第186回 民具づくり教室開催

(土)民具づくり教室を開催しました。 外国の方も興味深々な様子。 本日も引き続き、アンツクとマディンナーを作っています。 前回、お話したようにマディンナーは立ち上げのタイミングが重要です。 メンバーのお一人は立ち上げてのですが、理想の形に向いていかず もう一度外しなおしをして理想の形に向かって一直線! どんどん形になっていきます。 民具づくりは手を動かしているように見えますが、体全体で行います。 材料の準備などをする場合でも翌日体が悲鳴を挙げることも。 「くーじ(マディンナーの材)もサァ~と割ける方法があればいいのに」 「縄綯いも体の半分がいたいよね~」 と笑顔で苦痛の会話が飛び交います。 そこを楽しむことができれば、民具のレジェンドの道が開ける!? 引き続きガンバッテ!…

第185回民具づくり教室開催

4/12(土)の民具づくり教室は 前回に引き続きマディンナー(カゴ)制作に勤しんでいます。 何事においてもまずは、準備。 まだまだ準備段階の方も。 すでに編み始めている方も。 「あれ?色を変えたの?」 「いや、クージを準備した時期が違うの」 植物は生きています。そのときどきの状況によってコンデションが違うため色も違う。 準備を一気に行うと、大きさも状態も似たようにはなるのですが。 それもご愛嬌。 手も足も頭も力も使い全身で編んでいきます。 これから先は更にどこから立ち上げるかが問題。 作り手の“気の持ち用”でマディンナーの形が出来上がっていくのです。…

男だらけの月桃縄準備とすすきの箒作り

2月23日昨夜、第25回島立て学校「男だらけの月桃縄準備とすすきの箒作り」を開催しました。 講師は松竹昇助さん 大山ミツ子さんです。 前回の縄綯いの際に、準備を教えて欲しいとの声を汲んでの開催。 また時季的にススキがふさふさと頭をたれていましたので、箒も作りました。 真剣かつ暑い男気がムンムンと漂っていました。 月桃の葉の落とし方から、裂き方、並べ方まで一から教わります。 みなさんん、縄の準備がこんなにも手間と丁寧さを要するものとは思ってもいなかったようです。 準備というのは何事においても最も重要視するところ。 使えるような縄の準備に約1時間かかりました。 前回の復習もしっかりと。 縄綯いも行います! メンバーのなかにはアダナシを持参してくれ、アダナシでも縄をなっていました。 植物が違うとまったく感覚が違うようです。 縄綯いを習得したメンバーもシックハックでした。 最後に30分ですすきの箒作りにチャレンジ。 簡単なようですが、同じ動作の根気と美意識が問われます。 ポイントは締める力と最初と最後の結び方。 皆さん見事に完成し、早速使用していました。 会場からはコレはできないか?というリクエストも飛び交い昇助おじぃとの談義に花を咲かせていました。 これも大きな財産です。 次回も楽しく学べればと思います。 ご参加の皆様、お手伝いしてくれた皆様ありがとうございました。 !ありがとうございました! 講師の松竹昇助さん、大山ミツ子さん、助っ人前本賢二郎さん …

月桃の縄準備とすすきの箒づくり

今月2回目の「男だらけの縄準備とすすきの箒づくり」を開催します。 前回の縄ない教室を開催した際、材料の準備をちゃんと知りたいという 声を頂きました。 島の男性のやる気にお答えして、縄の準備を一緒に行いましょう。 しかし月桃は乾かさないと使えませんので、すぐに使用は無理です。 そこで、島ではススキがザワザワと揺らいでおりますので、ススキを使って箒作りも行います。 材料の準備が必要ですので、今回は2/18までにご予約お願いします! 問合わせ:0980-85-2488(ゆがふ館内) 日にち:2月22日(土) 会 場:まちなみ館 時 間:20時~ 費 用:500円(箒をつくる方のみ) 参加条件:島の男性(年齢は問いません) ご参加お待ちしております。…

第24回島立て学校 男だらけの縄綯い教室

昨日2月6日に開催しました「男だらけの縄綯…
カイダー字 手ぬぐい

庭の日終了

7/28庭の日終了いたしました。 皆様のご参加ありがとうございました。 楽しんでいただけて嬉しいです。 スタッフも大変楽しめました。 石垣島、西表島、小浜島の皆様もありがとうございました。 お互いの島の話や共通事項に共感しつつ楽しい時間がすごせました。 外からみると、八重山の島で行き来があるように思われますが、 なかなかどうして交通機関もほとんどないので用事がないと来島しないのが現実です。 石垣のおじぃさん(推定80才)も「竹富島はいつでも行けるからよ、行ったことないよ」 とのこと。そうして80年経っております。 というわけで、今後もこのような島同士の交流ができればいいなぁとお互いに話し合いました。 それにしても、想定外の参加者数で、NPOたきどぅんスタッフもゆるゆると構えておりましたが、 ブースに人だかりが・・・・。すみません最後の最後で準備しました。 ということで、大盛況の夏の庭の日。 またたくさん遊べて学べて笑顔になれる場所作っていきたいとおもいます。 では、振り返りフォトブック行ってみましょう~! 八重山農林高校の先生によるWS サンゴアート。本当に子供って想像力豊か! 竹富島民具づくり教室の皆さんによるWS お父さんも一緒に参加しています! NPO西表島エコツーリズム協会さんは西表島をPR 西表の特色が出ていて面白かった! 小浜島くば屋ぁのみなさんは小浜島をPR 竹富から見える小浜島。それでもこんなに文化が違うのね。 しらほサンゴ村からはサンゴのお話と塗り絵WS とっても塗り絵が綺麗でした 楽種工房サガエキヨコ先生! 相変わらず大人気。レターセットにペタリと自分だけのグッズが出来ています。 HAPAJIRUSHI 小乃葉さん 竹富島とは縁深いのですが、WSは初めて。素敵な作品が次々できます。 アトリエ五香屋 WSの粘土がなくなりました・・・しかし、五香屋さんは今からこの粘土を焼いていきます。 大盛況ですが荷物は減りません(笑) Ayoi 竹富島の織物アートユニット。二人のお母さんがタックル組むと、島の素材が生きます! モビールの素敵なこと。うっとりです。 沢山のご参加、ありがとうございました。 そして、出展者の皆様、本当にご協力ありがとうございました。 また、楽しいこと一緒にできたら光栄です。 ありがとうございました。…

庭の日開催

7月28日(日)第41回 庭の日を開催します。 今回は、『八重山で出会ってほしい何かがある』そんな思いで過ごせる小さな場所を竹富島に作りました。 竹富島をはじめ、小浜島、西表島、石垣島からの出展ブースが登場。 各ブースでは、子供たちも参加できるワークショップが数多く行われます。 ぜひ、竹富島へ遊びに来てください。 ■庭の日日時:7月28日(日)10時~16時 場所:竹富島ゆがふ館内 *台風時中止 ■参加団体 ・竹富島民具づくり教室 ・Ayoi ・アトリエ五香屋 ・しらほサンゴ村 ・くば屋ぁ(小浜島) ・楽種工房 ・Happajirushi ・西表エコツーリズム協会 ・県立八重山農林高等学校 ■ワークショップ *ブースによっては先着順です。 ・月桃敷物(午前午後各1名)@2500 ・月桃コースター(午前2名)@1500 ・月桃のペットボトル(2名)@2500 ・小さな民具ミニホーキ 草玩具 @500~ ・Ayoi @500~  芭蕉糸のポンポンモビール  木ーホルター ・アトリエ五香屋   陶シーサー作り@1000  皿の線彫り・絵付け@1500~ ・しらほサンゴ村   サンゴミニ講座&塗り絵 @無料 ・楽種工房 消しゴムはんこでマイグッズ  エコバック @700  レターセット@500  大判バンダナ@900 ・Happajirushi 酒井木乃葉   手ぬぐい色付け遊び @600 ・県立八重山農林高等学校   サンゴアート(10名)@無料 ・ヤラボで笛づくり @無料 主催 NPOたきどぅん 0980-85-2488(ゆがふ館内) …

第158回 民具づくり教室開催

本日民具づくり教室を開催しました。 梅雨の晴れ間とはいえ、暑い中、ゆがふ館のお庭を借りてサミヌムッショーの総仕上げです。 結局丸一日使って仕上げました。 梅雨の時期の民具づくりは、材料の乾燥具合がネックとなります。 試行錯誤しながら自然と共に作業をすることは、元来の民具づくりと言えます。 天候と …

フタジンナー

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 先日、松竹昇助さんが作っていた民具が…

『竹富島・小浜島の昔話』のこと。

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第12回星砂の島文化講演会の講師・福田晃氏は1975年・1976年に、立命館大学・大谷女子大学・沖縄国際大学の学生を募り、八重山の島々に伝承されてきたムニンガタイ(民話)の聴き取りを行いました。 その成果が『竹富島・小浜島の昔話』(1984年・同朋舎出版)に結実されています。本書は「南島昔話叢書」第9巻として刊行され、竹富島の昔話46話、小浜島の昔話62話が収録されています。 ここでいう昔話とは、神話・伝説、本格昔話、世間話、笑話、動物昔話などを総括したものを指します。 福田氏は編者代表として「あとがき」に「本書は、立命館大学・大谷女子大学・沖縄国際大学の若い学生たちのエネルギーと、竹富町教育委員会・八重山文化研究会・竹富島小浜島の公民館・老人会など地元の皆さんの協力と、竹富島・小浜島出身の若き学究者の情熱との三つが統合して成ったものである」と述べています。 ちなみに、この竹富島出身の「若き学究者」は、仲筋出身の狩俣恵一氏のことです。 本書最大の特色は、本を開いたとき、上段には語り手が方言で語ったものを忠実に翻字したもの、下段には編者らが共通語訳したものを配して構成したところにあります。テードゥンムニの味わい深さを活かした編集になっています。 一話ごとに、語り手の名前も記録されていますが、残念ながらこれらの先輩方はすでに故人となられています。本書はそれだけに貴重な記録だともいえます。 本書に収録された竹富島の昔話の題名と語り手を、ここに記しておきます。 01 竹富島の島建(上勢頭亨) 02 仲嵩の由来(大山功) 03 御願崎の石上げ(与那国清介) 04 ニーウスビの神(大山功) 05 種子取祭と六人の神(大山功) 06 石垣・幸本御嶽の香炉(東盛弘介) 07 犬の井戸(前野長用) 08 アーパー石(東盛弘介) 09 世果報の神とサン(前野長用) 10 ムカデ旗の由来(大山功) 11 鉄人の根原神殿と与那国島(大山功) 12 花城の神と川平カニーブの船漕ぎ競争(大山功) 13 多良間モーシ(大山貞雄) 14 ハブ聟入(生盛康安) 15 子育て幽霊(与那国清介) 16 継子の井戸掘り(加治工政治) 17 按司の身代わり花嫁(大山功) 18 藁しべ長者(前野長用) 19 産神問答(前野長用) 20 大歳の客(1)(狩俣カマド) 21 大歳の客(2)(与那国清介) 22 ユヒトゥンガナシの恵み(大山功) 23 ある男の仇討ち(加治工政治) 24 首のない影(前野長用) 25 働かずには食えない(大山貞雄) 26 真栄里ギシャーの大力(東盛弘介) 27 竹富武士と屋良部武士の力くらべ(前野長用) 28 人間の腰(大山功) 29 烏に仕返し(東盛弘介) 30 唐の不思議(与那国清介) 31 小さい時計は時間が早い(大山功) 32 玻座間蛙と仲筋蛙(大山功) 33 シジランと南京虫と蚤(与那国清介) 34 白鷺とヨーラとクビラと鳩(東盛弘介) 35 老烏の知恵(生盛康安) 36 十二支の由来(石川明) 37 鷲と海老(大山貞雄) 38 蝙蝠の二心(根原ハツ) 39 猿の生肝(前野長用) 40 竜宮の祝い(1)(与那国清介) 41 竜宮の祝い(2)(石川亀美屋) 42 雀孝行(大山功) 43 雨蛙不孝(前野長用) 44 雲雀と若水(上勢頭亨) 45 犬の脚(石川明) 46 鶏が鳴きだすわけ(大山功) 「解説」によると、竹富島における昔話の伝承の系譜は、家系に沿うところが大きいといいます。 しかし、本書にもっとも多く収録されている、大山功の伝承の系譜は、「血縁関係よりも地縁的結合によるものが、その中心となっている」そうです。 大山功氏は、昔話を祖母や父母から聞くことよりも、「村の古老・先輩・友人から聞き取ったものであり、特に近くの東金城加那や勢頭真牛からのものが多く、夕食後、その家を訪ねては話を聞かせてもらった。あるいは、西表島へ出作りに赴く舟の中で、あるいは、稲作・畑作の仕事のなかで、また山の木伐りの作業の折に、話を聞くこともあったという。しかも、それらの伝承話を自分の自分の子や孫に語ることはなかったが、村の祭りや畑仕事の折、あるいは出作りの赴く舟の中で、村の人々に、これを語っているのであった」とユニークな伝承のあり方です。 この『竹富島・小浜島の昔話』のほか、竹富島の昔話を記録した、『竹富島誌 民話・民俗篇』『蟷螂の斧』、またNPOたきどぅん発行の『テードゥン昔ムヌンガタイ』などを大いに活用し、生き生きとした昔話の継承につとめていきたいものです。                  (YI)…