インタープリター講座第2夜

 インタープリター講座2日目は、これまでの経緯をふまえて、
実際に竹富島の自然や文化に関する、簡単なプログラム作りをしました。
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クイズ、視覚化、想像や予測を促す観察と3段階に分けて、グループごとにチャレンジです。
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例えば、おもしろい質問や楽しさいっぱいの絵を描くのは若者、様々な知識は先輩方からというように、お互いの得意分野を存分に発揮しながら、プログラムを作っていきました。
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クイズには関心を惹きつける力があります。テレビ番組などでは折に触れ、クイズが挟まれていますね。そして見ている側は、こうじゃないだろうかと、ついつい真剣に考えてしまいます。
視覚化には、概念的な事柄や数字などを目に見える形に変換して、イメージしやすくする効果があります。例えば、「世界中の海の0,3パーセントが珊瑚礁の海です」と言われても、子供にはさっぱりその稀少さがわかりません。その場合、世界地図に珊瑚礁の海の場所を描き入れるというような作業を行うことによって、具体的なイメージが生まれます。
想像や予測を促す観察には、いきなり観察するよりも理解が深まる効果があります。「学び」で大切なのは「自主性」であると言えます。グループなどで話し合い、あーでもないこーでもないと議論することで、テーマに対峙する積極性を引き出します。

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OLYMPUS DIGITAL CAMERAこれまで「島立て学校」の中で学んだ、水の話や昔の食生活、島で親しまれている食材(動物)などをおもしろおかしくクイズ形式で披露しました。それを聞いている他のグループも、クイズが出される度にわいわいと議論しあい、とても楽しく、リラックスした時間を共有しました。
ただ知識を提供するだけでなく、楽しさや体験を共有すること、地域性を大切にすること、誰もが同じスタートラインに立って始められるということが、インタープリテーションの大原則です。
インタープリテーションを受ける立場の人はもちろんのこと、企画する側にしても、義務感や使命感だけでなく、楽しいことが始まる前の「わくわく」を感じられるのではないでしょうか。

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