種子取祭教室のご報告

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昨日行いました、種子取祭教室のご報告です。 島内外合わせてなんと40名(!)の方々が参加してくださいました! 参加者の皆様、夜遅くまでありがとうございました。 予想を超える参加者の数、それと竹富島最大の祭事ということで、 解説者もいつも以上に熱弁を振るっていました。 全体としては唄の練習に多く時間を割くことはできませんでしたが、 会が終わってからも、解説者を捕まえて、熱心に世乞い唄を練習する若者の姿が特に印象的でした。 古謡は、音階が微妙な上がり下がりをするので、覚えるのはとても難しく、何度も何度も唄うより他ありません。 しかし、一晩世乞いに参加すれば覚えられるそうですので、興味のある方は是非参加してみてください。 その際には、マナーを守っての参加をお願いします。 種子取祭の期間に島にいる方々全員の協力によって、たなどぅいは成り立っているのです。 とにもかくにも、事前知識をばっちり備えて、ますますたなどぅいが楽しみになったのではないでしょうか。 …

種子取祭教室 開催!!

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竹富島最大の祭事、種子取祭が近づいています。 島では清掃調査(詳細はゆがふ館HPブログでどうぞ)を終えて、ほっとする間もなく、毎晩奉納芸能の練習に励んでいます。 祭全体の計画手配をなす「トゥルッキ」まで5日をきりました。心地よい緊張感が高まっています。 さて、本日10月23日午後8時30分より、NPOでは「種子取祭教室」を開催します。9日間もある種子取祭の全体像をつかもうという目論見です。DVD鑑賞と解説、奉納芸能二日目の夜にほぼ一晩中行われる世乞いで唄われる世乞い唄の練習も行う予定です。 みなさまのご参加お待ちしてます! 「種子取祭(たなどぅい)教室」  日時:10月23日(日)20:30~  場所:竹富島ビジターセンターゆがふ館  内容:DVD鑑賞、解説、世乞い唄の練習 …

港湾清掃

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種子取祭もいよいよ目前に迫ってきました。 島ではいろいろな準備に大忙しの日々です。 そしてこの日は、気分も新たに種子取祭を迎えようと、 NPO活動の一環として、島内の会員に集まってもらい、 港湾清掃を行いました。 日が落ちるのが徐々に早まっている今日この頃。 暗くなるまで、黙々と作業をし続けました。 みなさん、おつかれさまでした! …

JATA 竹富島の古謡の伝承と普及

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 竹富島には、人生の通過儀礼や祭事、農作業、家作りの際に、または労働歌として歌われてきた古謡があり、島の風土や生活を表現した文化遺産です。しかし近年、古謡は普段の生活の中から徐々に忘れ去られようとしています。古謡を歌う場が限られているためです。  そこで、JATA環境基金「地球にやさしい市民活動支援助成」を元に、古謡を唄うグループの支援、古謡の会の開催、CD化なども視野に入れ、古謡の伝承と普及に取り組んでいます。  第1回のミーティングでは、古謡がしっかり体に染み付いている監修委員の方々とともに、これからの計画について話し合いました。 …

テードゥン昔ムヌンガタイ ワーキング編

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テードゥン昔ムヌンガタイ、ワーキング委員のミーティングが行われました。 これまで3グループの経過報告と、これからのスケジュールについて話し合いました。 集められた低学年グループの子供達の絵の出来は、大人たちの予想をはるかに超えてすばらしく、それだけで十分に絵本になりそうです。 お話はテードゥンムニ(竹富島の方言)も記載することにしました。 高学年グループは、それぞれが家に持ち帰って絵を描いています。 お話を聞いていて気づいたのは、こどもたちが昔の道具を知らないということ。火鉢やキセルなど、描くだけで当時の雰囲気がぐっと出てきそうな小道具がたくさん登場したので、今度は島の博物館、喜宝院蒐集館に見学に行きながら、道具を描くのもおもしろい学習になると思います。 中学生は歴史編で、学校の由来についてのお話を聞きました。 中学生グループは、自主性を尊重しての進行です。 どのような仕上がりになるか、今からとても楽しみです。 …

ありがとう体育館

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竹富小中学校の体育館が生まれ変わります。 工事のため、9月27日をもって体育館に入ることができなくなるということで、3部構成でお別れセレモニーが開かれました。 体育館とすごす最後の時を飾ったのは、ソフトバレーボール大会。 体育館ができてからの29年間の思い出をかみ締めながら、汗を流しました。 …

西桟橋が国の登録有形文化財に!

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竹富島の夕日の名所としても知られる「西桟橋」が、国の登録有形文化財となりました。 登録制度は、より多種多様で多くの価値あるものを後世に継承するために平成8年10月1日の文化財保護法の改正により導入された制度で、緩やかな保護措置の中で活用を図ることが出来ます。 「西桟橋」は、かつて竹富島の人たちが、西表島で稲作を行っていたときの玄関口です。クリ舟に帆をかけての航海は、大変危険なものだったそうです。このように島の歴史に深く関わる文化遺産が文化財となったことはとても意義のあることで、NPOたきどぅんとしてもこれを有効に生かしていく活動を企画していく予定です。 この桟橋には島のお年寄りたちの想い出がいっぱい詰まっています。 その奥深さを知ることが出来れば、夕日の見え方も変わってくるかもしれませんね。 …

敬老会

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敬老会が開催されました。 島のおじいやおばあがまちなみ館に集合し、子供達や孫達の歌や踊りを存分に楽しみました。 竹富島は長寿の島。敬老会の歴史は本土の敬老の日よりも古く、大正13年から始まりました。年長者を敬う島の気質は、こういう行事で育まれるのかもしれません。 敬老会の詳しい様子はこちら↓ ゆがふ館ホームページ「今週のお知らせ」 …

東京へ

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NPOたきどぅんが管理運営受託しているゆがふ館は環境省直轄のビジターセンターです。石垣島にある自然保護管事務所・国際サンゴモニタリングセンターで勤務し、NPOたきどぅんの正会員でもある岡野隆宏氏が、10月1日より本省勤務となり八重山を離れることになりました。 岡野氏には大変お世話になりました。 たまには竹富島に遊びに来てくださいね! …

テードゥンムニ大会

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竹富島恒例のテードゥンムニ大会が開催されました。 テードゥンムニとは竹富島の方言のこと。 この日のために一生懸命練習してきた子供達のテードゥンムニに、会場からは暖かい笑い声と大きな拍手が送られました。 当日の詳しい様子はこちら↓ ゆがふ館ホームページ「今週のお知らせ」 …