竹富島ものづくりプログラム

今晩から4日間の日程で開催の
“竹富島ものづくりプログラム”。
プログラムの体験を通して意見交換し、
竹富島ならではプログラムを作ろうというのが目的です。
2007年3月、授業の実習で竹富島に訪れた岐阜県立森林文化アカデミーご一行。
竹富島の自然や伝統文化に触れ、その土地の木材を利用してお土産品を作ろうというのが授業のテーマ。
上勢頭芳徳さんの紹介で、NPOたきどぅんの職員も授業に参加しました。
これが縁となり、竹富島ならではのものづくりプログラムを作る現地実習として
今回のプログラム開催に至りました。
4日間で行なう講座下記の内容です。
●座学 ものづくり講座
ものづくり講座を企画運営するためのノウハウの講義。
■ものづくり体験1
出かける家族の無事を祈って…「鷹の風旗づくり」
「旅に出る人が、良い風に恵まれて平穏無事に、また帰って来られますように…」。
竹富島では昔から、島から旅立つ家族の安全を願って、
屋敷の南にある「フクギ」の梢に高く、様々な形の《風旗》を掲げる習慣がありますよね。
秋には北から南へ、春には南から北へと、
遠路遥々と旅する鳥たち「鷹」の風旗を作って、
出かける家族の無事を祈るお守りを作ってみませんか?
■ものづくり体験2
あなたの祈りを形にしよう…「木のお守りづくり」
竹富島には沢山の聖地があり、生活の中に祈りがありますね。
種子取祭のミルク神にあやかり「福が沢山竹富島に来ますように…」と願い、
アカギで白いミミタブをつくってみました。
皆さんには、どんな願いがありますか?あなたの願いを木に託した、
お守りをつくってみませんか?
☆ワークショップ
竹富島オリジナルのものづくりプログラムを作ろう!
ものづくり体験を通して感じたこと、気づいたことを生かし、
竹富島で実施可能なオリジナルのプログラムのリニューアルを作ってみよう。
聞いて、体験して、考える。
体験通して学んだことはより深い理解ができます。
この一連の講座を通して、竹富島ならではのものづくりプログラムを開発したいと思います。
また、このものづくりを通して、竹富島オリジナルの“もの”も生みだせるのではないでしょうか。


– – -岐阜県立森林文化アカデミーについて- – –
森林文化アカデミーものづくり研究会 准教授 松井勅尚
森林文化アカデミーは木に関することを総合的に学ぶ新しいタイプの学校です。
私たち、森林文化アカデミーものづくり研究会は「和(日本)の研究」をテーマに、
森林とひと、つくり手とつかい手とのつながりを大切にしたものづくりのあり方を
日々研究し、「つくること」「つたえること」を通して
社会貢献する道を模索しています。
●竹富島との縁・・・
それは2005年12月の民具学会沖縄大会に遡ります。
私は民具学会において「民具は使うもの」という発表をしました。
「民具研究の成果を人々の生活に生かそう!」という提案です。
そして、私の後に発表されたのが上勢頭芳徳さんでした。
竹富の文化を紹介されながら「竹富のために皆さん力を貸してください!」
という呼びかけでした。そのとき、私は竹富の生活文化に大変興味を持ちました。
そして、2006年12月の民具学会群馬大会。
再び上勢頭芳徳さんとお話しする機会があり、
2007年3月に学生を連れ実習で竹富島を訪れる縁が出来ました。
本土とは、まったく違う木々に驚き、その町並みの美しさに驚き、
「本土の生活が失った、大切なものを残しているのではないか?」と感じました。
同時に外からの眼で「私たちに何か出来ることはないか? 」と思案して来ました。
今回は、私たちの研究テーマでもある
地域ならではの「ものづくり文化体験プログラム」を
みなさんと共に開発する実習として学生とともに再び竹富を訪れることとなりました。
あわせて、2007年3月実習の成果でもあります「特産品」の試作品も持参する予定です。