国立劇場おきなわ民俗芸能公演に関する記事

 来る6月28日、国立劇場おきなわ(浦添市)にて
行なわれる『竹富島の種子取祭―玻座間村の芸能―』
に関する記事を取り上げます。

今回の国立劇場おきなわ公演には、玻座間村(東・西集落)
の舞踊部ならびに玻座間村民俗芸能保存会(竹富島玻座間村狂言部)
が参加し、庭の芸能、舞踊、狂言が披露されます。
 公演を前にして、17日には団長以下関係者が竹富町役場を
訪れ、竹富町長に公演の報告を行いました。
 その詳細が八重山毎日新聞6月20日に記事として紹介されています。
 いよいよ公演も近づいて来ました。
種子取祭ほどの盛り上がりはないものの、
出演者の心中には、公演を成功させ、沖縄本島の皆さまに
竹富島の芸能の真髄をぜひご覧になってもらいたいとの心意気
が感じられます。
(た)


2009(平成21)年6月20日付八重山毎日新聞記事
川満町長に公演報告
国立劇場出演で竹富芸能団
 今月28日に国立劇場おきなわで民俗芸能公演
『竹富島の種子取祭―玻座間村の芸能―』を行う竹富島
の芸能団(宇根勝末団長)の代表らが17日午後、町役場
を訪れ、川満栄長町長に公演報告と協力を依頼した。
 同公演は28日午後2時と午後6時30分の2回公演で行われ、
国指定重要無形民俗文化財・竹富島種子取祭の初日にまる
1日かけて行われる同村の芸能を3部構成で2時間半に圧縮
し、披露される。第1部は「庭の芸能」では棒や舞踊
「ジッチュ」など4演目。第2部「舞台の芸能」では狂言
「ホンジャー」や舞踊「シーザブドゥイ」など12演目、
第3部で「世乞い」では道歌から巻歌、ガーリで締めくく
られる。
 公演には地元から61人、本島の郷友21人計82人が出演する。
 宇根団長は「国立劇場での公演に向け連日、練習を積んで
いる。郷土の誇りとして頑張りたい。町の郷土芸能の素晴ら
しさを全琉、全国に発信したい」と決意を表明した。
 川満町長は「竹富島の種子取祭の芸能、ここにありと全島
に示してほしい」と激励した。

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