秋の叙勲 (11/3付八重山毎日新聞)
本日の八重山毎日新聞には、秋の叙勲受章者の
記事が一面を飾っています。
竹富島からは、内盛スミさんが伝統工芸業務功労にあたる
瑞宝単光章を受章されています。
長年にわたるミンサー織の継承が高く評価されています。
竹富町で僅か3名しかいないミンサー織の伝統工芸士で
もあり、竹富町織物事業協同組合の理事長を15年も務め
られていました。
いつも朗らかな笑顔で島民や観光客を迎えてくれる
内盛スミさん、誠におめでとうございます。
(ta)
政府は「文化の日」の3日付で、秋の叙勲受章者を発表した。
八重山関係は宮良長定さんが文化財保護功労で旭日双光章、
玉城精記さんが地方自治功労で旭日双光章、内盛スミさんが
伝統工芸業務功労で瑞宝単光章、横目栄三さんが消防功労で
瑞宝単光章をそれぞれ受賞した。4氏に受賞の喜びを聞いた。
《中略》
内盛スミさん
小学校6年の時に母親からミンサー織りの手ほどきを受け、1962年
に講習会を受講したことで技術者となり、95年には八重山ミンサーの
伝統工芸士(総合部門)に認定され、現在までその伝統的な技術・技法
の伝承に努めている。
竹富町織物事業協同組合の理事長を88年10月の設立時から15年間務めた。
また八重山ミンサーの製造と販路開拓に努める一方、後継者育成事業で
ミンサー織りの従事者を育成した。
幼少時から70年近く携わったミンサー織を振り返り、「以前は綿の糸
がなく、漁師網をほどいて家族のシャツやタオルを織ったり、隣近所の
電気が消えるまで競って織っていた」と懐かしむ。
受章に「自分の生活のために頑張ってきたことが認められうれしく思う。健康の続く限り、一人でも多くの後輩を育てたい」と話した。82歳
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