ゆがふ館主催の祭事教室、開催しました。

去った6月19日夜に、ゆがふ館を管理運営する

竹富島ビジターセンター運営協議会主催(協力:竹富公民館)

による祭事教室「竹富島の祭祀」を開催しました。

コロナ禍や島内行事の影響から、なかなか開催できませんでしたが、

今年は、6年ぶりに教室を開くことができました。

伝統文化の継承、特に祭祀の執行については、

竹富公民館執行部と神司が中心となり執り行っていますが、

島民が主体的に関わっていかないと、

継承は容易ではありません。

祭事教室は、新たに島に暮らす方々や、

祭に関心をお持ちの皆さまへ、

祭を身近に感じてもらい、

祭に関わってもらうためのサポートとしての役割を担っています。

令和7年4月10日に波利若御嶽の神司を引退された、

新田初子さんは、

祭事教室の講師を快くお引き受け頂いた際、

「島の祭祀を次世代に繋いでいくシュクブン(役割・使命)が

私にはあるんだよ」と語ってくださいました。

NPOたきどぅんには、

竹富島の伝統文化や文化遺産を継承するためのサポートという

大きなミッションがあります。

6年ぶりの祭事教室を無事に開催できたことは、

ご参加いただいた若い世代の皆さんに、

深遠なる竹富島の世界へ誘う

入口の扉をようやく開くことができた

といった安心感に浸っています。

(ta)