「おばあちゃんのお手玉をお土産に。」~その1
始まりは・・・
「これおばあちゃんが作ったんだけど、
たくさんあるから、何かこれでできないかなー?」と、
かりゆし館のカウンターにやってきたのは
島で飲食店を営むとみえさん。
その手には、ふろしき包みが大事そうに抱えられていました。
広げてみると中には・・・
色とりどりのお手玉が入っていました。
とみえさんのおばあちゃんは、
今年「まんだらー祝い」を迎えたトヨおばあちゃん。
現在97歳です!
昔から手先を動かすのがだいすきだったというトヨおばあちゃんは、
97歳になった今も、毎日何か手を動かしていないと・・・と、
お手玉を作り始めたそうです。
使わなくなった風呂敷や洋服の端切れなどで作られたお手玉の中には、
しんしん玉や、古くなってしまった黒紫米が入っているとのこと。
ちょっと遊んでみると、「チャッチャッ」「シャッシャッ」と
乾いた良い音がしてきます。
とみえさんは、おばあちゃんが毎日毎日作りためたお手玉を、どうにか販売できないかな?どこか必要としてくれるところがあれば、おばあちゃんもはり合いが出るのになぁ・・・。
と思い、私たちのところへ持ってきたのでした。
つづく
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