新税法実施紀念会

近世から明治後期にいたって、
宮古・八重山の両先島には、悪名高い人頭税がありました。
人頭税は各個人に頭割りに課した税で、
これにより先人は苦境の生活にあえぐことになったのです。
宮古島の先覚者たちによる、人頭税廃止運動が盛り上がり、
沖縄県は土地整理事業を終え、明治36(1903)年1月1日から
新税法の実施と相なりました。
それを記念した碑がンブフルの丘に建立されました。
現在、当地には明治36年の記念碑を再建するかたちで、
「人頭税廃止百年記念の碑」が建っています。
その経緯には次のような事情があります。
明治36年当時、村の総代理(責任者)であった
亀加津屋氏は、記念碑を建立したことを碑文とともに
板に彫りこんでいました。
それが喜宝院蒐集館に保存されていたてことにより、
人頭税廃止から100年を経て、
記念碑の再建が実現したのです。
明治36年1月16日、つまりちょうど105年前の今日、
八重山郡民をあげて盛大な「新税法実施紀念祝賀会」が
開催されました。
大綱引も行われたという、
その様子は当時の『琉球新報』にも大きくとりあげられています。
ちなみに、竹富島は、石垣、新川、平得、真栄里、宮良と
ともに乙組(西チーム)に振り分けられています。  (YI)