第43回民具づくり教室
毎週木曜日にゆがふ館で開催されている
“竹富島民具づくり教室”
7月16日(第35回)から始まった
ニーブ(藁の敷物)の制作もいよいよ大詰め!
ニーブとは、籾を干したり粟や大豆を脱穀する際使用する
敷物で、地域によってはニクブク、ニクブー、ヌフフなどと
呼称します。
昔は身近な道具だったニーブ。時代の流れとともに、
ブルーシートにとって代わられ、制作技術を持つ方々も少なく
なっています。
民具の「大物」という表現がピッタリのニーブを、
講師の松竹昇助さんが中心となって制作を始めました。
7月初旬に西表島祖納集落のみなさんからいただいた
藁も敷物に形を変え、ゆがふ館の展示品のアクセントに
なりつつあります。
参加者のみなさんでいただいた藁を綯い、
島の大工さんから制作に欠かせないヤマ(藁を編むための道具)
を寄贈していただき、8月7日からコツコツと編みはじめます。
講師の松竹昇助さん
貴重な時間を割いてゆがふ館に足を運んでいただきました。
参加メンバーみんなで編みこんだニーブは、
奇しくも結願祭が執り行われる来週(24日)に完成予定。
しばらくゆがふ館に展示したのち、喜宝院蒐集館に寄贈されます。
(た)
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