竹富島の医療事情

種子取祭(タナドゥイ)の疲れも取れ、
ようやく日々の暮らしが訪れたと思いきや、時は既に師走。
年末の慌ただしさも実感する竹富島の日々ですが、
昨晩は、
竹富町立竹富診療所主催による、
「竹富島の医療事情」が開催されました。

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今春より竹富診療所長に就かれている
石橋興介医師ならびに石垣島かりゆし病院の副院長で、
全国の離島や遠隔地の救急医療に従事されている
田中誠医師が竹富島の医療事情と題し、島民の医療事情や、
観光地としての竹富島の医療体制について話してくださいました。

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50名を超える島民が集い、関心の高さが窺えます。

石橋医師からは、メタボリックシンドロームがもたらす健康障害について。
田中医師からは、心筋梗塞や脳卒中の患者が発生した際の救急体制や予防について。
を詳しくご説明いただきました。

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ブログではあまり触れたくないのですが、
島民のメタボ率の高さには恐怖すら感じます・・・。

竹富島は「長寿の島」としても知られていますが、
石橋先生と田中先生からは、
病院や医師の努力ばかりか個人個人が努力し、
「長寿の島」のネーミングに恥じぬよう、
竹富町立竹富診療所、竹富町消防団竹富分団と連携しながら、
島民の素晴らしい暮らしぶり、
訪れる方々の医療体制をみんなで守っていきましょう。
と激励のお言葉をいただきました。

ある意味で大変怖い話でしたが、参考になる講話でした。
石橋先生、田中先生をはじめ、
竹富診療所、石垣島かりゆし病院、竹富町健康づくり課の皆さま。
ありがとうございました。

(ta)