ミーナライ・シキナライの会 8月14日

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8月14日のミーナライ・シキナライの会の出席者は12名。 種子取祭をはじめ、竹富島の芸能についての話題に大盛り上がり。 現在、種子取祭の芸能は、農耕儀礼と結びついた狂言を核にしながら、 竹富島の歴史をテーマとした舞踊を中心に構成されています。 そして長い年月をかけ 「種子取祭のブドゥイ(舞踊)・キョンギン(狂言)の世界」を、 築きあげてきました。 その過程には、現行のものとは異なる、さまざまな芸能があったことも、 興味深い話でした。 また、芸達者な方の名前もたくさんあがりました。 その他、舞台にまつわるエピソード、失敗談などなど、 尽きない話に時の経つのも忘れるほどでした。 …

『八重山毎日新聞』 2007.8.12 掲載記事

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 奄美沖縄民間文芸学会開幕の記事が、 紙面を賑わしてます。NPOたきどぅん職員 飯田泰彦の発表についても掲載しています。 ~八重山の稲作儀礼など紹介~ 奄美沖縄民間文芸学会が開幕  奄美沖縄民間文芸学会(代表 山下欣一…

『八重山毎日新聞』2007.8.6 掲載記事

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『八重山毎日新聞』3面に、東京通信員である、有田静人氏により、 来る19日に開催される、東京竹富郷友会総会に向けての取り組みが、 「東京竹富郷友会が役員会初のアンケート調査へ」という見出しで 紹介されています。  「親島と共に生きる」を活動スローガンに82年の歴史を誇る東京竹富郷友会(富野芳江会長)は4日、東京品川区の五反田シルバーセンターで役員会を開き、新年度予算や活動方針、活動のあり方などを問うアンケート調査設問内容など、第82回総会に伴う諸事項を検討した。  長い歴史の中で初の女性会長が誕生して1年。当初、疑問視する声もあったものの竹富島が誇る文化や芸能を次の世代にしっかり継承できる基盤整備を最重点に、女性だけの「クヤマー会」の内容充実などソフトな会運営が評価されている。  アンケート調査は初の試みで、現代若者が郷友会に対する考え方や認識、要望などを探り、時代のニーズにあった活動に役立てようと行うもの。  総会は19日、品川区総合区民会館「きゅりあん」のイベントホールで開かれる。当日は、上間毅竹富公民館長が島の近況報告をみやげに出席するほか、大山剛在石垣郷友会長、新盛勇在沖郷友会長、竹富大好き人間など約400人の出席が見込まれる。  開会に先立ち富野会長は「会場の都合で総会を8月に開催するが猛暑が気になります。夏バテしないように乗り越えてほしい」と激励した。  役員会は大和功幹事長司会で始まり、今年は特に決議事項もなく親睦に重点を置くことに。余興は、旗頭入場や来賓、会員を世迎え唄(とぅんちゃー)で迎える。そして「旗頭ぬ願いぬ儀」で座を清め、庭の芸能、舞台の芸能、けーらし踊りおーら(皆で踊り楽しもう)と続く4部構成。  長年、使用していた川崎中小企業婦人会館とは異なるため、間違えのないようにと、早めの来場を呼びかけている。 …

法政大学沖縄文化研究所連続講座

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8月4日に法政大学ボアソナードタワー706教室で開催された、 2007年度法政大学沖縄文化研究所連続講座を受講しました。 今回は5月から開講してきた講座の最終回にあたり、 次の3つの講座がありました。   ○ 永瀬克己 「沖縄の井泉と井戸の形態」   ○ 安江孝司 「沖縄織物の『系統と文化意義論』」   ○ 飯田泰三 「『もう一つのアジア』と日本文化」   どの講座も、時間と空間を広くとらえた、ボリュームたっぷりの内容。 それらをひとつひとつ竹富島に引き寄せて考えてみる必要を覚えました。 NPOたきどぅんでは、活動の一つとして、 「竹富島の井戸めぐり」ツアーの企画・実施、 古井戸「アーラカー」にポンプを設置するなどを行い、 竹富島の水とくらしにスポットをあててきました。 それだけに、永瀬氏の講座を、興味深く拝聴しました。 永瀬氏は建築学のアプローチにより、 沖縄各地の井戸の構造を具体的に示され、 そこから村の成立や井戸の聖性にまで話が及びました。 「竹富島の水とくらし」に注目した、 NPO活動の展開を考えるうえで、 大きな示唆を得た講座でした。 今後は、永瀬氏の方法から学んで、 井戸の構造を図面化したり、水質調査を行って、 古井戸の再活用を考えていきたいものです。(YI) …

2007.8.4 掲載記事

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~報道各紙によると~ 「環境省は3日、 レッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物リスト) の見直し結果を公表した。 記事よると、イリオモテヤマネコはこれまでの 絶滅危惧種IBから、最も絶滅の危険性が高い 絶滅危惧種IA類にランクが上がった。」 と掲載しています。 八重山においてはイリオモテヤマネコのほか、 コキクガシラコウモリが絶滅危惧2類から絶滅危惧1B類 とランクが上がっており、 沖縄本島においては、ジュゴンがIA類となっており、 絶滅が危惧されております。 レッドリストの詳細についてはこちらをご覧下さい。 (TA)   …

クミスクチンの刈り取り

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竹富島産100%クミスクチン茶『まんだらー茶』の刈り取りを取材(手伝い)してきました。 刈取り風景 クミスクチンの草  クミスクチンは刈取り後、真水で洗い、不純物を取り除いたのち2日間天日に干し、大型乾燥機にて乾燥させ、機械で裁断します。 収穫の時期のポイントは花が咲く前に刈り取ること。 花が咲いてしまうと、昆虫が花に集まり草を荒らしてしまうそうです。 ちなみに、『まんだらー茶』茶葉は「てーどぅんかりゆし館」の総合案内所で販売しており、ゆがふ館内の「ゆんたくコーナー」では飲むこともできます。 クミスクチンは、ウコン、グァバと並び沖縄の三大薬草として有名ですが、特筆すべき点は 1.血圧、血糖値を降下させる作用があり、糖尿病予防、  利尿作用の促進、腎臓の機能を高める効果があります。 2.中性脂肪の減少に効果があるとされています。 3.皮膚の健康促進に作用し、  脂症の肌を抑える効能があるとされています。  こうした“からだに優しい”お茶を飲み続けている  お陰で、長寿の島と呼ばれるようになったのですね…。  ちなみに『マンダラー』の意味ですが、竹富島  では97歳のお祝いのことを“マンダラー祝い”と  いいます。   みなさまも是非、健康・長寿にあやかりませんか! (TA)…