世迎い(ユーンカイ)
旧暦の8月8日(新暦9月1日)
竹富島では、ニライカナイから穀物の種子を運んでくる神様をコンドイ浜の近くのニーランで
お迎えし、五穀豊穣の祈願をするユーンカイ(世迎い)の神事が執り行われました。
早朝、竹富公民館執行部ならびに神司は、
西桟橋とコンドイ浜の中間に据えられたニーラン神石の前に
供物(三合米、御酒、真塩)を捧げ「トンチャー」を謡います。
幸本御嶽へと参拝し、クックバー(小底場)と呼ばれる小高い丘へ上がります。
そこで改めて「トンチャー」を謡い、
仲筋井戸前にて玻座間(東西)集落住民の歓迎を受け
西塘御嶽前でガーリ(乱舞)を行いました。
さて、ニーランで受け取った種子はどうするのか・・・。
次の祭事、シチマツリで大地と井戸水を清め、タナドゥイで蒔きます。