月別アーカイブ: 2015年10月

波照間島 よろず市

夏の暑い暑いある日、波照間島からのお客様が訪ねていらっしゃいました。
「竹富島の民具の数々を波照間島までお持ちいただけませんか?」と・・・。
話を聞いてみると11/21に波照間島で「よろず市」を計画しているということ。

「「歳を取っているから何もできない」ではなく、「歳を重ねているからこそできる事がある。」そこに焦点を当てながら、人とのつながり、人付き合い、その力を発揮できる場所、新たな出会いの場所創り、そして皆さんと知恵を絞りながら、出来上がった商品の数々、そこには皆さんの様々な願い、祈りが込められています。皆さんと共にこの輪をもっと大きな輪にしていけたらと思っています。」

という熱いメッセージをいただきました。
そこで、竹富島で民具づくりに精をだしている方々に呼びかけましたところ快くOKの返事をいただきました。
竹富島からも数名の方が民具を持って旅立ってくれます。
全国の高齢者もこの日のために波照間島に自慢の手土産を引っ提げて集まってくれるということです。
素敵な市になること間違いありません。
お時間やタイミングが合う方は波照間島で会いましょう!!

https://www.facebook.com/events/740937156036717/

 

飯田泰彦さん「仲原善忠賞」受賞おめでとうございます!

元NPOたきどぅん職員で、現NPOたきどぅん会員で監査役を務める
飯田泰彦さんが、
沖縄文化協会が創設した沖縄文化協会賞「仲原善忠賞」を受賞されました。

昭和23(1948)年沖縄文化の研究団体として、
比嘉春潮、仲原善忠、東恩納寛惇、金城朝永らの蒼々たる面々によって
東京で設立されたのが沖縄文化協会。
沖縄学の精神を受けつぎ発展させるため、
若い有望な研究者を育てることを目的として制定したのが
「比嘉春潮賞」(歴史・民俗選考)
「仲原善忠賞」(文学・芸能選考)
「金城朝永賞」(言語学選考)
の沖縄文化協会賞三賞です。

飯田泰彦さんが受賞の対象となったのは、
2004年発刊の『沖縄文化』98号(2004年)に掲載されている
「狂言『畑屋の願い』に関する考察」が高く評価されたほか、
八重山探検隊の活動を通じて地域への貢献が認められたとのことです。

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今年3月に発刊された『八重山探検隊レポート集』には、
八重山地方の地域学習への貢献が期待されています。

種子取祭二日目、仲筋村の奉納芸能である「畑屋の願い」。
沖縄の組踊りの演目のひとつである「花売りの縁」との繋がりを示唆した
先行研究をベースに、竹富島で奉納し続けることにより、
竹富島独自の芸能として昇華されていることを考察しています。

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「畑屋の願い」(2014年11月16日 アトゥブドゥイ 撮影:大塚勝久写真事務所)

竹富島にゆかりがある「仲原善忠賞」受賞者は、
狩俣恵一沖縄国際大学副学長と飯田泰彦さんと、
いずれもNPOたきどぅんに深いかかわりがあるお二人。

私たちNPOたきどぅんにとっても大変誇らしい飯田泰彦さんの受賞です。
飯田泰彦さん、おめでとうございます!

(ta)

平成27年度 竹富島種子取祭の日程

平成27年度 竹富島 種子取祭の日程

● 9月20日 (旧暦8月8日) ユーンカイ (世迎い)
竹富島にニライカナイの国から神々によって、
種もみがもたらされる神事が行われる。
● 9月20日 (つちのと ゐ) シチマツリ (節祭)
古代の正月といわれる。新しい季節を迎えたことを神々に祈り、
作物を育む大地と命の水(井戸)に感謝する神事。
古来より節祭から49日目の「つちのえね」の日を
祭日とする種子取祭に入るとされている。
本年は、11月8日が“つちのえね”の日にあたり、その日に種子を蒔く。
それより4日前の“きのえさる”の日から種子取祭の日程に入るとされている。

1. 11月4日 (きのえ さる)種子取祭初日
初日はトゥルッキと称し、祭の計画手配を行う。
玻座間、仲筋の両地区の長者(ホンジャー)
の前で無事に奉納芸能が尽くせるようにと祈願する

2. 11月5,6,7日

種子取祭の諸準備。狂言、舞踊の稽古に充てる

3. 11月8日 (つちのえ ね)
神司はそれぞれの御嶽にてタナドゥイのウッカイ(ご案内)
を行ったのち公民館役員と合流して玻座間御嶽、世持御嶽、
清明御嶽、根原家などを廻り種子取祭の願いを行なう。
男生産人(16歳~69歳迄)は、
早朝から幕舎張りなどの奉納芸能の舞台を設営する。
出欠を取り、理由もなく出役しない者には過怠金を科す。
各家では種まき。主婦はイイヤチ(飯初)作り。

4. 11月9日 (つちのと うし)
ンガソージといって、
前日に蒔かれた種子がしっかりと土につくように、
精進を尽くす日とされる。
家主がブママンガン・ブナルンガン(姉や叔母を神とすること)
を招いてイイヤチ戴みの儀式などもある。
また、この日はフクミといい芸能の稽古の総仕上げの日。
夜には公民館役員、石垣・沖縄・東京の各郷友会長などが
ブドゥイドゥン・狂言ドゥンを訪ねて挨拶し激励する。
(午後6時頃、竹富公民館主催の種子取祭に関する講話がまちなみ館で開催)

5. 11月10日 (かのえ とら)
バルヒル願いの日、奉納芸能初日
 ● 早朝
  彌勒奉安殿には公民館役員、有志、三郷友会長などが弥勒興しの祈願
  玻座間御嶽では神司たちの祈願
  その後、両者は世持御嶽で合流し、バルヒルの願い、イバン取りの儀式がある。
  場所を奉納芸能の舞台に移して、乾鯛の儀式が行われる。
 ● 玻座間村西地区の主事宅へ参詣
 ● 世持御嶽へもどる
 ● 庭の芸能を奉納
  棒術、太鼓、マミドー、ジッチュ、マサカイ、
  祝種子取、腕棒、馬乗者の順で行われる。
 ● 玻座間村の舞台の奉納芸能が行われる。
  その順序は、玻座間長者、弥勒、鍛冶工、組頭、世持、世曳狂言など。
  曽我兄弟で初日の芸能は終了
 ● イバン(九年母)戴みの儀式がある
  それから世乞い(ユークイ)が始まる。
  ユークイは、種子取祭を統一した根原金殿をまつる根原屋から始まり、
  その後三集落に別れてユークイが深夜まで行なわれる。
 ・東集落 宇根屋、與那国屋、神司家、顧問家、各家を回り最後は宇根屋。
 ・西集落 神司家、玻座間長者家、公民館長家など各家を回る。
 ・仲筋村 神司家、仲筋長者家、各家を回り最後は顧問家。
 ● 石垣への船の臨時便あり(予定)

6.11月11日 (かのと う)
  早朝、三集落のユークイの一団は、根原家で一つになってユークイ留めを行なう。
 ● 世持御嶽へ。イバン返上を行ないユークイは総て終了。
  二日目のムイムイの願い。幸本フシンガーラの願い日とされ、
  それを祝して仲筋村のシドゥリャニが奉納され、
  前日同様の乾鯛の儀式が行われる。
  その後、玻座間村東地区の主事宅へ参詣の儀式。
  その後世持御嶽へもどる。
 ● 庭の奉納芸能(前日と同じ)がある。
 ● 仲筋村の舞台の奉納芸能が終日行なわれる。
  別途奉納芸能演目がある。
  仲筋村長者、弥勒、御主前狂言、種子蒔狂言、天人狂言
  などがあり、最後は鬼捕りで奉納芸能は終了
 ● 芸能の奉納はすべて終了
 ● 石垣行臨時船便あり(予定)
  種子取祭首尾方の御礼(世持御嶽、彌勒奉安殿)を行う。

7.11月12日 (みずのえ たつ)
  男生産人は、早朝から幕舎片付け、経理係は祭の精算に取り組む。

  朝 竹富公民館で公民館役員・有志と三郷友会幹部との懇談会。
  午後からは支払議会を開催し、種子取祭の日程は総て終了する。
   
8.11月13日 (みずのと み)
  種子取祭物忌(タナドゥイムヌン)。現在は省略している。

種子取祭Tシャツ2015

今年の種子取祭が近づいてきました。
島では奉納芸能の稽古が既に始まっています。

かりゆし館では、特設コーナーを設けて、
種子取祭に関する書籍や写真集を紹介しています。
「種子取祭ってなんだろう?」と、ちょっと興味がある方に手に取っていただきたい入門編の『竹富島文庫 種子取祭』から、
「あの素敵な歌をもう少し知りたい。」「狂言で聞いたセリフの意味は何だろう?」と思った方へお薦めの専門書や、これまでの種子取祭を写し取った写真集などを取り扱っております。

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そして、目玉は種子取祭記念のTシャツ2015年版です。
島民にもご来島のお客様にも毎年人気のTシャツ。

今年のTシャツはというと・・・
仲筋集落が奉納する”サングルロ”をモチーフにしました。
昨年同様、庭の日などで、消しゴムハンコの講師としてお世話になっているサガエキヨコさん製作です。

背中側
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胸のマーク:船を表すカイダー文字
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竹富島港かりゆし館へ是非おこしください。