琉球弧アダンサミット in 池間島 1日目 第2部

琉球弧アダンサミット 1日目(8/5)
第2部は、アダン料理ワークショップ

池間島のオカアター(お母さんたち)がアダン料理を教えてくれます。

  

まずはじめにびっくりしたのが、アダンの実を食べるということ。
竹富島では、今のところアダンの実を食べるという話は聞いたことがなかったからです。
アダンの実はヤシガニが食べる話しか知りませんでした。

実の一つひとつ外れる部分「分果」の部分を池間島では「ツガキ」と呼んでいて、子どもたちはこれをしゃぶって甘みを楽しみおやつとしていたそうです。外した後の芯の部分は「バス」といって、この部分をスライスしてなまり節と一緒に炒め煮にしたものを教えていただきました。
竹の子のような食感で、目から鱗でした。

 

食べ物はやはり盛り上がります。
参加者はオカアターへたくさん質問していました。

こちらは、アダン葉の根元部分。この白い部分あたりからおなじみのアダンの新芽を採ります。

 

アダンの新芽では、煮物と天ぷらのワークショップ。

 

屋外では、ツガキを燃料にしカツオのカマとタコの燻製焼きのワークショップ。乾燥させたツガキを燃料にして焼きます。
ワークショップに引き続いて、交流会へ突入。

池間島のお料理を用意してくれました。シャコガイに盛り付けられたカツオの刺身、黒大豆の赤飯、池間島の名物料理「ンスゥニーワー」(大きく切った豚肉に味付けは味噌、豚の水分と油だけで煮込む、お祝いには欠かせない料理)・・・本当においしいお料理を用意していただきました。写真を撮り忘れたことを後悔しています。

最後に、宮古のクイチャーを教えていただきました。

一日目終了。
竹富島と与那国島のメンバーで宿へ向いました。