竹富で36年ぶりデモ

 5月10日付琉球新報、沖縄タイムス、八重山毎日新聞、八重山日報
地方紙各紙では、竹富島で行われたデモ行進について取り上げています。
 大勢のおじぃやおばぁが参加したこのデモ行進(参加者は75名)について、八重山毎日新聞の記事を掲載してみなさまにご紹介します。
(ta)


 八重山毎日新聞5月10日付記事
竹富島で36年ぶり住民デモ
水牛車営業所移設で集会 反対訴え、「人間の鎖」も
 竹富公民館(宇根勝末館長)と竹富島の聖域・文教地区を守る住民の会
(大山栄一会長)による「水牛車移設反対住民集会」が9日午前、まちなみ館
で行われ、参加者約80人が移設予定地の周りでデモ行進を行い、手と手を握り合って「人間の鎖」で強い反対意志をアピールした。移設作業を行っている竹富観光センター水牛車営業所(小底朝吉代表取締役社長)に対し、移設中止を求めるもの。
 集会は移設予定地が保育所や小中学校と隣接する文教地区になっていることで交通事故などの安全面や騒音、集落の中心部移設により排せつ物など衛生面の影響、赤瓦のまちなみのなかでプレハブの建物が並び、歴史的景観形成地区保存条例に規制されていることなどが問題視されている。
 宇根館長と大山会長は「竹富島でのデモ行進は、戦後の土地買占めに対する反対運動以来36年ぶりに行われる。祖先たちも自分たちの島を守るため、立ち上がった。私たちもその魂を受け継ぎ、先輩達が築き上げてきた大切な竹富島を守っていくために頑張ろう」先輩たちが『うつぐみ』の精神で守ってきた竹富島の景観・文化・歴史が、危険にさらされている。将来の竹富島のためにも今の状況を許さず、住民一丸となって対応していきたい」とそれぞれあいさつした。
 このあと参加者は「水牛車移転反対」などのプラカードを掲げながら、まちなみ館南側の移設予定地(約2,900平方メートル)の周囲をデモ行進。つないだ手を頭上に掲げ、竹富観光センター水牛車営業所移設に抗議した。
 「いきなり反対、納得できぬ」
 「水牛車移設反対住民集会」で竹富観光センター水牛車営業所の小底朝吉代表取締役社長は「4年前から、公民館や行政を交えて場所の選定を行ってきたのに、いきなりの反対で、こちらのほうが驚いている。昨年6月には公民館の同意書も提出し、準備を始めていたのに、今年になって不許可とするのは納得できない。業務妨害としか言えない」と話し、不許可取り消しと損害賠償を求めて町教育委員会を提訴する姿勢を見せている。
 これに対し町教委では、当初は従業員の宿泊施設建設として申請されていたが、現在建築中のものは営業所で、新たな現状変更手続きが行われていないため、同意書は無効となることを不許可理由とした。
 小底社長は「現状変更手続きは建造物に関するもので、プレハブはあくまでも仮設なので条例には触れない」と主張している。町はこのまま工事を進めた場合、行政代執行により、工事を中止させる構えをもっているが、県がプレハブを仮設と認めるかがポイントとなる。
 竹富観光センター水牛車営業所では、今月20日ごろに、仮設のプレハブで営業を開始する予定。

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