商品開発に新たな風

そろそろ商品開発にも力を入れたいところ。
しかし商品開発において重要な「新たな視点」で物事を見るのは、なかなかむずかしいものです。ここでの生活が長ければなおさら。
そんな折、すてきな来訪者たちが現れました。
彼らは岐阜県立森林文化アカデミーの学生さんや先生方ご一行です。
授業の一環として(なんと素晴らしい授業!)竹富島を訪れ、自然や文化に触れながら、
土地の木材を利用してお土産品を作ろうというもの。
私たちNPO職員も民宿で行われたプレゼンテーションに参加させてもらい、その新鮮な感覚やアイデアを分けて頂きました!
やはり注目が集まったのが、精神性の強い織物。
珍しいところでは、「カジバタ(風旗)」。
これは島から旅立つ家人の安全を祈り、那覇へ向かう南風を招くように、
屋敷内南側のフクギの高い梢に立てたといわれるものです。
階級事につけるモチーフは違っていたようですが、
喜宝院蒐集館で見た様々な形に心惹かれたそうです。
意外だったのは、木工をやっている方が、
形に表れない精神性や風といったモチーフに興味を持っていたということです。
確かに竹富島は精神性豊かな島です。
それらをどのように形あるものに落とし込んでいくのかが
商品開発の鍵を握っているのかもしれません。
新鮮な感覚で作られた木のお土産品の完成を楽しみにしています☆
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