海の神に対するお供え
島外でお亡くなりになられた方の位牌(祖霊)、遺骨、死体などを島にお招きする際は、必ず海の神にお供えをする風習があります。
この行事は、海の神に対する死霊の運賃支払であり、また報恩でもあると伝えられています。
また、数ある祈願のなかで、最も厳しい行事とされていて、
過去にはやり直しを何回も行なった。いうこともありました。
供物は八重山の地域によって異なりますが、竹富島では煮餅、和紙に包んだ粟、反物に似せた和紙(反物の代物)、古い釘などを供え、無事に祈願が終了した際は、供物は海に投げ入れ、海の神に感謝します。
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