した。  国交省は、NPOが補助金の返還に応じないことから、補助金適正化法に基づき、今年3月4日付でNPOに対して補助金交付決定の一部取り消しと480万円の返還命令を行った。返還命令で示した支払い期限の同月21日を過ぎても返還されなかったことから、4月1日付で督促状を送っていた。  国交省は、今後の徴収について「国税徴収法などにのっとり、徴収手続きを行う」としている。  会計検査院は去年11月、この補助金480万円について「不当な国庫補助」と指摘していたが、NPOは「沖縄総合事務局の指導を受けてやってきた」などとして補助金の返還には応じていなかった。虚偽の領収書についても「会計検査を受けるに当たり、沖縄総合事務局から『領収書をそろえてほしい』と言われて作成した」と、国側の指導によって行ったと主張していた。  これについて、国交省は「担当者に確認したが、そのような指導は行っていないということだった」(観光地域振興課)と述べ、「実際にボランティアで作業を行ったのであれば、ボランティアで行ったいう趣旨の書類を出してしかるべきだ」(同)としている。  「たきどぅん」は2003年1月に設立の認証を受けた。  旧与那国家住宅は去年12月、国の重要文化財に指定されている。1913(大正2)年の建築。2003-2005年度には総額6,100万円で保存修理事業が行われていた。 …

平成20年度竹富島年間祭事行事表

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昨日の竹富公民館議会にて、 平成20年度の年間祭事行事の日取りが決定 しましたので、みなさまにお知らせいたします。 今年の種子取祭奉納芸能の日取りは  10月17日(金)、18日(土)となっています。 (ta) …

地縁団体法人竹富公民館 執行部及び役員

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 今朝の八重山毎日新聞には、 「新館長に宇根勝末さん」との見出しで、 竹富公民館役員が掲載されています。  今年度の竹富公民館の主な活動内容は  1 年間祭事・行事の執行  2 有限会社竹富観光センターによる水牛車移転問題の解決  3 竹富島東部宿泊施設建設に関する問題の解決  4 弘前ねぶたとの交流  5 旧ビジタセンター管理の問題  これらのことについて取り組んでいくと表明しています。 (ta)  平成20年度竹富公民館役員  ● 館 長   宇根勝末  ● 副館長   阿佐伊孫良  ● 主 事   前本賢二郎  ● 幹 事   宇根小百合  ● 事務局   阿佐伊 拓  ● 顧 問   内盛正玄 赤山喜介 前本隆一  ● 議会議員  内盛正玄 赤山喜介 前本隆一           仲村渠隆雄 上間 毅 島仲彌喜           内盛正聖 上勢頭 保 小底朝吉  ● 衛生部員  大浜 勝 上野 寛 前本 一  ● 監 査   細原京子 富本 宏 生盛洋尚  ● まちなみ    調整委員  三浦彰徳 上勢頭美穂子 高那弘子 田中耕二           上勢頭同子 田中郁子 野原義克 阿佐伊 拓           吉澤信一 井上勝義 根原哲也 登野原栄立  ● 財産管理    委員    内盛正弘 内盛正亀           上勢頭 保 新田長男           登野原栄立 生盛大和  ● 公民館運営    検討委員  内盛正聖 友利 勝           上勢頭 篤 上間 学           野原 健 水野景敬  ● 祭事部員  内盛正弘 狩俣吉勝           須崎要一 藤井幸吉           野原 健 水野景敬 …

『八重山毎日新聞』2008.02.05掲載記事

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『八重山毎日新聞』2008.02.05掲載記事よりふたつ。 ■南北が輪になり交流  ―4年ぶり、旭川ウタリ協会が竹富へ―                       (竹富島通信員)  4年ぶりに旭川ウタリ協会文化交流団(川上団長ほか15人)か竹富島をこのほど訪れた。  午前10時過ぎに一行が竹富港に到着するころには日もさし、島民らがトンチャーマで迎えガーリを繰り返して歓迎した。一行はゆがふ館を見学し、学校では全員にムックリ(口琴)をプレゼントして指導した。  夜の芸能交流会には島民や観光客も大勢つめかけて、立ち見も出るほどの盛況だった。主催の全国竹富島文化協会の高嶺方祐理事長は「旭川まで3300キロメートル、気温はマイナス23度とプラス23度。距離感を温度差で体験して今回も良い南北交流が出来るように」と述べ、竹富島に伝わる「ザンヌユングトゥ」を披露した。アイヌ訪問団の川上団長は「4年前の竹富島の印象が良かったので人選に困った。アイヌとは人間という意味。お互い顔かたちを見ても全然違和感がない。旭川とも正式な姉妹校流を」とし、上間毅公民館長は「文明は滅んでも文化は滅びない。北と南の異文化は日本にとっても大切なこと。敬意をこめて心から歓迎したい」とそれぞれあいさつした。  竹富島からは種子取祭の狂言「世曳き」と3支会から各1点のにぎやかな芸能が出され、アイヌ側からは「あいさつの踊り」に始まり、楽器を持たず自然と共生してきた民族の、素朴な踊り10点が披露された。唯一の楽器といえるムックリは、哀調を帯びたなかに時に激しく響くと会場からは大きな拍手が起こっていた。近年手がけているという、アイヌの気持ちを共通語とギターでロック調に演奏する曲もあった。「色男の踊り」は前回大好評だった演目で、会場は爆笑に包まれていた。  たっぷりと楽しんだ後は全員で会場いっぱいに「イオマンテウポポ」の輪踊りと竹富島の「巻き踊り」、モーヤーと続き、南国にしては寒い夜を大いに盛り上がった。 ■石垣島キャンプ初のオフ日 ロッテナイン島内・離島観光楽しむ  千葉ロッテマリーンズ石垣島キャンプ練習オフの4日、選手たちは島内・離島観光やゴルフ、ショッピングなどで休日を満喫した。  そのうち大嶺祐太投手とともに竹富島を訪れ、水牛車に乗って集落内観光を楽しんだ。  竹富保育所には「V目指せ 日本一」の横断幕も飾られ、大嶺投手らの乗った水牛車が保育所に近づくと、子どもたちが「大嶺選手頑張れー!」と声援をかけた。  また3人を取材する多くの報道関係者も竹富島入りし、島を訪れていた観光客や島民らは「さすがプロ野球選手。こんなに多くのカメラマンが一緒についてくるなんてすごい。大嶺投手も立派になった」と話していた。  大嶺投手は「竹富島へは何度か来たことはあるが、水牛車に乗ったのは初めて。意外と早く動いて楽しかった。いいリフレッシュができたので、明日からの練習も頑張りたい」と笑顔を見せ、服部・下敷領両投手は「建物とかがすごく沖縄らしく、癒やされる感じがした」「よく旅行をするが、竹富島は初めてで楽しかった。また遊びにきたい」とそれぞれに感想を述べた。  ロッテ石垣島キャンプは5日から第2クールに入り、徐々に練習のレベルを上げていく。 …

第12回星砂の島文化講演会

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2月には全国竹富島文化協会主催の大きな行事が2つあります。 ひとつは「アイヌ文化交流の集い」、 もうひとつは「第12回星砂の島文化講演会」です。 「アイヌ文化交流の集い」は、 2月1日に、アイヌの19名一行が御来島し、 アイヌの芸能を披露してくださります。 もちろん、竹富島も芸能でこたえます。 歌や踊りを通じて、 アイヌ文化が体験できる交流会は、 楽しみですね。 「第12回星砂の島文化講演会」は、 講師に立命館大学名誉教授の福田晃先生をお迎えし、 お話をうかがいます。 演題は「竹富島のムニンガタイ」。 講演では今は故人となられた 島の先輩方のムニンガタイ(物語り)の録音を聞きながら、 口伝えの文化財の継承について、 みんなで考えてみるのが大きな目的。 それぞれ下記の通り開催します。 ■アイヌ文化交流の集い 日 時○2月1日(金) 午後7時30分~午後9時 場 所○まちなみ館 ■第12回星砂の島文化講演会 講 演○福田晃(立命館大学名誉教授) 「竹富島のムニンガタイ」 日 時○2月9日(土) 午後6時30分から 場 所○まちなみ館 お問合せは、�0980-85-2488(飯田)まで。    (YI)…

『素足で感じる竹富島』ツアーの開催について

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 今日の竹富島の天気は晴れ。気温24度、湿度60% で過ごしやすい気候となっています。  島内をのんびりと過ごす方々にとってはとても よい日となっています。  年末とは思えぬ天気のよさで、ご来島された方 にとってもとてもいい思い出になると思われます。  年末年始を迎えまして、 ご好評いただいている『素足で感じる竹富島』ツアーを 12月29日~1月3日までお休みさせていただきます。  今年は参加者1,000名も突破しました。 また、今後もスタッフ一同ますます 「目には見えない、手に触ることができない」 竹富島の素晴らしさを皆さんに伝えていきます。  シッカイト ミーハイユー  来年もよろしくお願い申し上げます。 (TA) …