夏の交通安全県民運動によせて(八重山毎日新聞)

 今朝(8/3付)の八重山毎日新聞記事には、
與那国光子氏寄稿「夏の交通安全県民運動によせて」
の記事が掲載されています。
 有限会社竹富島交通(設立時は竹富島車輌組合)
の歴史は、竹富島の観光業の歴史でもあります。
與那国光子氏の交通安全に対する姿勢とともに、
竹富島観光の黎明期を伺える文章でもあります。
(ta)


「変わりゆく竹富」~交通安全で平和な島を目指して~
 「皆さん、ようこそ竹富島へお越し下さいまして誠にありがとうございます。さて、この竹富島には、お巡りさんが居ません。島の住民が『お巡りさん』の役目をしてまぁす。私もお巡りさんの代わり、この車でこまわりしていまぁす。」とマイクを通して車を運転しながらダジャレを飛ばし、観光客を楽しませ、バスの名前は光ちゃん号として運転しながら案内を続けて36年になります。
 昭和47年沖縄復帰後、トラックの荷台に座イスを作ってお客様に向かい合わせに座ってもらい、名所旧跡で身振り手振りでの説明をしたり、歌ったりしました。このような観光から昭和49年には、沖縄総合事務局より離島振興法による有償運送の許可を得て、竹富島に、普通二種免許で案内できる屋根付のマイクロバス(10人乗り)5台が導入されました。
 沖縄海洋博を機に観光客も年々増え、いつかこの島にも大型バスで島めぐりができるのでは・・・と、大型二種免許を取得し、15名乗りのマイクロバスでの案内に代わり、個々の有償運送組合を経て運送事業会社が設立しました。
 乗合観光バスや郵便、貨物等の運送業として、30名の社員が交通安全をモットーに日々安全運転をしています。先般、社員や会社に、八重山地区交通安全協会や警察署長より表彰状や感謝状をいただきました。これからも安全運転を第一に努めようと気を引き締めた年でもあります。
 会社では毎日、安全チェックを出勤時に行っています。①免許証の確認OK②アルコールチェッカーOK③体調のチェックOK④車のチェックオイル、バッテリー、ファンベルト、ラジエーター液等々OK、エンジンかけ、方向指示器、バックランプ、ブレーキランプ等々-次々と点検し、安全点検OKなら異常なしの無線報告で、シートベルトを着用し出発します。
 毎日、当り前に運航前運航後の点検、運航管理、整備管理等、交通事故防止の徹底を組織的に行い、お客さまの安全安心を第一に真心からサービスに努め「来て良かった」「楽しかった」「また来たい!」と喜んで見送れる運転手兼ガイドとして頑張っています。島には水牛車、自転車の観光客も多く、人口わずか350名の小さな島に送迎車も走り廻っていますが、いつも思うのは、竹富島は狭い石垣の垣根の道や見通しの悪いところだらけですので、「飛び出してくるかもしれない」という気持ちを常に持っています。ドライバーとして「死ぬ思い」は避けたいのです。「ひやぁーとする思いは死ぬ思い」を忘れず、人が人を大切にする事故のない安全安心な島を目指します。
 これから、飲酒運転を四(シ)ない(ナイ)運動の輪を広げ、①運転者は酒を飲まない②飲んだら運転しない③運転者に酒をすすめない④運転させない。を遵守し、うつぐみの心でみんなが幸福な生活を守るルールを実践しようではありませんか?