仮設営業所の早期移転を(八重山日報10/23付記事)

 今日の八重山日報には、竹富島内の水牛車営業所
の影響で、竹富保育所の保育環境が悪化しているとの
報道が紙面のトップに掲載されています。
 昨年からの懸案である有限会社竹富観光センターの
水牛車営業所移転問題ですが、竹富島の一番の宝である、
小さな子どもたちの心を痛めないことを切に願います。
(た)


―仮設営業所の早期移転を―
「保育環境悪化」と保護者
川満町長「居座らせる訳いかない」
 竹富島で水牛車観光を展開している有限会社竹富観光センター
(小底朝吉代表取締役)の仮設営業所が昨年6月、竹富保育所の
近くに設置されたことで、保育環境が悪化したとして、同保育所
保護者会の内盛正聖会長らは22日、竹富町役場を訪れ、川満栄長
町長に営業所の早期移転に向けた取り組みを要請した。川満町長
は「居座らせる訳にはいかないという決意だ。何とか移転させる
ことで問題解決を図りたい」と応じた。同社は移転について、
「熟慮に熟慮を重ねる必要があり、検討中」(小底代表取締役)
としている。
 竹富観光センター 「営業優先 検討中」
 同社の仮設営業所は保育所と道をへだてて設置されている。保護者会
によると、営業所の設置後、観光客が石垣越しに園児に話しかけたり、
写真やビデオを撮影したりすることが増えた。昨年は観光客が園内に
入り込むこともあったという。
 車の往来が増えたことで、保護者の一人は「ひやひやすることが多い」
と懸念。要請書では、車の走行時に舞い上がる砂煙、雨天時、水牛の糞尿
の臭いやハエの増加などで「安定した保育環境とはいえず、保護者として
は不安」と訴えた。
 同社、町、竹富公民館、竹富島の聖域・文教地区を守る住民の会は、
昨年6月、仮設営業所の移転を約束する協定書を締結。町は副町長を
委員長とする移転場所検討委員会を発足させ、仮設営業所の移転を前提
とした調整を続けてきた。
 しかし今月、同社は仮設営業所の敷地内でヤエヤマヤシなどを植栽
しており、住民からは、現在の場所での営業が長期化する可能性を懸念
する声が出ている。
 内盛会長は「(同社は)移転を真剣に考えているとは思えない。保育所
の石垣をもっと高くするとか、保育所の移転を考えた方がいいという声も
保護者から出ている」と述べた。
 川満町長は「粘り強く取り組む。あきらめない姿勢が大事」と述べ、
町有地などの代替地を提示し、今後も同社を説得する考えを強調。保育所
の石垣のかさ上げや、植栽による目隠しについては「もう少し詰めて(
必要だという)結論が出れば事業を導入する」と述べ、保護者会にも検討
作業を促した。
 小底代表取締役は同日、取材に対し、仮設営業所の移転について、
「話し合いを重ねて、納得がいく形が出れば、そういう方向性になる」
と述べる一方「ベターではなく、ベストでなくてはならない。事業が
優先なので、マイナスになることはできない」とくぎを刺した。
 植樹については、景観への配慮や暑さ対策を挙げ「営業に支障を
きたさないためだ」と説明した。