住民観光客詰めかけ熱気(八重山毎日新聞9月7日号)

 9月7日付八重山毎日新聞に
第31回テードゥンムニ(竹富言葉)大会の記事が掲載されています。
 八重山には「言葉は竹富に習いなさい」
という諺があるとおり、テードゥンムニには、
単語、発音いずれも美しい言葉が遺されています。
ムニバッキタ シマバッキ シマバッキタ ウヤバッキルン
(言葉を忘れると 島を忘れ 島を忘れると 親を忘れる)
 竹富島の諺です。
 この諺の力強さが、未だに竹富島には遺されています。
(ta)


住民、観光客詰めかけ熱気
テードゥンムニ大会で熱弁
 地方文化の原点である方言を大事にしようと始まった
テードゥンムニ大会も31回目を迎え、5日夜、まちなみ館
で開催された。
 毎年の大会を楽しみにしているお年寄りが早々と集まり、
宿泊の観光客も詰めかけ、すべてテードゥンムニで進行する
退会を楽しんだ。
 大会は、かすりの着物姿の保育園児によるわらべうた5点
で幕開け。小中学校全員が単独や兄弟、グループで演壇に立ち、
また学校職員も参加して15演題を発表した。
 結願祭も間近とあって、中学生が「始番狂言」を演じ、
内盛家の兄妹が母・祖母の応援で「豊年祭の唄」を歌った。
 発表後は、これまで児童・生徒や教師にテードゥンムニを
指導してきた前本隆一さん、古堅節さんに感謝状が贈られた。
 4日間にわたって竹富島を多面的に調査していた淑徳大学
谷沢ゼミの20人は、「意味は分らなかったが、30年以上も
こんな形で島の文化を守ろうとしているのは素晴らしい」
と話していた。

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