ニーブを無事に寄贈いたしました。
平成22年(2010)4月に完成した2作目のニーブは、
9月12日に沖縄県立博物館へ無事に収蔵されました。
【1作目:平成21年11月製作 喜宝院蒐集館に寄贈】
【3作目:平成30年04月製作 ゆがふ館ゆんたくコーナーで利用】
穀物の脱穀に使う敷物として作られてきた、藁のムシロである
ニーブ(地域によってはニクブクという)は、
時代の流れにより製作方法が途絶えかけていましたが、
竹富島民具づくり教室の「手わざの継承」の趣旨に基づき、
時間に余裕にある際には、
松竹昇助さんからの“ニーブを作ろうか”のひとことに皆が奮起し、
都合3枚を製作することができました。
おかげさまで、
2作目は沖縄県立博物館・美術館の収蔵品となりました。
上の画像は、当時(1月27日)の製作風景。
現在から8年前の出来事です。
制作者の若々しさは変わりましたが、
ニーブの製作技術は、今も変わらず残っています。
(ta)