ショーロ(お盆)について(8/18付八重山毎日新聞)
18日(月)の八重山毎日新聞には、
8月30日に開催される『ねぷたが竹富島にやってくる』
の詳細や、郡民大会での竹富の活躍が掲載されていますが、
竹富通信員による竹富島のショーロ(お盆)の記事が
掲載されています。
(ta)
女性中心、サングラスなし アンガマが各戸を訪問
竹富島の旧盆
竹富島でも16日の総出作業(スードーリ)まで4日間の旧盆
(ショーロ)を終え、行事の多忙さとは違った日常の忙しさが
戻ってきた。13日には祖先の位牌(いはい)を祭っている家庭
では戸口で迎え火をたいたりして祖先を迎え3日間、毎食と間食
まで付けてもてなし供養した。
石垣、沖縄、本土から帰ってきた人たちが島へ焼香しに来る
ため、船便は観光客に加えて竹富出身者も多く見られ、桟橋では
懐かしいあいさつが飛び交っていた。
夜は3日間とも集落ごとにアンガマの一行が依頼された家を
回って踊りを披露し、その家の先祖供養をする。竹富島では地謡
は座敷だが、踊りは仏壇のある2番座の前の砂の庭で行う。
はだしで黒い着物に白い帯を締め、クバかさにほお被りするが、
仮面やサングラスなどは着けない。女性がほとんどなのが特徴で、
近年は男性も子どもも大勢が参加している。
竹富島ではエイサーはもともとなかったが、15年ほど前から青年
たちが始めた。途絶えていた「獅子の棒」も復活させた。
嶺井知葉也ちゃん(小1)は一昨年から参加しているが、今年は
仲村渠昌彰君(中3)と莉沙さん(中2)の兄妹がエイサーデビュー、
民宿ヘルパー等の女性たちと3日間で13軒を回り、元気よく太鼓を
打ち続けた。
なお、集落内外の道路清掃などの総出作業も行われた。
返信を残す
Want to join the discussion?Feel free to contribute!