月別アーカイブ: 2017年8月

たくさんのお魚たち、ありがとうございました。

きれいな海をまもろう!

沢山の方々の想いがいっぱい詰まったお魚たちが

かりゆし館の窓を埋め尽くしました。

本当にたくさんの子供たちがいろんなお魚をかいてくれました。

夏休みも終盤、竹富島の海でゆっくり過ごした時間は

夏の素敵な思い出になりましたか?

来年も、再来年も、また変わらぬ景色で皆様をお迎えできますように。

たくさんのご参加ありがとうございました。

民具づくり教室 第272回

8月12日

銅鑼バチつくりました。

材料:藁 市販の紐

夏の暑い日でしたが、

ゆがふ館の中庭で製作。

祭りには欠かせない銅鑼。

手作りの銅鑼バチでたたくとどんな音がなるんでしょうか?

楽しみですね。

琉球弧アダンサミット in 池間島 2日目 第2部

第2部 アダン手業ワークショップ

講師 前泊勤さん(池間島)・与那覇有羽さん(与那国島)・松竹昇助(竹富島)

こちらは、池間島の「アンディ」。アダナス(アダンの気根)を裂いて作る、海で獲った獲物の貝や海などを入れたり、畑で収穫した芋を入れて海で洗う時に使います。

現在、アダナスのアンディを作れるのは、前泊勤さんだけだそうです。

準備時間なのに、皆さん興味津々でスタートが待ちきれません。理事長の前泊さんからは、「まだ始まってないので皆さん手を止めてくださーい」と待ったの合図が入るほど盛り上がってしまいました。

ワークショップに参加するといつもわかるのは、手業に興味をもっている方々がたくさんいることです。今回も、ワークショップの講師は大忙しでした。普段、自分でアダンなどを使って物づくりをされている方も多く、お互いにコツなど情報交換し合っているのが印象的でした。

 

NPOいけまの理事長も竹富島のウマ作りに挑戦。

 

与那国島の與那覇さんは、小さいゴザ編みを教えてくれました。

 

飛び入り参加で、読谷村の(私設)沖縄草玩具館をされている新崎さんは、池間島の元気なお母さんたちに囲まれて草玩具作りで盛り上がっていました。

 

池間島の前泊勤さんによる、アダナスのフダミ(草鞋)作り。サンゴ礁の海を歩くための草鞋なので丈夫であることが重要。なので材料は、アダン葉ではなくアダナスだそうです。使用目的によって、工夫していることがよくわかります。

アダンサミット終了後のお疲れ様会では、尽きることなくアダンや地域でのお話が繰り広げられました。竹富島からのメンバーは口を揃えて楽しかった―と言っていました。
アダンサミットを機会に出会えた方々と今後も交流を続けていきたいと強く思いました。

池間島のみなさんありがとうございました!

琉球弧アダンサミット in 池間島 2日目 第1部

8月6日 晴れ

朝食後、民泊の宿ではアダンサミットを待たずにワークショップが始まります。参加者が集まると必ずアダン話で盛り上がります、さすがアダンサミットです。何処からともなくアダンの葉が現れました。

第1部 アダンを語ろう
「アダンが好きな人々」盛口満さん(沖縄大学・博物学)
「歴史に刻まれるアダン」三輪大介さん(NPOいけま・経済学)
「南太平洋のパンダナス文化」竹川大介さん(北九州大学・人類学)木下靖子さん(NPOいけま・人類学)
「絵画と文学にみるタコノキ科」渡久地健さん(琉球大学・地理学)
「オカヤドカリからアダンへ」当山昌直さん(生物文化研究)

生物学、経済学、人類学、海洋民俗学・・・等の専門分野を切り口にアダンのお話を聞くことが出来ました。しかし、皆さんその専門の枠を超え、沖縄の各地で聞き取り調査研究をされていて、島々ではアダンを暮らしの中で活用していたことがよく分かりました。
アダンと暮らし、そして暮らしで利用する資源の自然環境を荒らすことなく、永続的に活用するための知恵を、島の先輩方が持っているのはどの地域も同じです。島の祖先が行ってきた暮らしの知恵を聞きだし残していく動きは特に大切な活動なのはどの研究分野でも一緒でした。

同じアダンでも種類はいくつかあるようで、地域ごとに材料の柔らかさなどが違うのがわかりました。バヌアツの小さな島フツナ島のアダンのかごは、とても柔らかい感じで細かい細工です。縁の部分の細かい編み目を見れば誰が編んだか分かるそうで、編み手が自分のオリジナルの細工を持っており、著作権があるそうです。

第一部終了後、竹富島のメンバーは恩納村の仲西さんに聞きたいことが沢山。
竹富島のヤドカリやヤシガニの話から沿岸部分のアダンの様子。日頃疑問に思っていることを質問していました。

(2日目 第2部へ続く)

琉球弧アダンサミット in 池間島 1日目 第2部

琉球弧アダンサミット 1日目(8/5)
第2部は、アダン料理ワークショップ

池間島のオカアター(お母さんたち)がアダン料理を教えてくれます。

  

まずはじめにびっくりしたのが、アダンの実を食べるということ。
竹富島では、今のところアダンの実を食べるという話は聞いたことがなかったからです。
アダンの実はヤシガニが食べる話しか知りませんでした。

実の一つひとつ外れる部分「分果」の部分を池間島では「ツガキ」と呼んでいて、子どもたちはこれをしゃぶって甘みを楽しみおやつとしていたそうです。外した後の芯の部分は「バス」といって、この部分をスライスしてなまり節と一緒に炒め煮にしたものを教えていただきました。
竹の子のような食感で、目から鱗でした。

 

食べ物はやはり盛り上がります。
参加者はオカアターへたくさん質問していました。

こちらは、アダン葉の根元部分。この白い部分あたりからおなじみのアダンの新芽を採ります。

 

アダンの新芽では、煮物と天ぷらのワークショップ。

 

屋外では、ツガキを燃料にしカツオのカマとタコの燻製焼きのワークショップ。乾燥させたツガキを燃料にして焼きます。
ワークショップに引き続いて、交流会へ突入。

池間島のお料理を用意してくれました。シャコガイに盛り付けられたカツオの刺身、黒大豆の赤飯、池間島の名物料理「ンスゥニーワー」(大きく切った豚肉に味付けは味噌、豚の水分と油だけで煮込む、お祝いには欠かせない料理)・・・本当においしいお料理を用意していただきました。写真を撮り忘れたことを後悔しています。

最後に、宮古のクイチャーを教えていただきました。

一日目終了。
竹富島と与那国島のメンバーで宿へ向いました。

琉球弧アダンサミット in 池間島 1日目 第1部

8/5・6の二日間で開催された「琉球弧アダンサミットin池間島」へ参加してきました。
小規模多機能型施設の研修視察で、竹富島 命果報ぬ会が2016年3月池間島の介護施設「きゅ~ぬふから舎」を訪れた時からのつながりで声をかけていただきました。

民具づくりを行う「竹富島 クージの会」の3名と一緒に宮古島へ降り立ちました。
空港には、NPO法人いけま福祉支援センターの理事長 前泊博美さんがお迎えに来てくれていました。
池間島へ到着するまで、再会の喜びで話が尽きることなく元気いっぱいの車中。

宮古島から、世渡橋とそれに続く池間大橋を渡って池間島へ行きます。
遠くに見えるのは、西平安名岬の風力発電です。

アダンサミットの会場「池間島離島振興総合センター」へ到着。
用意されている池間島のアダンを囲んで、アダンサミットはまだ始まってませんがアダン談義で盛りあがり、またまた話が尽きません。

 

竹富島から持ってきた、ワークショップの材料を前に、アダンを採ってからどのように材料を準備するのかなどなど質問が飛び交います。
池間島の背丈より長い立派なアダン葉に、竹富島のメンバーは目をキラキラさせていました。

民具の作りの名人 松竹昇助さんは池間島でも有名人。色々な方が話しかけてきます。
手前の民具は、与那国島の與那覇有羽さんが作ったもので、素材はクバ。

 

14:00よりアダンサミットがスタート。
第1部は、島々からの報告として、
仲西美佐子さん(恩納村)、山里節子さん(石垣島)、儀間律子さんとオカアター(池間島)、池間小中学生から発表がありました。
島の暮らしにはいつもあった「アダン」をテーマそれぞれの活動現場からの発表です。

海のサンゴが島を守っています。
島の沿岸部分ではアダンが守っています。
護岸工事で高い壁を作っても、護岸にうち当った塩水が、護岸の壁にうち当たり垂直に吹き上がる風と壁の上の吹き抜ける風に乗り陸の畑へ降り注ぎ、畑は塩水で焼けてしまうそうです。
沿岸のアダンは、塩水を受け止め優しくそれを海に帰してくれており、畑を守ってくれるそうです。
沿岸をアダンが優しく守っているから、ヤドカリやヤシガニなどが生きていくことが出きます。
幼生を産みに海へ行くヤドカリは、陸に戻ってくるときコンクリートの壁を登れません。砂浜からてくてく歩いて陸に戻って来るのです。
潮風が当たり栄養分が少ない島の周囲の砂地にアダンは茂ります。
このアダンがあるから、その背後にヤラボやユウナなどが育つことが出来きることがわかりました。
池間島では枯れたアダンの葉を燃料として活用していたそうです。池間島おばあちゃんたちは、若いころアダンがたくさん生えているアダンニーという場所へ行き大きな束を頭にのせて運んだ経験を教えてくれました。
(第2部へ続く)

JICA研修員の来島

毎年恒例となった、
JICA研修員の竹富島における持続可能な観光開発の研修。
今年度は「素足で感じる竹富島」は実施せず、
クージの会のメンバーにご協力をいただき、
民具づくり体験での引き受けとなりました。

今回来島されたのは、
ソロモン諸島、マーシャル諸島、パラオ
セントヴィンセント・グレナディーン、タンザニアの国々の皆さん。

9時15分の来島後、直ちに月桃のゴザづくりに励みます。
講習時間は12時30分までとしていましたが、
皆さんの“手わざ”の速さがキラリと光りました。
お見事です!

残りの時間は、それぞれのお国自慢と、
竹富島の豊年祭についてのご紹介と、民具づくりの楽しさを語り合いました。
今日の体験によって、
ご自身の母国での観光開発に一役買ってくれることを期待いたします。

シカイト ミーハイユー

(ta)