「真っ赤なデイゴ」復活を (八重山毎日新聞 2010.1.17記事)

1月17日付八重山毎日新聞には、
~「真っ赤なデイゴ」復活を~
の見出しで、昨日実施したデイゴの調査
についての記事が掲載されています。
「竹富島のデイゴを救え!!実行委員会」(仮称)
が今後どのような活動を展開するのか、
是非ともお見守りいただくと同時に、なにとぞ
ご協力くださるよう、お願い申し上げます。
実行委員会の活動については、改めてブログにて
ご報告いたします。
(ta)


「真っ赤なデイゴ」復活を
竹富島 ヒメコバチ一掃へ島をあげて取り組み 被害調査スタート
 デイゴを枯らすデイゴヒメコバチの被害が島内で拡大していることから、
島民や郷友らが実行委員会をつくり、コバチの駆除に乗り出す。種子取祭
が行われる世持御嶽でもコバチによってデイゴが枯れたり、葉がこぶ状に
縮まる被害が出るなど、島内の被害は深刻。花もほとんど見られなくなり、
メンバーらは「真っ赤なデイゴを復活させたい」と意気込む。
16日には最初の調査が行なわれた。
 島民や郷友、ボランティアを含め合せて約20人が10日夜、市内で会合を
開き、デイゴヒメコバチ駆除に取り組むことを確認。島内のデイゴをすべて
調査し、被害の状況を確認したうえで、市販の消毒薬で駆除を行う考え。
資金の確保が課題で、実行委発足後に広く協力を呼び掛けていくことになり
そうだ。
 調査は16日に初めて実施。週明けの18日以降に本格化させる。
 デイゴヒメコバチの被害は八重山では2005年5月に初確認。その後、学校
や公園などの公共施設で、コバチの被害を受けたデイゴを切り倒さざるを
得なくなるケースが相次いでいる。海外では台湾やハワイ、シンガポール
でも広がっている。
 島在住の富本宏さん(60)の自宅前にあるデイゴは08年に花を付けず、
葉にこぶ状になって落ちるようになった。このため、富本さんは自費で
消毒薬を購入して処置し、去年は花を咲かせた。
 富本さんは今回の取り組みについて「大賛成。島からコバチがいなく
ならなければ、被害はなくならないが、個人で消毒を行うには負担が大
きいと話した。」
 
 16日の調査は、竹富東港から集落向けに伸びる町道大枡線や世持御嶽で
実施。デイゴに1本ずつ番号を振り、幹の直径や樹高を確認したあと、
葉が繁茂している状況と、コバチの被害が見られる葉の割合を5段階で評価していった。

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