「書物復権」2013のリクエストに応募しましょう!

今年で第17回を迎える出版社9社による「書物復権」2013において、法政大学出版局が復刊リクエストを受け付けています。「書籍復権2013」HP http://booklog.kinokuniya.co.jp/fukken2013/復刻リストのなかに、上勢頭亨著『竹富島誌―民話・民俗編ー』『竹富島誌ー歌謡・芸能編ー』が候補としてリストアップされています。竹富島を深く知るうえで貴重な書物であるこの2冊は現在入手が困難な状況にあります。そこで、この場を借りて皆さまからのお力添えを得て、なにとぞ復刻していただきたいと思います。つきましては、以下の送信フォームからぜひともリクエストをよろしくお願いします。 http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/kouholist2013.html#histoブログをご覧のみなさま、ご協力をよろしくお願いいたします!(ta) …

第143回竹富島民具づくり教室

新年初めの民具づくり教室は、新たなプログラム「ガイジンナー」の制作に入ります。ガイジンナーとは、ガイジル(穀物入れ)の小さい版で、“ナー”とは、小さいものに付ける愛称語でもあります。 ゆがふ館のガイジンナー(富本 衛…

庭の日終了

 昨日、庭の日終了いたしました。ご参加の皆様、ありがとうございました。子供たちは、冬休みに入ったこともあり、ワークショップを楽しんでいたようです。 月桃の敷物と鍋敷きに参加された、お母様とお子様。島を離れる時間が決まっているため、かなりの集中力で頑張ります。お子様の手の器用なことに、講師の先生もびっくり。大人の方でも、一日費やす方が多い月桃の鍋敷き。短い時間でしたが、お二人共お持ち帰りができました!よかったよかった。島の子供たちは、年賀状の消しゴムハンコづくり。 ハンコといえば、ご指導はサガエキヨコさん!ハンコづくりと年賀状の作成に丸一日使って、楽しく作業をしました。   子供の発想力は豊かです。このとおり、プロ以上の仕上がり。このように、素晴らしい作品が沢山です。お手元に届く方はお楽しみに。みんなが笑顔で帰っていく後ろ姿を見送りながら、サガエさんとしみじみ年の瀬を感じておりました。今年最後の庭の日。来年も、楽しいことができれば何よりです。皆様、ありがとうございました。 …

庭の日開催します。

  第38回 庭の日を開催します。 今回の庭の日は26日に開催日。冬休み企画として子供と大人が楽しめるワークショップの開催。また民具のかご・箒・ざる、陶器などもご用意しております。  今回の「おはなし会」は、年賀状に使えるハンコを彫ります。デザインは来年の干支“巳”のモチーフと竹富島の家紋“ヤーバン”の図案をご用意。竹富島のヤーバンでなくても大丈夫。ご自身の家紋がわかれば手書きでも構いませんし、12/24までにNPOたきどぅんへお持ち込みいただければ、図案を作成いたします。 冬休みの始まりは、ご家族とご一緒に手を動かしてみませんか? たくさんのご参加お待ちしております。   ■庭の日 日時:12月26日(水)10時~16時 場所:竹富島ゆがふ館 前庭 *雨天決行   ■要予約ワークショップ ・月桃の鍋敷き 1500円 午前1名/午後1名 ・月桃の敷物 2500円 午前1名 ・縄のペットボトル入れ1500円 材料の準備のため12/24までにご予約ください。   ■随時ワークショップ ・ミニ箒 500円 ・草玩具 100円 ・気まぐれ民具教室   ■おはなし会 消しゴムハンコで年賀状づくり 講師:サガエ キヨコ 費用:500円  持参:彫刻刀 ●Ⅰ部10時  ●Ⅱ部13時30分 各10名 *今回は材料準備のため、ご予約制です。12/24締切先着順   ☎ NPOたきどぅん 0980-84-5633(かりゆし館)         …

第142回竹富島民具づくり教室

ヤミカゴの制作もいよいよ大詰め!今回は取っ手を本体に付ける作業です。 参加者の作業の進捗状況がまちまちで、 みんなで一緒に制作を終了することはできませんでしたが、 それぞれ思い思いのペースで作業を進めていました。 今年の開講はこれで終了。 次回は、来年1月5日よりスタートします。 制作物は、 久しぶりの「ガイジンナー」です。 (ta) …

第140回竹富島民具づくり教室

今日の竹富島は時折り雨が降る寒い一日。 タナドゥイを終えて一息するまもなく、 ゆがふ館では民具づくり教室を開講しています。 今回も前回に引き続きヤミカゴの制作。 今回は、ヤミカゴ制作の“最大のヤマ場”「取っ手づくり」に取り掛かります。 太めのロープにタコノキをしっかりと編み上げて行きます。取っ手は日常でもっとも消耗が激しい箇所なので、しっかり締めて編みこまないとすぐに壊れてしまいます。参加者はゆんたくコーナーの椅子を利用して、上手に取っ手づくりに励んでいました。今年中にヤミカゴの制作を終える計画ですが、あと3回の開講が必要です。来週の土曜日は、竹富町婦人連合会による芸能大会が開催されますが、午前中に講座を終えるように開講いたします!(ta) …

種子取祭

 竹富島の最大の祭り“種子取祭”今年は11/25~26日の開催でした。★種子取祭の詳細はこちら↓http://www.taketomijima.jp/motto/maturi/tanedori.html祭りの期間中かりゆし館とゆがふ館の一部は休館とさせていただき、ご迷惑おかけしました。その間、NPOスタッフは種子取祭へ参加と出店をさせていただきました。出店では、種子取祭を少しでも知っていただけるものだけをご用意。売上の一部は、地縁団体法人竹富公民館への寄付とさせていただきます。まだ商品は残っております。ご連絡先はこちらまで→★0980-84-5633(かりゆし館)本当に販売スタッフは、舞台とブースを二股にかけて頑張ってくれました。さて、今日から、静かな島へと様変わり。秋から冬へと季節も移ったように思われます。ここからは極僅かですが写真でタナドゥイをお楽しみください。 タナドゥイといえば、奉納芸能ですが、本当は奉納芸能の前に様々な祭事が行われています。こちらからもご覧になれます。→★http://www.taketomijima.jp/blog/写真は25日の庭の芸能から。本来は、この日も午前5時頃から祭事は始まっております。 これが西集落のジッチュ! 今年のTシャツのデザインです。 舞台での奉納芸能が始まります。家では供物や世迎いの準備が始まります。奉納芸能が終わると、夕方から世乞い(ユークイ)が始まります。世持御嶽でイバン(イッサーの葉)をいただき、さじ(白手ぬぐい)に挿します。(このときにNPOでも販売しております、世乞いセットが必要なのです!!)このイバンをいただいた者は、夜道しの世乞いに参加しなければなりません。家では、供物や世乞いの準備も佳境に入ります。必ず必要なイイヤチとピンとタク。イイヤチは、もち米に粟やあずきを入れて焚き、練ったもの。これは大変な力仕事。祭を見に来ていた、台湾の学生さんとハワイの方にお願いしました。初めてのはずなのに、なぜかこなれております。そして、ピン(にんにく)とタク(タコ)裏方も、さじを巻かなくては家に入れません。さて、ユークイ人が巻き歌を歌いながら、やってきました!大山栄一公民館長のご自宅です。かなりの人数です。無事に大山家の世乞いは無事に終わりました。大山家の終了時間は、0時。しかし、まだまだ、家々を回ります。さて、こちらは、世乞いの続き・・・。昨夜の世乞いの集団が朝5時半頃、根原家に集合。世持御嶽に移動して、イバンの返還です。神様に仲筋村のシドゥリャニを奉納。カンタイの儀式を行います。そして主事宅訪問「参詣」の始まりです。そして、また、世持御嶽に戻り、迎えが行われ、庭の芸能を奉納し、仲筋集落の奉納芸能が行われます。鬼狂言が始まります。タナドゥイもクライマックスです。今は、9日間行われる種子取祭。奉納芸能が主に取り上げられますが、祭りの本意は清められた土地に種をまき、一粒万倍になるようにと祈願する祭り。今は、農耕の暮らしではないけれど、人類が生きる上で、五穀豊穣、無病息災の祈願は必要です。神様に感謝の気持ちと祈願を込めての祭り。だからこそ、ほんとに多くの見えない力(縁の下の力)も働くのです。それらに支えられながら、大きな祭りは終了します。「難儀だけど、忘れてしまう。そして、また来年難儀するさ」そう、ある方は話してくれました。忘れるからできるのだと。ご興味のある方は是非足をお運びくださいね。 …

庭の日終了

 庭の日終了しました。ありがとうございました。昨日は雨と寒さで、今日の開催は館内かなぁと思っていましたが、嘘のように晴れ渡りポカポカの陽気でした。参加者は少なかったのですが、チラホラと遊びにいらした人もあり、なんだかゆったりとした空気が漂います。おはなし会は伊舍堂用八さんをお迎えして、日本国で初の特攻隊長 伊舍堂用久さんのお話しを伺いました。島のおじぃやおばぁもいらして、若い方へ平和へのメッセージを伝えていただきました。伊舍堂さんありがとうございました。また、ご協力頂きました方々、ありがとうございました! …

庭の日開催します

  第37回 庭の日を開催します。 島の手仕事ワークショップを始め、現地で手作りの作品が楽しめます。 ワークショップは完成したものをお持ち帰りいただけます。 この機会に竹富島を満喫しに来てください。 今回の「おはなし会」は、元八重山高校教諭 伊舍堂用八さんにお話ししていただきます。 太平洋戦争で一人の八重山の青年が白保の空から飛び立ったことをご存じですか? 石垣町登野城出身の陸士五五期 伊舍堂用久大尉は当時24才。白保から日本で初めて誠第十七飛行隊長として部下と共に出撃しました。 昭和20年3月26日午前4時の事です。特攻機は沖縄本島の西方海上の慶良間列島沖の敵六戦艦に命中しました。 両親をはじめ、姉…

タナドゥイ商品揃いました。

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 今年もタナドゥイが近づいてきました。 夜になると、各集落で練習の音が聞こえてきます。 さて、NPOたきどぅんでは毎年(今年は11/25,26) 世持御嶽にて種子取祭関連商品を販売しております。 今年も種子取祭限定のTシャツ、ぐし(泡盛)の準備が できました。 ご紹介いたします。 これらの商品は、売り上げの一部を、毎年竹富公民館へ寄付 させていただいております。 ご協力お願いいたします。 *かりゆし館での販売は11/16~11/24まで数限定販売*      …