「島を丸ごと教材に」
本日(15日)の八重山毎日新聞には、9年連続して
ソニー賞を受賞した竹富小中学校の記事が掲載されています。
小さな島で大きな活躍を続ける竹富小中学校の子ども達
に是非エールを送ってあげてください。
(ta)
今年のソニー科学教育プログラムで努力賞に輝き、
9年連続入賞を果たした竹富町立竹富小中学校(児童
27人、生徒6人)の石垣安志校長と小学部研究主任の
平良智教諭が14日午後、八重山教育事務所を訪れ、
金城文雄所長に受賞を報告した。
同校は同プログラムが始まった1999年から、島の
美しい自然や伝統文化、先人の知恵など、島を丸ごと
教材にして研究を重ね、過去に最優秀賞1回、優秀賞
2回、奨励賞2回、努力賞3回と9年連続入賞を果たしている。
本年度は「環境」をテーマに、学年に応じ、校内の動植物
や漂着ゴミ、地球温暖化などについて研究した。
石垣校長は「9年間に4人の校長が替わり、職員も替わった。」
その中で引き継ぎがうまくいったことで、9年間、続けることが
できたと思う」と話した。
また、平良教諭は「常に島の素材を題材として、課題を見つけ、
それを研究して解決する方法で取り組んできた。9年連続は
子どもたちに自信をつけることができた。教師もチェック機能が
働き、島の人も誇りに思い、期待している」と話した。
受賞報告を受け金城所長は「9年連続受賞は並大抵のことではな
い。その努力に敬意を表したい。小さな学校でも頑張ればできる
ということの見本になる。継続して頑張ってほしい」と激励した。
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