竹富島の朗報 (2011年1月23日付八重山毎日新聞)

 1月23日付八重山毎日新聞には、
『「12年連続で受賞」 竹富小中学校にソニー賞』
『デイゴ、花芽をつける ヒメコバチ駆除で効果』
との見出しで竹富島の朗報が報道されています。
竹富小中学校のソニー賞受賞を目標とした
“挑戦し続ける”姿勢や、
竹富島のデイゴを救おう!実行委員会の
デイゴの花を萌芽させるための“挑戦”する活動は、
いずれも日々の地道な活動のたまもの。
竹富小中学校学校長をはじめとする教職員、
PTAおよび児童生徒の皆さま
プレッシャーを退けての12年連続の受賞。
まことにおめでとうございます。
竹富島のデイゴを救おう実行委員会の活動をサポートする
島人のみなさま。
「花芽の現る」との報道、
まことにおめでとうございます。
いよいよ活動の成果を見ることができる季節が訪れます。
赤々としたデイゴの花を楽しみに待ちましょう。
そして、新たな活動もスタートします。
(ta)


 ―12年連続で受賞―

竹富小中校にソニー賞
【東京品川】ソニー教育財団(中鉢良治理事長)は22日、
ソニー本社で、2010年度
「子ども科学教育プログラム」
(科学が好きな子どもを育てる実践と教育計画)
「園児教育支援プログラム」
(科学する心を育てる園児教育実践)
最優賞2校、優秀賞15校と14園を表彰。その中で
竹富小中学校(漢那憲吉校長・児童生徒36人)が、
12年連続優秀プロジェクト校として受賞した。
同校には教育助成金50万円と液晶テレビなどが贈られた。
 同表彰は子どもたちの知的好奇心や創造力を伸ばし、
新しい世界を開く人材育成を目的に、1959年から継続している
教育助成事業。連続受賞は竹富小中校が最多。
 授賞式には、漢那校長をはじめ、友利勝PTA会長、
大嵩めぐみ小学研究主任、比嘉千都代東京竹富郷友会長
らが同席した。
 式では中鉢理事長の主催者あいさつに続き、
山中伸一文部科学省小等中等教育局長の祝辞、
そして御手洗康審査員長が審査講評した。
 竹富小中学校の研究は「学びのサイクル」をテーマに、
タケトミ農場を活用し「生き物を養う、植物を育てる」活動
で、「ウサギを飼い、ふんが出る、ふんをEM菌で堆肥
(たいひ)に。堆肥でニンジンを栽培し、ウサギの飼料
にする」という活動に取り組んだ。
また先輩が後輩へ「伝える文化」や「受け入れる文化」
などのユニークさが高く評価された。
 漢那校長は「昨年4月に赴任した際プレッシャーもあり、
ほっとしている。連続して狙って取れる賞ではなく、
前任の校長や教師、地域住民が築いた伝統。
さらに努力したい」と喜びをかみしめた。
(有田静人東京通信員)
 ―デイゴ、花芽つける―

ヒメコバチ駆除で効果
【竹富】
 去年4月に島内一円でデイゴヒメコバチの駆除作業が
行われたデイゴの一部が花芽を付けはじめている。
竹富島のデイゴを救おう!実行委員会
(委員長・上勢頭芳徳竹富公民館長)のメンバーらが
確認したもので、デイゴヒメコバチの被害から復活を
目指しているデイゴがどのような花をつけるのか関心を
集めそうだ。
 島内のデイゴ回復に向けた取り組みでは、
特定非営利活動法人(NPO法人)たきどぅん
(上勢頭保理事長)の「竹富島を見つめる人づくり
―デイゴ再生から島のくらしを守る人材育成プロジェクト」
が今年、トヨタの環境活動助成プログラムで約200万円の
助成を受けることになり、同実行委とともにデイゴの回復に
取り組む人材の育成やデイゴヒメコバチの駆除作業に
取り組む計画。
 島内ではこれまでにデイゴの花芽が確認されているのは、
竹富東港から集落に至る町道のデイゴ並木や旧ビジター
センター周辺、世持御嶽など。世持御嶽では、花芽の確認
に訪れた同実行委メンバーから観光客がデイゴの被害に
ついて説明を聞き、境内のデイゴを興味深そうに見上げる姿
も見られた。