「おばあちゃんのお手玉をお土産に。」~その4

いくつになってもおしゃれなトヨおばあちゃん
お手玉の入れ物作りと並行して、販売用のポップ作りも進めます。
やはり、トヨおばあちゃんの笑顔の写真があってこそだということで、
トヨおばあちゃんを訪ねることに。
事前に電話で説明をしたのですが、よくわかってもらえなかったようなので、
とみえさんにも連絡をとり、いざ、トヨおばあちゃんの家へ!
「おはよーごさいまーす!!」
おうちへおじゃますると・・・
「よく来たねー」
目を細めて迎えて下さいました。
「さっそく、撮影を・・・」と切り出そうかと思うと、
小さい頃からよく知っているおばあちゃんだけに、
私が子どもの頃、とみえさん達とよく遊んでいた話や、ひ孫の特技の話、
次から次へと楽しい話で盛り上り、なかなか切り出せず、
とみえさんを交えしばし談笑。
話の切れ目を見計らって、写真の話を切り出すと、
「いやいや、こんなおばあちゃん撮ってもおもしろくないよー」
なんて言って、恥ずかしがっていたのですが、
どーしてもとお願いして、撮らせてもらえることになりました。
今日はいい天気、せっかくなので外で撮りましょう♪
庭に出てきてもらうようお願いして、撮影の準備もOK!
でも、なかなか出てきてくれないので、どうしたのかな?と
家の中をのぞいてみると・・・
なんと、よそ行きの服に着替えたトヨおばあちゃん登場!!
よく見ると、髪もきちんと櫛を通しセットされています。
・・・か、かわいい・・・。
いくつになってもおしゃれを忘れない。
写真を撮る時はきちんとした格好で。
どこにいくにも島ぞうりをペタペタ履き、Tシャツ姿で・・・
という自分の格好が少し恥ずかしいような気がしました。
97歳になっても、身なりをきちんと整えてくるトヨおばあちゃんを見て、
こんな風に歳をとりたいものだと感じました。
杖をつき庭のハイビスカスの横でお手玉を持ってもらいます。

しわしわになった小さな手が、
ひとつひとつこのお手玉をぬってくれたんだなぁ・・・と思うと、
愛おしくて仕方ありません。
ポップ作成は、おばあちゃんの笑顔とともに大成功。
とっても良い写真がとれました!

つづく・・・次回完結編。

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