第250回竹富島民具づくり教室
毎年9月の竹富島は
祭事行事が集中する大変忙しい月ですが、
新しいプログラム、マディルの製作に入ります。
マディルはトウヅルモドキで編み上げたカゴのこと。
昔は芋などの運搬に使っていた道具ですが、
今では、家庭でどのように利用するのでしょうか?
大きさは参加者にお任せすることにして、つくり始めることにします。
材料となるトウヅルモドキはアイヤルにて収穫しました。
自転車でアイヤル浜へ観光に訪れた方々は、
一様に「何をやっているのだろう??」と思われたことでしょう。
トウヅルモドキを収穫してゆがふ館へ戻ります。
講師の松竹昇助さん曰く、
「できるだけ真直ぐで節が少なく、皮に覆われていない材料がイチバン」
とのことです。
トウヅルモドキを縦に三つに裂き、中の“バタ”を取り除きます。
バタをすべて取り除いて今回は終了。
明後日に訪れる台風17号の風雨に晒されないよう、
保管しておきます。
(ta)