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種子取祭の日程について

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 今年も種子取祭(10月11日~10月19日)が執り行われる 季節が近づいてまいりました。  毎年、多くの方々がご来島いただく種子取祭ですが、 今年の日程を皆さまにご案内いたします。  17日、18日の奉納芸能は、種子取祭のハイライトとも いえます。是非ともご覧下さるよう、お願い申し上げます。 (ta)  平成20年度(2008年) 竹富島の種子取祭 1. 9月7日(旧暦8月8日)、世迎い(ユーンカイ)。 竹富島にニライカナイの国から神々によって、 種もみがもたらされるという神事が行われる。 2. 8月27日(つちのととり)、節祭(昔の正月) 新しい季節を迎えたことを神々に祈り、 作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。 3. 古来より節祭から49日目のつちのえねの日を祭日とする 種子取祭に入るとされている。 4. 本年は、10月15日がつちのえねの日にあたり、その日に種を蒔く。 昔から、それより4日前のきのえさるの日から種子取祭の日程に 入るとされている。 5. 10月11日(きのえさる)種子取祭初日。 初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行い、 玻座間、仲筋の両地区の長者(ホンジャー)の前で無事に 奉納芸能が尽くせるようにとの祈願を行なう。 6. 10月12,13,14日 種子取祭の諸準備。踊り、狂言の稽古を行う。 7. 10月15日(つちのえね) 男生産人(16歳~65歳迄)は、早朝から幕舎張りなどの 奉納芸能の舞台つくりを行う。 出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。 各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。 公民館役員や神司は、揃って玻座間御嶽、世持御嶽、清明御嶽、 根原家などを廻り種子取祭の願いを行なう。 神司は、その後それぞれの御嶽で祈願して案内をかける。 8. 10月16日(つちのとうし) ンガソウジといって、前日に蒔かれた種がしっかりと 土につくように、精進を尽くす日とされる。 家の主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること) を招いてイイヤチ戴きの儀式などもある。 芸能の稽古の総仕上げの日。午後8時から公民館役員、三郷友会 会長などがブドゥイドゥン、狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励する。 9. 10月17日(かのえとら) バルヒル願いの日、奉納芸能初日。 午前6時、彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが 弥勒興しの祈願。玻座間御嶽では神司たちの祈願。 その後、両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、 イバン取りの儀式がある。場所を奉納芸能の舞台に移して、 干鯛の儀式が行われる。 そして、8時前、仲筋地区の主事宅へ参詣。 9時頃、世持御嶽へもどる。 午前8時頃から全国竹富島文化協会主催の種子取祭に関する講話が まちなみ館で行われる。 9時30分頃から、庭の芸能を奉納。 棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、祝種子取、 腕棒、馬乗者の順で行われる。 10時30分頃から玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。 その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。 別途演目あり。曽我の夜襲で初日の芸能は終了する。 (玻座間村の舞踊は、東と西の両地区が一年ごとに担当し、担当しない 地区は数点を提供することになっており、本年は西地区の担当)。 17時30分頃、イバン戴みの儀式がある。 それから世乞い(ユークイ)が始まる。 世乞い(ユークイ)は、種子取祭を根原カンドゥをまつる 根原家から始まり、その後、三地区に別れてユークイが深夜まで 行なわれる。 西地区は、神司の家、玻座間長者宅、主事宅それから各家々を回り 最後は高嶺家。東地区は宇根家、与那国家、神司家、 その後に各家々を回り最後は宇根家。 仲筋村は、仲筋長者家、神司家、主事宅、その後に各家々を回る。 22時30分頃石垣への船の臨時便あり 10. 10月18日(かのとう) 午前5時、三地区に別れていたユークイの一団は、 根原家で一つになってユークイの留めを行なう。 5時30分頃、世持御嶽へ。イバン返上を行ない、ユークイは総て終了。 二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、 それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納される。 その後、前日同様の干鯛の儀式がありその後、 玻座間村西地区の主事宅へ参詣。9時頃世持御嶽へもどる。 9時30分頃から、庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。 10時30分頃から、仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。 別途奉納芸能演目がある。 仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種蒔い狂言、天人狂言などがあり、 最後は鬼捕りで奉納芸能は終了。 17時30分頃、芸能の奉納はすべて終了し、 18時30分頃、石垣行臨時船便あり。 種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。 11. 10月19日(みずのえたつ) 男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。 午前10時頃から竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会 (石垣・沖縄・東京)幹部との懇談会がある。 支払い議会を開催して種子取祭の精算を終える。 夜は全国竹富島文化協会の総会が開催される。 12. 10月20日(みずのとみ) 種子取祭物忌(むぬん)。現在は省略している。 特定非営利活動法人たきどぅん 事務局長 阿佐伊 孫良 …

敬老会に関する記事2点

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 今日の八重山毎日新聞には、竹富島で開催された第85回敬老会 に関する記事と、東京竹富郷友会による第29回敬老会の記事が 掲載されています。  竹富島の敬老精神は昔から篤く、1924(大正13)年から敬老会 が開催されています。    竹富島には 「ういひとぅや きないぬ たから」  (老人は家庭の宝である。)  という諺が遺されています。  年配を敬う精神が根付いている地域でもあります。 (ta) 島をあげて長寿を祝う 竹富島で敬老会  全国で最も早くから開催、継続している竹富島の敬老会が21日、 竹富まちなみ館で開催された。  竹富島では15日を国の祝日と制定される40年前の1924(大正13)年 に、当時の上間広起村長により始められたという。宇根勝末公民館長 は「島のために尽くした先輩を敬い、きょうは子孫の舞踊も用意して あるので楽しんでください」とテードゥンムニで式辞、70歳以上の会 員83人の名前を読み上げて紹介した。  祝宴では新田長男町会議員が「旺盛な敬老精神が長寿の島となって いる。お年寄りは一人ひとりが図書館、博物館。これからも健康に留 意し後輩に伝えてください」と乾杯のあいさつ、各集落から舞踊が 披露され、今年新入会した友利民さんの孫、ひ孫が飛び入りであやか り太鼓を打って会場をにぎわした。  高那三郎老人会長は「きょうは老人にとって最高の日となった。 みんなに感謝し、外山久太郎診療所長の話をよく聞いてもっと長生き しましょう」とあいさつ。最後は全員でクイチャー・モーヤーを踊っ て精いっぱいの喜びを表していた。 お年寄りの健康と長寿を祝福 【神奈川】  83年の歴史のなかで100歳の誕生は初―。東京竹富郷友会(市村高也 会長)は21日、川崎市内のホテルで長年にわたり地域や会発展に貢献 したお年寄りの長寿と健康を祝う「第29回敬老会」を催し、ファーマー (子孫)らによる郷土芸能などで楽しいひとときを過ごした。  招待されたのは、国島ヒサさん(100歳)を筆頭に、今年敬老の仲間 入りした辻武子さん(73)ら71人が異郷の地でかくしゃくとしている。  式典は元気な姿をいつまでも残そうと記念撮影から始まり、市村会長 が「後期高齢者医療や年金問題などお年寄りを取り巻く環境は厳しい。 お元気な姿で出席されたことが何より。長い人生の中で培われてきた 貴重な知恵と経験でご指導ください」と労をねぎらった。  お年寄りを代表し富本栄さんが「ギョーザやミルク、事故米と人命に かかわる食品汚染問題が後を絶たない昨今ですが健康管理は自分自身で、 自ら展望を開き、地域社会に役立つ老人になりたい」と謝辞を述べた。  新企画「お年寄りにインタビュー」では、大内玲奈ちゃん、有坂もも ちゃん(小4)=中嘉山春さんの曾孫=が登場。国島ヒサさんに「得意 科目は?趣味は?初恋は?」と大人顔負けの質問に「小学生のころは 算数。今はカラオケと編み物が日課」と即答する頭の回転はまだ60代。 ちなみに来年は、前新トヨさん100歳と90歳以上が11人も。  祝宴は、クヤマー会による「かぎやで風」や島に伝承される民謡など が次々と演じられ精いっぱい祝った。 (有田静人東京通信員) …

住民観光客詰めかけ熱気(八重山毎日新聞9月7日号)

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 9月7日付八重山毎日新聞に 第31回テードゥンムニ(竹富言葉)大会の記事が掲載されています。  八重山には「言葉は竹富に習いなさい」 という諺があるとおり、テードゥンムニには、 単語、発音いずれも美しい言葉が遺されています。 ムニバッキタ シマバッキ シマバッキタ ウヤバッキルン (言葉を忘れると 島を忘れ 島を忘れると 親を忘れる)  竹富島の諺です。  この諺の力強さが、未だに竹富島には遺されています。 (ta) 住民、観光客詰めかけ熱気 テードゥンムニ大会で熱弁  地方文化の原点である方言を大事にしようと始まった テードゥンムニ大会も31回目を迎え、5日夜、まちなみ館 で開催された。  毎年の大会を楽しみにしているお年寄りが早々と集まり、 宿泊の観光客も詰めかけ、すべてテードゥンムニで進行する 退会を楽しんだ。  大会は、かすりの着物姿の保育園児によるわらべうた5点 で幕開け。小中学校全員が単独や兄弟、グループで演壇に立ち、 また学校職員も参加して15演題を発表した。  結願祭も間近とあって、中学生が「始番狂言」を演じ、 内盛家の兄妹が母・祖母の応援で「豊年祭の唄」を歌った。  発表後は、これまで児童・生徒や教師にテードゥンムニを 指導してきた前本隆一さん、古堅節さんに感謝状が贈られた。  4日間にわたって竹富島を多面的に調査していた淑徳大学 谷沢ゼミの20人は、「意味は分らなかったが、30年以上も こんな形で島の文化を守ろうとしているのは素晴らしい」 と話していた。 …

JICA研修員との交流会

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 9月に入り、竹富島もテードゥンムニ大会 (PTA主催)、世迎い、結願祭などの祭事行事 を控え、慌ただしさを増してきました。 こうしたなか、竹富島を訪れるJICA (独立行政法人国際協力機構) の研修員とNPO職員をはじめとする 島民との交流会が、旧与那国家住宅で開催されました。  取りまとめは、研修員を受け入れる NPO法人おきなわ環境クラブのメンバーです。  今回の研修員のお国はミクロネシアの島々のかたがた。  1 マーシャル諸島共和国  2 ミクロネシア連邦  3 パラオ共和国  の計5名のメンバーです。  竹富島と同様な観光資源を有し(サンゴ礁や伝統文化など) 今後、どのようにこれらの資源を生かし、活用していくかが 研修員の課題でもあります。  竹富島の参加者も、今後、国を支えていく研修員を通じて、 異なった観点から観光業をとらえていくべきだと感じていました。 (ta) …