飯田泰彦さん「仲原善忠賞」受賞おめでとうございます!

元NPOたきどぅん職員で、現NPOたきどぅん会員で監査役を務める
飯田泰彦さんが、
沖縄文化協会が創設した沖縄文化協会賞「仲原善忠賞」を受賞されました。

昭和23(1948)年沖縄文化の研究団体として、
比嘉春潮、仲原善忠、東恩納寛惇、金城朝永らの蒼々たる面々によって
東京で設立されたのが沖縄文化協会。
沖縄学の精神を受けつぎ発展させるため、
若い有望な研究者を育てることを目的として制定したのが
「比嘉春潮賞」(歴史・民俗選考)
「仲原善忠賞」(文学・芸能選考)
「金城朝永賞」(言語学選考)
の沖縄文化協会賞三賞です。

飯田泰彦さんが受賞の対象となったのは、
2004年発刊の『沖縄文化』98号(2004年)に掲載されている
「狂言『畑屋の願い』に関する考察」が高く評価されたほか、
八重山探検隊の活動を通じて地域への貢献が認められたとのことです。

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今年3月に発刊された『八重山探検隊レポート集』には、
八重山地方の地域学習への貢献が期待されています。

種子取祭二日目、仲筋村の奉納芸能である「畑屋の願い」。
沖縄の組踊りの演目のひとつである「花売りの縁」との繋がりを示唆した
先行研究をベースに、竹富島で奉納し続けることにより、
竹富島独自の芸能として昇華されていることを考察しています。

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「畑屋の願い」(2014年11月16日 アトゥブドゥイ 撮影:大塚勝久写真事務所)

竹富島にゆかりがある「仲原善忠賞」受賞者は、
狩俣恵一沖縄国際大学副学長と飯田泰彦さんと、
いずれもNPOたきどぅんに深いかかわりがあるお二人。

私たちNPOたきどぅんにとっても大変誇らしい飯田泰彦さんの受賞です。
飯田泰彦さん、おめでとうございます!

(ta)