プロジェクト会議

NPOたきどぅんでは、フィリップモリスジャパンの助成をいただき、
主に文化遺産の保存と掘り起こし、
それらを観光資源とした竹富島らしい観光スタイル「どぅゆくい(癒し)観光」の確立のため
新交通システムの開発や遺跡などへのアクセスルートの整備、自転車置き場の設置などを行ってきました。
10月より展開助成の2年目に入り、今後1年間のスケジュールや具体的な施行について、
NPO内の観光部を中心として結成したプロジェクトチームで、話し合いを行いました。
台風13号の直撃に遭い、変更せざるを得なかった交通システムの実験においては、
住民の、スムーズな理解を得るためにどうすればいいのかということについては、皆が慎重に最終目的を確認しあいながら話をすすめました。
また、駐輪場の設置に伴い、少し休憩ができるような広場や古井戸を活用した足洗い場の設置の検討も行いました。
作成中の竹富島ガイドブックに関しては、「数字でみる竹富島」をテーマに、
一見とっつきにくい有形・無形の文化遺産を、関係する数字に絡ませながら紹介するということになりました。そして文化遺産だけでなく、人々の生活についてやユーモア溢れるエピソードなども紹介していけたらいいなと思っています。
このプロジェクトで目指すのは、リサイクルの確立にも等しいもの。
文化遺産を掘り起こし、それらを大切に保存しながら観光に活用するということであり、
この循環型観光の突破口を開くということに他なりません。
島に今現在の利便性を重視するよりも、その視点は未来へ向いているというところでも、
エコロジーによく似ているなあと感じました。
そしてエコと同様に、「意識改革」が最も重要なキーワードになるのだろうと思います。
20101129_1397781
↑まだ少し緊張状態の会議の始め
 この30分後は立ち上がらんばかりに熱い話し合いがあったのですが…
 

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