月別アーカイブ: 2014年9月

ボウシクマー(帽子を編む人)

9/10~12の3日間、アダン葉帽子制作を習得しようと竹富町の有志を募り集中講座を開催しました。
講師は、沖縄本島から糸数弓子さんをお迎えし、アダン取りから始めました。
今回は材料取りとあむ最初の準備。
初歩の初歩。
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しかし、すでに降参の方もチラホラ。
参加者のほとんどは腕に覚えありの手わざをやられている方がた。
最初、糸数さんのほうから「下手に手を出さないほうが・・・」との言葉をいただきました。
しかし、一人でもこの技を残したいと懇願し、わざわざ足を運んでいただきました
そのため、こちらも人選をさせていただき、これぞという方に集まっていただきました。
その結果、「あがやー」の連呼と悲鳴と疲労が・・・。
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しかし、なんとかついて行きます!
みなさん、本当に頑張ってくれました(涙)。
来月の先生の再来島まで宿題をこなさなければなりません。
手を出してしまった以上、竹富町に一人でも、昔のアダン葉帽子が復活してくれることを望みます。
みなさん、がんばりましょうね!

民具づくり教室

第199回民具づくり教室を開催しました。

本日は、ドラばちを作ります。
簡単なようで簡単でない。
このような道具こそ基本の動作が集約されています。

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藁を間引ききれいにし、縄をなう
基本中の基本ですね。

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それぞれ、MYドラばちを片手にドラを鳴らしてみました。
いい音にみなさん嬉しそう。

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かなり固く仕上げますので、肩たたきにもなるようです(笑)
みなさん、お疲れ様でした!

十五夜祭

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旧暦の8月15日の9月8日は中秋の名月。
暦のもっとも早い十五夜だそうです。
竹富島でも、祭事として十五夜祭を行います。
夜にお月見をするだけではなく、夕方から3集落の旗頭を出し、棒術の演舞を披露し、
福の神から種子をいただき、綱引きします。

全国でも十五夜のお祭りをする地域は多いようです。
綱引きもこの日にするところもおおいとか。
十五夜は農耕の祭りとしてあり、対象作物は、芋、小豆など。
そして、綱引きも行われている地域もあります。
綱引きは、その年の豊作を占う儀式とされているようです。
そうみると竹富島でも共通点は多し。
芋を飾り、小豆の付いた餅を食します。
そして綱引きをします。

現代において、同じ日に、同じ目的で全国で祭り事が行われることに感謝さえ覚えます。

世迎い(ユーンカイ)

旧暦の8月8日(新暦9月1日)

竹富島では、ニライカナイから穀物の種子を運んでくる神様をコンドイ浜の近くのニーランで

お迎えし、五穀豊穣の祈願をするユーンカイ(世迎い)の神事が執り行われました。

早朝、竹富公民館執行部ならびに神司は、

西桟橋とコンドイ浜の中間に据えられたニーラン神石の前に

供物(三合米、御酒、真塩)を捧げ「トンチャー」を謡います。

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幸本御嶽へと参拝し、クックバー(小底場)と呼ばれる小高い丘へ上がります。

そこで改めて「トンチャー」を謡い、

仲筋井戸前にて玻座間(東西)集落住民の歓迎を受け

西塘御嶽前でガーリ(乱舞)を行いました。

さて、ニーランで受け取った種子はどうするのか・・・。

次の祭事、シチマツリで大地と井戸水を清め、タナドゥイで蒔きます。

結願祭

一年の願いを解き、感謝のまつり結願祭。
旧暦8月第一“みずのえ”“みずのと”の日を願日と定めて執り行われるます。

8月29日・30日の二日間にわたって行われました。

8月29日は神司による清明御嶽・幸本御嶽・西塘御嶽の夜籠りから始まります。

翌朝、8月30日 神司・執行部・有志による参拝は、

早朝(6時ごろ)彌勒奉安殿からはじまり、全部で23の供物を用意します。

~ 8月30日の参拝 ~

01 彌勒奉安殿 (1供物・與那國屋当主・大山屋当主・執行部・有志 供物をいただく)

02 玻座間御嶽 (1供物・供物は下げ、幸本御嶽でいただく)

03 世持御嶽  (2供物・供物は下げ、幸本御嶽でいただく)

04 仲筋御嶽  (1供物・供物は下げ、幸本御嶽でいただく)

05 幸本御嶽  (2供物・供物をいただく)

06 国仲御嶽  (1供物・供物は下げ、清明御嶽でいただく)

08 久間原御嶽 (1供物・供物は下げ、清明御嶽でいただく)

09 花城御嶽  (1供物・供物は下げ、清明御嶽でいただく)

10 波利若御嶽 (1供物・供物は下げ、清明御嶽でいただく)

11 西塘御嶽  (2供物・供物をいただく)

12 清明御嶽  (2供物・供物をいただく 有志の参拝終了)

13 美崎御嶽  (1供物・玻座間御嶽・波利若御嶽神司)

14 親泊御嶽  (1供物・玻座間御嶽・波利若御嶽神司)

15 ニーラン  (2供物・仲筋御嶽・幸本御嶽神司)

16 東美崎御嶽 (1供物・久間原御嶽・花城御嶽神司)

17 西美崎御嶽 (1供物・生盛屋当主)

18 真知御嶽  (1供物・久間原御嶽・花城御嶽神司)

19 根原屋   (1供物・神司・執行部)

19の参拝が終了したのち、

午後より清明御嶽にて奉納芸能が執り行われます。

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芋堀狂言の途中から降雨がありましたが、

演者の皆さんは気に留めることなく見事な芸能を奉納されていました。

雨量が例年に比べ少ない八重山地方。

恐らく世果報雨であったことでしょう。