なごみの塔が登録有形文化財に!!

竹富島の観光の名所である「なごみの塔」が、国の登録有形文化財となりました。
登録制度は、より多種多様で多くの価値あるものを後世に継承するために平成8年10月1日の文化財保護法の改正により導入された制度で、緩やかな保護措置の中で活用を図ることが出来ます。竹富島では9月にも夕日の名所「西桟橋」も登録されていて、今回で2件目になります。
なごみの塔は1953年、赤山丘を清掃美化して島民の憩いの場として公園化した際に、島全体が眺望できるようにと、4.5メートルの鉄筋コンクリートの物見台を築いたということです。
こういう形で公に認められるものが増えてくると、それらに関する歴史やこれまでそれらを守り続けてきた生活様式に誇りが持てるとともに、今後も保全し活用しようという意識が強まります。
数多く存在する文化遺産を意識的に保存、継承し活用していこうとする気持ちが生まれることが、文化財法などの意義でもあると思います。
今や島のシンボルにもなっているなごみの塔。
登ると意外に高く、見晴らしは最高です。
階段は急なので、登る時には十分気をつけてくださいね。

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