クリスマスイブの夜は
師走の三連休も終わり、いよいよ年の瀬を感じる
ようになりました。
こうしたなか、昨晩のクリスマス・イブは
皆さん楽しくお過ごしになりましたでしょうか。
サンタクロースの出身は極寒の北欧フィンランド。
竹富島のクリスマスもオーストラリアと同様に、
温暖な気候で迎えます。少々イメージが異なりますが、
サンタクロースを満面の笑みで迎える子ども達とっては、
地域、民族、思想を問わず何れにおいても同じであろう
と思います。
昨日、竹富島のユーンカイとクリスマスを「施し」という
点で共通しているというブログを掲載しましたが、
この記事の詳細が、12月24日付の『八重山毎日新聞』に
波照間永吉編『琉球の歴史と文化-おもろさうしの世界-』
の書評として掲載されています。
書評において、ユーンカイとクリスマスの共通点に関する
記述は勿論ありませんが、16-17世紀にかけて首里王府が編纂
した神歌集『おもろさうし』を、首里王府の王権守護、強化を
テーマとし、王府の論理で編纂された書物であると定義
しています。
また、『おもろさうし』の研究方法を八重山歌謡に
あてはめてみるという新たな視点がなされています。
「施し」という点から見ると、人類共通の概念という
とても壮大なストーリーとなりますが、私たちは、八重山
という地域を俯瞰していきたいと思います。
楽しいクリスマスをお過ごし下さい。
(TA)
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